アーサー・コナン・ドイル No.27◇毒ガス帯◇ | 星よりも大きく、星よりも多くの本を収納する本棚

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9年間の海外古典ミステリ読破に終止符を打ちました。

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未知の冒険、領域へ!チャレンジャー教授の冒険!

 

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◇毒ガス帯◇ -The Poison Belt,When the World Screamed,The Disintegration Machine-
アーサー・コナン・ドイル 龍口 直太朗 訳
 
 
太陽スペクトルのなかに現われたフランホーファー線のくもりを見て、地球が有毒エーテル帯に突っ込むことを予言したチャレンジャー教授は、人類絶滅の最後の瞬間を見届けようと、三人の仲間とともに酸素ボンベを用意し、自らも死の覚悟を固めたのだが……!? 巨匠ドイルが「地球最後の日」というテーマに取り組んだSFの古典。「地球の悲鳴」「分解機」の二短編を併載した。
 
 
 
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「毒ガス帯」です(・∀・)
二ヶ月ぶりにチャレンジャー教授とマローン君が登場!
果たして次の冒険は……!?
 
 
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1.毒ガス帯
  (The Poison Belt)
  ……「失われた世界」の冒険からしばらくしてチャレンジャー教授からの手紙を受け取ったマローン。そこには酸素ボンベを持ってくるように指示されていて……!?
 
 
2.地球の悲鳴
  (When the World Screamed)
  ……アルトワ式掘り抜き井戸の専門家ピアレス・ジョーンズはその知識をかわれてチャレンジャー教授に呼ばれた。果たして彼の狙いはとある道具を使って地球に悲鳴をあげさせることだった!?
 
 
3.分断機
  (The Disintegration Machine)
  ……チャレンジャー教授とマローンはあらゆる物質を分断し、分子または原子の状態に帰する機械を発明した発明家のところに会いに行くが!?

 

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SFを書く人なら誰でも一度はこの「地球最後の日」をテーマに書きたいと思うもの。
 
 
表題作の「毒ガス帯」はまさにそれをテーマにしたもので、
人類と世界が次々に混乱、混迷、滅亡に向かう様が克明に描かれ、
生きているのが自分たちだけ。という極限状態を溢れる緊張感で描いています。
 
 
読んでいてドキドキしました((゚m゚;))


 

そしてこの本は
SFを知る上で読んで損しないと断言します!
 
 
「毒ガス帯」でした(・∀・)/
コナン・ドイル祭も締めくくりは「霧の国」!
そしてあと4冊でコナン・ドイルを読み終えてしまうことにいま気付きました……(°д°;)