ウィリアム・ブレイク『無垢の予兆』 | 星よりも大きく、星よりも多くの本を収納する本棚

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9年間の海外古典ミステリ読破に終止符を打ちました。

これからは国内外の多々ジャンルに飛び込みます。




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夜ごと朝ごと
Every night and every morn.



みじめに生れつく人もいれば、
Some to misery are born,


朝ごと夜ごと、
Every morn and every night,


甘やかな喜びに生れつく人もいる
Some are born to sweet delight.


甘やかな喜びに生れつく人もいれば、
Some are born to sweet delight,


終りなき夜に生れつく人もいる
Some are born to Endess night.


ーーーウィリアム・ブレイク『無垢の予兆』より。




No.95 ◇終りなき夜に生れつく◇の由来になった詩です。
出展はピカリング草稿から。


訳によっては「罪なき者の予言」、「天真のト徴」となっていることがあります。


この詩はほんの一部で実際はもっと長いものです。
全部を引用してもいいのですが、それはかなり面倒……orz←ちょっと待て


ウィリアム・ブレイク(1757~1827)はイギリスではかなり有名で、予言書『ミルトン』の序詞が聖歌『エルサレム』となってイングランドの事実上の国歌になったり、それがロンドンオリンピックの開会式のパフォーマンスになったりしています。すごいですね∑ヾ( ̄0 ̄;ノ!


彼は画家としても有名で、晩年はダンテの『神曲』に心酔しその挿絵も手がけたそうです(・∀・)


少ししか読みませんでしたが、心に響く言葉が多いので詳しく読んでみようと思います(^_^)