100歳だった母方の祖父が亡くなりお葬式に行きました。
祖母が亡くなって3年間、とても寂しいと言っていて
天国で会うことができたんだと思います。
100年の間命いっぱい生き抜いてお疲れ様でした。
元気で会話もできて1人で歩けて畑仕事もしていたという奇跡の100歳でした。
命を繋いでくれてありがとうと感謝の気持ちでお見送りしました。
お葬式は、長らく会っていない親族と久しぶりに会える時間でもありました。
県外に住んでる弟にも会えました。
まだ写真でしか見たことがない可愛すぎる姪っ子にも会えました♡
おじいちゃんがつくってくれた再会の時間になりました。
お盆休みに会いに行こうと思って忙しくていけませんでした。
それだけが後悔です。
会おうと思った時に会いに行く。
これから胸にきざんで生きていきます。
住職さんが
今を大切に生きてくださいと伝えて下さいました。
そして亡くなったおじいさんのことを10秒でも20秒でも想いをはせる時間をつくって下さいと言われました。
お葬式が終わった後に妹が教えてくれました。
お盆休みに父方の祖父の家の掃除を手伝いに行ったそうです。
今は誰も住んでおらず、時々両親が掃除をしに行っています。
父方の祖父は、10年前に亡くなっています。
何回も掃除しているはずなのにある場所が目につきました。
そこに棚があり箱が入っていて中を開けてみると祖父の手帳が出てきました。
いろんなメモが残っていたようでした。
その中に息子である父と嫁である母にあてたメッセージが残っていました。
『二度とやり直しのできない人生
悔いのない一生を
大いにはばたけ政美よ 智恵子よ
祈る 父 母
学 貞江』
政美とは父で智恵子とは母のことです。
学と貞江は、祖父と祖母です。
書いたのは、私が生まれる前か生まれた後くらいとのことで40年以上前です。
妹が見つけて父に渡すと見たことがなかったらしく感動していました。
父方の祖父は、物静かで多くを語らない人でした。
こんな事を想い、名刺の裏に書きとめていました。
40年以上たち、その想いが父に届いたのです。
父と母に向けられたこの想いは、エネルギーとしてちゃんと父に伝わっていたのだと思うのです。
そんな祖父の気持ちは、父と母に伝わり、そして私たちにも伝わっていたのだと感じました。
親の思いは子供に届きます。
子供に届けば、そのまた子供にも届きます。
こうやってどんどん想いが繋がっていくのです。
母方の祖父が亡くなり、そのタイミングで父方の祖父の想いを聞くことになったのは偶然ではないと思いました。
最後に祈ると書かれてあるのです。
その言葉に祖父の思いの強さが伝わってきます。
父と母は知らなかったけど祈られてきたのです。
このメッセージを見つけたのは、父方の祖父のお見舞いに一番行っていた妹でした。
きっと縁が深かった妹に見つけてほしかったんですね。
祖父が今、この時に両親と私たちに伝えたかったことだと確信しています。
死を越えて届けられた大切なメッセージです。
この言葉は今の私にぴったりなものでした。
悔いのないように生きること。
そして今から第二の人生が始まり羽ばたこうと決めていました。
おじいちゃん、ありがとう、これでいいんだね。
後押しされている気持ちになりました。
私たちも父も母も愛されて生きてきたことが分かりました。
祖父も両親や周りの人から愛されていたからこんなメッセージを託せたのです。
何も分からなかった若い頃は、何で理解してくれないんだろうと両親に対して思っていた時期もありました。
だけど目に見えないところで確かに愛の循環は起こっていました。
見えなかったものがはっきりと形になって見えました。
写真は、母方の祖父のお葬式の時に久しぶりにきょうだいが集まって撮りました。
末っ子の妹が体調不良で来ることができなかったのでチャーミングな三女が末っ子を付け加えてくれました。
私は5人きょうだいの長女です。
女4人に男1人。
女子は顔が似すぎてみんなに間違われてしまうくらい𐤔𐤔
問題!私はどれでしょうか?
最後に、、、祖父からのメッセージはこれを見ている皆さんへのメッセージでもあると思います。
ピンときた方は受け取って下さいね(* ᴗ͈ˬᴗ͈)”♡
1度きりの人生、悔いのないよう、自由にやりたい事をして羽ばたいていきましょう。