HSPの人は、いかに自分のご機嫌をとれるかということに命がかかっていると思って過ごした方がいいなと感じています。
命がかかるといういっけん大袈裟な表現だなと思うようなことを言ったのは、それくらい思ってないとHSPの人は動けないからです。
これは、HSPである私の実体験から感じています。
自分のご機嫌を自分でとれなくなってしまうとHSPの人は、本当に生きずらくとても辛く我慢ばかりの人生を送るようになってしまいます。
大袈裟ではなく実際に死にたいくらい辛い思いをしているHSPの方がいると思っています。
昔からカウンセラーの方に自分のご機嫌をとってねと何度も何度も言われてきました。
そしてここからがHSPあるあるだと思いますが、
最初の頃は、自分の好きなようにしてしまうとワガママになってしまい人に迷惑をかけるから自分の好きなように生きるとか、もっともっとワガママになっていい、という本当の意味が理解できずにいたのです。
今は、自分のご機嫌を取り続けることをしています。
ワガママになってみることもやっています。
それができるまで、周囲の理解を得て、本当の自分の気持ちを知り、説明する所まで、本当に大変でした。
↑実は、これができないと何も始まらず、ここが一番大変かもしれません。
ご飯を作らないとか、1日中家事も何もしないとか
お金を使って会いたい人に会うとか、カウンセリングを受けたい時に受けるとか。
やっていく中で、旦那さんが体調が悪いから作らないと決めていたご飯を作ってみたりと、状況を見ながらできることをしています。
実は、周りの人が普通にやっているように見える家事や日常生活が自分にとって物凄く負担だったと理解できたらみなさんならどうしますか?
周りがやってるんだから、家族の為なんだからとやっていたことが、実は自分のエネルギーを何倍も使わないとできないことだったらどうしますか?
私は、そんな自分に気づき周りに説明と理解を求めるようになりました。
主に旦那さんです。
周りの人ができているように見えても、自分は何倍も頑張らないとできない。
これはもう個性。
できないことを無理にする必要はなく、どうやったら自分が無理なく生活できるかを考えていこう。
その為には自分のことを知らないといけません。
どんなことなら楽にできるのか?
どんな方法ならエネルギーをあまり使わずにできるのか?
それらを知る為に自分のご機嫌をとるのです。
自分の快(楽なこと)を知る為にご機嫌をとるのです。
それが分かれば疲れ果ててしまう前に対策がとれます。
ワガママをやりすぎちゃってもいいと思うんです。
これを言えるのは、今までずっと我慢してきた人だけですよ。
ワガママを言う経験をさせてあげること。
大丈夫。
今までワガママ言うことに慣れてないから、1回おおきなワガママを貫き通したらあとはスッキリしていたり、こういうことか!と分かったりします。
実は、私もこれをやったんです。
何をやったと思います?
妊娠8ヶ月の時にディズニーランドに行きたいと行って家族で行ってきました。
もちろん病院に確認して行ってきました。
今までならありえないことで、私の中でワガママの部類に入る行動でした。
え?ディズニーランドへ行っただけでワガママなの?って思われるかもしれません。
私の中の前提は、旅行はお金を貯めて計画して行くもの。
お金がないから旅行も行けないし、難しいもの。
っていうのがあり、旦那さんがそんな考え方だったのです。
パートナーの考え方に染まっていました。
これも一種のHSPあるあるですね。
同化できてしまうんですよね、近くにいる人に。
特に自分の気持ちを押し殺してきてしまった人の特徴です。
本当は、行き当たりばったりの性格なのに。
ここまで計画的ではないのに。
行きたい!と言って、最初はハウステンボスだったのを(旦那さんがディズニーランドよりもゆっくりできるからそっちがいいだろうということで決まってしまいました)手付金を払ったのに
私はディズニーランドへ行きたいんだ!
ハウステンボスなんて行きたくないんだ!!
と押し通し(笑)
1万円払ってまで変更しました。
そう、ハウステンボスの方がいいと言ったのは旦那さんで私は、そう思ってなかった。
でも、妊娠中だし、確かに人ごみ大変だしそうした方がいいよねってハウステンボスにしたんですが、いや、まてよ??何か違うんじゃない!?
と喧嘩してまで押し通しました。
結果、やっぱり人ごみで大変で乗り物も乗れなかったけど、自分の思いを通すことができたというだけで行って良かったと思えました。
すごくスッキリしました。
そうか、私は今までこうやってずっと人に合わせて生きてきたのか。
行きたくないのに行って、会いたくないのに会って、それが最善だと思い込み、笑顔でずっと笑ってた。
笑顔の仮面をずっとつけていただけだったんだ。
本当にやりたいことを見つけて、話して、行く気になり行動に移し、途中で自分とは違う意見もあったけど、本当に行きたかった場所へ行けたのです。
実際は、旦那さんの言う通りでハウステンボスの方がゆっくりできて良かったのかもしれません。
でも、自分の思いを知り変えずに行動できたこと
が私にとって何よりも嬉しいことで、自分を知ることになりました。
本当に心が敏感で繊細なHSPの方は知らないでしょう。
HSPじゃない人達は、こんなこと普通にやってるんですよ。
私は、それを感じました。
ああ、これはきっとHSPじゃない人たちは普通にしていることだって。
だから、HSPの人はワガママになるという経験をしてみてもらいたいと思います。
それくらいで普通なんです。
私は、HSPである自分で人体実験を今もしながらこの春から始めるHSPメンターの活動をまとめています。
HSP、HSSといろんな種類がありますが、
私が本当に伝えていきたいのは、とても繊細で敏感なHSPの人です。
HSP診断などもあり、自分がHSPかどうか分かるようなものもありますが、診断を受けてみて『私、HSPだったー!』
と言っている人の中で、いや、あなたは違うと思うという方もいました。
そんなことを思ってしまったので、自分が本当にやりたいことってなんだろう?と思った時に
HSPでもさらに敏感な部類の方のサポートをしたいという事に気づきました。
HSPでもさらに細かくいろいろと分かれてくるんじゃないかという見解があります。
これは、あくまでも私の見解です。
私がサポートしたい方は声もあげられないHSPの方達です。
自分がHSPじゃないと気づいていない方達。
そしていつも誰かに酷いことを言われやすかったり、自分の意見が言えなくて、人に合わせないといけないと思っている人達。
自分のことが分からない方達。
生きずらく苦しくてどうしたらいいのか分からなくなっている方達。
場面緘黙症は、克服して話せるようになったけど、まだ人と話す時に緊張してどうにもならなくなってしまう方達。
場面緘黙症じゃなくても人と話すことがストレスになってしまうような人たち。
人に酷いこと言われても、バカにされるようなことを言われても、人から攻撃を受けることが怖くて仕方ないから、穏便にすませて自分の心を守るしかないような、そんな繊細な敏感な方を対象としたHSPの方のサポートをしたいと思っています。
自分の心の守り方、生活のしかた、考え方などの知識を伝えていくようなことをしたいと思っています。
3月、4月あたりに詳細をブログにupするので
もしも気になられている方がいらっしゃったらブログをチェックして頂けたらいいなと思っています。
ご縁がある皆さま、どうぞよろしくお願いします。
いつもブログを読んで下さってありがとうございます。
とても励みになって嬉しく思っています。