豪華な食事を1回だけ御馳走しても心は動かない | 想いが伝わる本を書くブログ

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武蔵野デジタル出版社長の牛田肇がモーモーするブログです♪

アイリスオーヤマの前身は
大山健太郎氏が19歳の時に
父の急死で引き継いだ
プラスチック加工工場。

小さな会社でも社員はいた。
決して高い給料ではない。
会社を辞めることもある。

20代の大山氏は、
できるだけ長く働いてもらうため、
社員とよく会話や食事をした。

社員を家に招き、母の手料理を
振る舞ったりもした。

「会社が小さいうちは、
トップの人間的魅力で
社員をまとめるしかない。

取引先との時間より
社員との時間を優先しました」

と大山氏は言う。

「どんな社長だったら、
一緒に頑張りりたいと思うか。

必死に想像しました。

そんな中から分かったのは、

『毎日毎日社員に情をかけること』

情の深さは、接触回数に比例します。

豪華な食事を1回だけ御馳走しても
心は動きません。

何が目的なんだろう。

と身構えるだけです」

(日経トップリーダー 2017.2、経営道、大山健太郎 アイリスオーヤマ)