ハウステンボスの澤田秀雄社長は
ロボットホテル「変なホテル」の
建設にあたって、実験をした。
敷地内に「スマートハウス」という
住宅を建て、
冷暖房の省エネルギー化の実験、
塗料の熱の伝わり方、
照明の人感センサーによる消し忘れ
の防止などをチェックした。
1年にわたる実験の結果、
ロボットによる効率化に気づいた。
そこから、ロボットホテルをつくる
コンセプトが明確になった。
ロボットありきではなかった。
名経営者は、
完成のイメージが先にあって
理由は後付けかと思いがちだが、
意外と理詰めであった。
聞いてみないと分からない
ものである。
(日経トップリーダー 2017.2、変な経営挑戦日記、澤田秀雄 ハウステンボス)