本のタイトルへのこだわり | 想いが伝わる本を書くブログ

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武蔵野デジタル出版社長の牛田肇がモーモーするブログです♪

秦信行教授の

 

『ベンチャーコミュニティを巡って』

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の制作にあたって、
タイトルの
「ベンチャーコミュニティ」の言葉が
あまり知られておらず、
一般的な言葉でのタイトルを
提案した時期があった。

 

通常では、タイトルは、一般語を
用いて表現するのがセオリー。

 

聞き慣れない言葉や造語は、
誤解釈を招く場合がある。

 

タイトルは、誰が見ても
同じ理解になるように作ります。

 

それでも、秦教授は

「ベンチャーは人と人がつながって
成長していくところがあり、
それは、組織やしくみというより

『コミュニティ』

がもっとも表現している」

主張され、

 

『ベンチャーコミュニティを巡って』

 

のタイトルとなった。

 

今、出版に至り、
本文を読んでみると、
タイトルとの一体感をとても感じる。

 

著者の40年に渡るベンチャー活動を
踏まえた
ベンチャーの成長に必要なキーワードが
『コミュニティ』
であったことを、あらためて思う。

 

まだ聞き慣れない
 

『ベンチャーコミュニティ』
 

ではあるが、
著者が伝えたい世界を伝え、
拡めていくのも出版社の役割なのだと
感じた。

 

(牛田肇 武蔵野デジタル出版)