DeNAの南場智子氏は、
テニスの錦織圭選手のファン。
彼の魅力は、インタビューや特集番組
で垣間見ることができる
「抜け感」
だという。
「ストイックなアスリートが多い中、
特別に人を惹きつける何かがある。
老人になっても、彼の周りには
人が集まるはずです」
しかし、そういったものは、
生まれながらに持っているのかも
しれない。
真面目な人に「抜けを作れ」
と言ってもなかなか難しい。
南場氏もマッキンゼー時代に
「南場さんは厳しすぎる。
相手に(部下)に逃げ道を
作ってやるべき」
と指摘されたが、
「嫌だ、逃がしてどうする」
と答えていた。
すると上司は
「ならば言いたいことを言った後、
ニコッと笑ってみては?」
とアドバイスした。
実行すると、なかなか良い感じ。
最後に笑顔を送ることで、
問題が「ひと」でなく、
「こと」であることが伝わる。
(参考:日経associe 2016.02、DNA私の仕事哲学、南場智子 DeNA)