越後の雪ダルマ | 想いが伝わる本を書くブログ

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武蔵野デジタル出版社長の牛田肇がモーモーするブログです♪

日本か生んだバトミントンラケットの
ヨネックス。
新潟県出身の創業者の米山稔氏は
「越後の雪ダルマ」
と言われるほど、
事業の失敗を経てきている。

米山稔氏は、

「戦時中、特攻隊として出征したが、
帰還。母が毎日、自身の帰りを
待ち望んでいた話を聞き、懸命に
働き始めました。

そして、サケマス漁の木製浮きの
事業が当たりました。
従業員も10人ほど。
しかし、数年後、プラスチック製への
対応ができず、倒産の危機に瀕します

そして、バトミントンラケット製造の
下請けを始め、急速に伸びました。
社員も一気に60人程に増えました。

ところが、親会社が突然の倒産で、
3カ月分の売り上げが飛びます
(今の8億円ほど)。
知人にも、銀行にも悟られるわけにも
いきませんでした。

そして、バトミントンラケットの
自社ブランド発売を思いつきます。

「3年後に日本一になる」

と問屋に株を購入してもらいました。

「弱者の論理」で地方から始め、
本当に3年で日本一になりました」

ちょっとやそっとの失敗で
へこたれていてはいけないと
思わせられます。

(経済界 2016.2.9、温故知新、米山稔 ヨネックス)