漫画「テルマエ・ロマエ」の漫画家
ヤマザキマリ氏は、17歳でイタリア
に渡り美術を学び、シリア、
ポルトガル、アメリカなどで生活した
漫画にもその感覚が現れている。
「日本には宗教によるモラルが
ない代わりに、世間体が戒律として
働いている。
見えない教科書にのっとって
皆同じような生き方を選択している。
海外では、
そもそも生き方が多様過ぎて、
世間体が生まれない」
日本では、見えない教科書が
「こうでなければ」
という縛りを生んでいる。
「狭い世界でも生きていける。
もっと自由になれるといい」
という。
(アエラ、小島慶子の幸複論、ヤマザキマリ 漫画家)