かだいとしょ) 校閲ガール/宮木あや子(角川文庫)
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校閲ガール (角川文庫)
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かんそう)
「職業モノ」 X 「女子」、という最近の著作では、あるあるの設定のこの一冊。例を挙げると、「書店ガール」「水族館ガール」と、働く女子系の作品のリリース(文庫化)ラッシュのように。しかしながら、本作品の話に戻るが、悦子(校閲のエツの字が彼女の運命を変えてしまったのだが)が、嫌々に従事していた校閲の仕事を、徐々に、「やっぱり、この仕事にやりがいがある!」と覚えていくのは、職業モノの小説の、主人公の成長への展開に向けてと言う王道、かつ、こういう作品の醍醐味なのかも知れない。特に、どうしようもない威張ったベテラン作家に振り回されるのは、滑稽であり、彼女の、暖かさである。


