#004 幕が上がる/平田オリザ | ほんだな

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本棚から本を引っ張り出して読むように、新たな驚き・発見・喜怒哀楽を得ることができるそんなブログでありたいです。

課題図書 幕が上がる/平田オリザ(講談社文庫)

 

 

 

あらすじ)

 地方の高校演劇部を指導することになった教師が部員達に全国大会を意識させる。他会目標を得た部員達は恋や勉強よりも演劇一筋の日々に。演劇強豪校からの転入生に戸惑い、一つの台詞に葛藤する役者と演出家。彼女たちが到達した最終幕はどんな色模様になるのか。涙と爽快感を呼ぶ青春小説の決定版!

 

かんそうぶん)

 部長・さおりの目線で綴られているのだが、この演劇部を俯瞰できる立場であるから、繊細な後輩(わび助)や、急な転校生(中西さん)を切実に表現することができるのであろう。

 平田オリザさんと言えば、劇作家としてとても有名な方であることは言うまでも無い。が、この主人公達と同じ年の頃には、米国を自転車走行で縦断した経験を有するアドベンチャーで野心家でもある。そんなバイタリティ溢れる青春を送った人物だからこそ、これほどまでにリア充な物語を綴れるのだろう。あと、部活ものでもあり、イイね!

 

かんどう ★★★★

おどろき ★

まなんだ ★★

もう一度 ★★

勧めたい ★★★

 

総合得点 68/100点