「ミヤネ屋」の秘密ー大阪発の報道番組が全国人気になった理由
(春川正明,読売テレビ解説委員長)
フジテレビは、「直撃ライブ!グッディ」(フジテレビ発)。一方、TBS(宮城、鳥取)は、名古屋CBC発の「ゴゴスマ」。この2番組より、遥か前に、人気と定着を置いたのが、
大阪、YTV発の「情報ライブ・ミヤネ屋」。
もう、読売テレビのローカルの夕方番組(「ザ・ワイド」と「NEWSリアルタイム」を繋ぐ番組)、そして、実は、一時期3時間番組だったと知る人は少なくなっただろう。
東京で人気に火がついたのは、日本テレビからの、丸岡いずみキャスターとの2時55分(で、放送を中断する一部地域の系列局の区切り)の宮根さんとの滑稽なやりとりで、それで、「ミヤネ屋」を知るきっかけになった方の方が多数派であろう。
今では、嫌いな司会者ランキングに常連の、宮根誠司さん。実は、朝日放送のアナウンサーで、今は亡き、やしきたかじんさんに才能を見出され、関西で絶大な人気を得た。けれども、そんな大阪の司会者が、関東に受けるだろうか、と、番組も懸念していたが、実は、宮根さんだけでなく、大阪の一番組が全国にウケてやろうとの、独特の大阪人の関東に対する反骨心。
それを、報道番組で成し遂げたのが、約2時間の全国に向けての生放送「ミヤネ屋」。その番組内で、コメンテーターを務める春川正明さんの、この番組の成功の秘訣を解いた一冊。
「ミヤネ屋」、番組の裏側、そして、宮根誠司さんの本性が赤裸々に書かれているし、東京発の報道番組との違いも考察できるし、昼の4大情報番組(ミヤネ屋、グッディ、ゴゴスマ、そして、NHKのごごナマ)の見比べに参考になるかも。

