サントリー1万人の第9、配信観ました! | ほんだな

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12月1日日曜日、15時15分頃から、「サントリー1万人の第9」のネット配信をずっと観てました。途中、怪我中の母親の買い物に同行する為、一部(山崎まさよしさんの「one more chance,one more time」と「僕はここにいる」だけは音声のみ聴いてましたが、この二曲は映像無しの方が、逆に感動しましたね。

第一部のクライマックス、山崎まさよしさんに、松室政哉さんも加わり、1万人の合唱団とのコラボ「セロリ」良かったですね。未だに「SMAP愛」をある私としては、もってこいの曲。

第二部、ベートーベンの交響曲第9番。自宅にて。第4楽章まで通して、スマホにかじりつきでスタンバイ。眼鏡もブルーライトカット用に変えて、部屋も暗くして観ました。

ただ、ネット配信。MBSさんに文句を言いたいのは、昨年のネット配信でもそうだったんですが、合唱部分唄い出しまで、あと●●分とカウントダウン表示をしちゃうのは萎えちゃうなぁ。

あと、Twitterでは、ハッシュタグ付けて呟かなかったけど、霜降り明星の粗品さんの歌詞朗読、あれは、ベートーベン、あれは酷かった。とうてい合格点とは言えない。

第4楽章の途中、合唱隊がスタンダップするとこ、あれが何とも言えないんですよ。個人的第9の聴き方を書こうともったら字数が大変なことになるし、私の第9経験も書き出すとキリがないので割愛。

とにかく終わったあとのBlaboの嵐と、佐渡氏の汗とやり切った感、あれは毎年の暮れの風物詩と感じてます。あと、今年のネット配信は最後の蛍の光合唱まで中継してくれたので、そこはMBSさんありがとうございます。

今回の総括としては、昨年までとは製作陣が違い、完全に、大阪MBSの主導で作られたコンサート。恐らくTBSは介入させずの姿勢。司会もMBSのアナウンサーさん。実際、昨年までの会場司会は羽鳥慎一さんでしたし、ダイジェスト番組も恐らく国分太一さんは不参加。

ただひたすら大阪メインの悪ノリのオンパレード、
みちょぱがゲストは無いだろう。あと、合唱隊に朝日奈央参戦、もバラエティーとしては面白いんだろうけどね。霜降りせいやも、昨夜の「IPPONグランプリ」よりも滑ってました。粗品さんもなぁ。

かつ、事前番組は、MBSの「ちちんぷいぷい」(すみません、エリア外なんで放送は見れないですが)が基幹番組だったので、クラシック知らねえだろうという製作陣とお見受けしました。これはJNNの問題。来年は、東京TBSにも積極的になるようお願いしたい。

ただ、新しい試みとして、団員さんに、どんどんTwitterでハッシュタグを呟いて下さいと呼びかけたこと、そして、今回の1万人の第9をバズらせたい。実際トレンド入りしてましたし、恐らく会場スマホ使用可能の状態だったので、団員さんのツイートが反映された。これは令和元年としてはチャレンジは大成功。

残念な点は、完全なる商業主義。
正直、1万人の合唱団の団員さんは、フェスに居るって感覚だったろうと。中には、団員募集段階で第一部を観たさで応募する人が少なく無いんじゃ無いかな。

ただし、第二部の肝腎要の第9番のオケ、そして、第4楽章の1万人の合唱隊は素晴らしかった。特に、今年は若年層の参加が多かったと映像をみて見受けた。これは心からBlaboだし、どんどんバズらせて新規クラシックファンを開拓して欲しい。




以上、そんな第9ヲタのサントリー1万人の第9の総括でした。