「私に似た人」(貫井徳郎)を読んでみて | ほんだな

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久々の読書日記です。

私に似た人」貫井徳郎(ぬくい・とくろう)
        朝日文庫

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◾️小規模なテロが頻発するようになった日本。実行犯たちは実生活では接点がないものの、一様に、冷たい社会に抵抗する《レジスタント》と称していた。テロに関わらざるをえなくなった、それぞれの人物の心象と日常のドラマを精巧に描いたエンターテイメント大作。

ネタバレにならない程度に、テロがテーマなんだけども、バイオレンスな表現(武器、兵器、具体的な被害)が直球では出てこない。と、いうよりも、繊細な人間描写が巧みで、ちょっと人情味もある物凄く不思議な作品。なんか、ホンワカな感じもする読了した感想でした。