『鵟の巣』 / 逢坂 剛 | 本の虫太郎のブログ

本の虫太郎のブログ

本を読み、映画を見ての晴耕雨読の毎日。楽しいですよ。


本の虫太郎のブログ

『鵟の巣』(のすりのす)

逢坂 剛 (おうさか ごう)


面白さ ★★★☆☆ (ホシ三つ)

警察小説の好きな方どうぞクラス


作者/逢坂 剛について


1943年、東京都生まれ。

中央大学法学部卒業後、博報堂に入社。

並行して執筆活動。


1980年 「暗殺者グラナダに死す」で

       第19回オール讀物推理小説新人賞を受賞。

1987年 「カディスの赤い星」で、第96回直木賞

       第40回日本推理作家協会賞

       第5回日本冒険小説協会大賞を受賞。

1997年より執筆活動に専念。


ギターとフラメンコをこよなく愛し、スペインを舞台にした作品が多い。


【この本の内容】


公安警察シリーズの中の一つ。

〈百舌〉の特別監察官・倉木美希警視と調査事務所の大杉が、

警察内部に巣食う悪の集団と戦います。


桜蘭会という暴力団のコカインの取引現場に「ノスリのだんな」と呼ばれる男が

現れ、組員を殺害し、コカインと現金を強奪する事件が発生。


大東総業という暴力団の拳銃の隠し場所で、組員が殺害され、

隠してあった拳銃が奪われる事件が発生。

この犯人も「ノスリのだんな」と呼ばれている。


そのころ、大杉の調査事務所に、警察官の妻から夫の浮気調査の

依頼が入る。

夫は、本郷署の暴力犯担当・小野川刑事。

浮気相手は、女性警察官・州走(すばしり)かりほ。


時を同じくして、特別監察官・倉木警視は、州走かりほに対し、

乱れた異性関係ありとのうわさについて事情聴取していた。


州走かりほは、警視庁に入った時から、その美貌と派手な振舞で

広く知られていた。

二つの警察署で、すぐれた実績を残し、昇任試験にも強く、

32歳にして、階級は警部であり、

本庁公安特務一課調査第八係に抜擢されている。


二つの事件には、どうも現職の警察官がかかわっている様子。

また、美人で危険な女・州走かりほも、「ノスリ」に関係している疑いが濃い。


物語は、テンポよく進んでいきます。

敵役の州走かりほが、デンジャラスな魅力を振りまきますので、

なかなか面白と思います。


「ノスリのだんな」とは誰か?

州走警部らの狙いは何か?

グループの黒幕は、誰か?


ハラハラどきどきの大活劇が続きます。

シリーズものですので、安心して読める一冊です。



のすりの巣/逢坂 剛


¥1,995
Amazon.co.jp

〓(のすり)の巣 (集英社文庫)/逢坂 剛


¥880
Amazon.co.jp