鳩山玲人『桁外れの結果を出す人は、人が見ていないところで何をしているのか』 のまとめ | 朝礼・商談・接待のネタ帳!ビジネス書を超読み解く

朝礼・商談・接待のネタ帳!ビジネス書を超読み解く

いつも仕事が忙しいビジネスパーソンへ。本を読む時間のない人向けとして私が読んだビジネス書を解説をしています。

鳩山氏は、三菱商事を経て、サンリオの常務取締役。

※要旨

・人前でやらない努力が最も成果につながりやすい。

・新しい会社や部署に入ったら、
そこにある本や資料を全部読み込む。

・私が三菱商事に入社したときは、まず職場の外部環境について、
入社前に一通りの情報を洗い出ししてチェックしていた。
業界や競合企業の情報なら、雑誌や新聞の記事、
公表されている財務データなどリソースは山ほどある。


・自分が入る会社の売上や利益、自分が配属される部署の社内での位置づけなども、
その気になればいくらでも調べられる。
入社初日には、外部から得られる情報は一通り頭に入れていた。

・入社後は、部内にある本や資料すべてに目を通していた。
周囲の人がみんな帰ったあと、会社に居残りして、キャビネットに並んでいる分厚いファイルや書籍などを読み漁った。
これは自分がこれから仕事をしていく領域について学ばなければならないことを、
できるだけ早く身に付けるためだ。

・残業という意識はなく、趣味のような感覚で楽しんでいた。
人よりも一歩でも二歩でも先に進んでいくために必要な準備であって、
私にとって未知の資料を読んで新しい知識を得る時間はとても楽しいものだった。

・どんな分野でも専門家と対等に話ができるようになれ。
何事も、最初に知識を仕入れておくことは大きなアドバンテージになる。
これは仕事も同じこと。
新しい仕事をすることになったら、
私はまずその分野について書籍やセミナーで一気に勉強する。

・移動中には片っ端から雑誌を読む。
「情報量でアドバンテージがあると、さまざまな場面で差がつく」
ということを強く実感した。

・社内ルールを覚えろ。
新卒で入社した三菱商事では、
最初の1年で仕事の型を徹底的に叩き込まれた。

・サンリオへの誘いに即答できたのも、
事前に準備をしていたから。
実は「サンリオに入る日が来るのではないか」と考えて準備をしていた。

・ほんのわずかでも時間があれば、
足を運んで人に会う。

・「できないこと」を作らない。
無理だ、と決めずに、どうやれば可能になるか、と考え、工夫や努力を重ねれば、必ず突破口は見えてくるはず。

・ムダに思えることこそ、深く掘り下げて学んでおく。

・イスラエルのIT企業と組んでソフトウェア開発に取り組んだときも、
専門外であったが、システム開発やコンピュータ言語、アプリケーション制作などについて相当勉強した。
エンジニアと対策を話し合うためにはある程度知識をつける必要があった。

・私自身、20代の頃にプロジェクトの現場を経験しながら、
夢中になってシステムの開発やコンピュータ言語などの勉強をしたことは、
今でも大いに役立っている。
勉強は何歳になっても続けるべき。
私も新しい仕事に取り組むときは、
基本書と呼べそうな本を何冊も読んで基礎知識をつけている。

※コメント
あまりの勤勉さに脱帽だ、仕事に対する真摯な姿勢が感じられた。
私も貪欲に頑張っていこうと刺激を受けた。