朝礼・商談・接待のネタ帳!ビジネス書を超読み解く

朝礼・商談・接待のネタ帳!ビジネス書を超読み解く

いつも仕事が忙しいビジネスパーソンへ。本を読む時間のない人向けとして私が読んだビジネス書を解説をしています。

本を読む時間がない・・・


本は読みたいと思う忙しすぎるビジネスパーソン


私が速読で読んだ

ビジネス書を超解説致します


商談・接待で使える!読書会で話せる!

初対面の雑談でも会話が途切れない!

朝礼の一言挨拶でも使えるよ。


異性の前で一目置かれるかも!?

不定期更新ですが役立つ情報をお届けします。

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加賀見氏は東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドの会長・CEO。
東京ディズニーランド開業より幹部として携わる。

※要旨


・テーマパークの良し悪しはアトラクションそのもの、
あるいは料理や飲み物そのものだけで判断されるのではない。
キャスト(スタッフ)ひとりひとりの接客や全体としてのオペレーションの品質が問われるのである。
どれほど楽しく、迫力あるアトラクションを堪能しても、
たったひとりのキャストのひと言で、一日の楽しさが消えてしまうこともありうる。


・大学の法学部を卒業後、京成電鉄に入社した。
大学時代、応援部にいて、勉強はまったくしなかった。
面接で「約束手形と為替手形の違うか」と聞かれ、「わかりません」と答えた。

経理部はヤダなと思っていたら、そこに配属された。
仕事が終わると週3回、簿記学校に通った。
工業簿記の検定を受けるには、そろばん3級以上が条件だった。
そろばん教室では小学校たちに交じって、私もそろばんをはじいた。

・3年間で商業、工業簿記の試験に合格できた。
会計、簿記、税務などの基礎知識は、この時期に全部習得した。
われながら必死で勉強したものだ。
経理の実務を経験しておくと、お金の流れを通して会社全体がみえてくる。

・テーマパークという大きなプロジェクトを推進するとき、
あるいは社長としてグループ全体を見通さなければならないとき、
数字が怖くないというのがどれほど武器になることか。

・東京ディズニーランドのプロジェクトが具体化するにつれて、中途採用でどんどん社員が入社した。
心がけたことは、レジャー施設で働いた経験者は採用しないということである。
これには理由がある。
東京ディズニーランドはディズニー社のノウハウを全面的に導入して行われるプロジェクトであり、彼らのやり方をそのまま吸収することが大事だったからだ。

・研修後は人間が変わると言われるほど、アメリカのディズニー社で受けるトレーニングは、
強力で中身の濃いものだったのである。
派遣された社員は期待通り必死でディズニー社から学び、帰国してからは大勢のキャストに徹底して知識を伝えた。
ディズニーランドのすばらしさはアトラクションに加え、キャストのもてなしの心にある。

・東京ディズニーランドの工事は、契約してから一年半が過ぎた1980年12月に着工した。
当初1000億円を予定していた総事業費は、なんと1800億円を超えた。
高橋社長は担当スタッフに、激を飛ばした。
「いくら金がかかってもいいから、本物を創ってくれ。
創る以上はロサンゼルスやフロリダに勝るものでなければならない」

これこそがコンテンツビジネス、テーマパークビジネスに必要な経営者の決断である。

・ディズニーリゾートのサービスは、4つの原則が上げられる。
1.安全。
2.礼儀正しさ。
3.ショー。
4.効率。

オペレーションではなによりも安全が優先される。

・パークは24時間眠ることなく3交代で動いている。
閉園から開園までの限られた時間に数々の業務をこなすキャストがいる。
東京ディズニーランドでは毎晩200人の清掃担当が、
朝一番に来園された赤ちゃんがどこを這ってもいいように徹底的に清掃する。
アトラクションの安全点検やメンテナンスも、夜を徹して行われる。
国内のどのレジャー施設と比較しても、どこよりも美しく清潔であり、
どこよりも素晴らしいサービスを提供できる場所でありたい。

・ディズニー社のアイズナー会長が、あるインタビューに答えてこう言っている。
「ディズニーの秘密なんて別に複雑でもなんでもないし、定型もない。
ゴミが落ちていたら拾って清潔にしておく。
人々にやさしく接し、笑顔で対応する。
魅力的であること。それは大それたことでもなんでもないんだ」
私も同感だ。
当たり前のことを当たり前にやる。

・テーマパークは生き物である。
進化を止めたとき、それは老化の始まりである。
東京ディズニーランドは、永遠に完成しない。

・東京ディズニーシーを計画するにあたり、ディズニー社と何回もコンセプトを話し合った。
ディズニー社と日本のコンセプトチームは精力的にウォルト・ディズニー・ワールドを見て回った。
リゾート内のそれぞれのパークがどのように造られ、どういう役割や目的を果たしているのか。
リゾート戦略の根幹ともいうべきことをディズニー社は丁寧に教えてくれた。
そのおかげでコンセプトチームのメンバーは、わずか1週間でリゾートに関する知識と経験が膨らみ、
それが東京ディズニーシーのコンセプト作りへの根幹となっていった。

・ディズニー社とのプロジェクトは、完成図面ができて次に建設という割り切り方ができない。
デザインの詳細化と建設が同時並行で進んでいく。
建設現場にはフィールドアートディレクターと呼ばれる人たちがいて、
図面では表現できない芸術的な形、造型、色彩などを現場で直接指示し、その場でデザイン確定をしていく。


・ディズニー社のこだわりに応えるために、オリエンタルランドの担当者たちは死力をつくしたといってもよい。
家具や床に使う石などの素材も、よいものをできるだけ低コストで調達するために知恵を絞ってくれた。

・東京ディズニーシーのグランドオープン前、
この建設に携わった建設会社、協力会社の人たちとその家族を招いて終日東京ディズニーシーを楽しんでもらった。
そのときのかれらの表情は、まったく新しいテーマパークを自分たちの手で創り上げたという満足感で輝いていた。
一緒に来た子どもたちに、「これがお父さんの創ったパークだよ」と自慢してもらえる仕事になったことは、
私にとってうれしかった。

・「テーマパークは永遠に完成しない」とウォルト・ディズニーが言ったように、
なすべきことはまだまだある。
チャレンジ精神だけは失ってはならないと考えている。
※要旨


・雑談というのは、あなた自身の人間性とか人格とか社会性といったものがすべて凝縮されている。
そしてその「すべて」をたった30秒の何気ない会話の中で見破られてしまっている。


・優秀な営業マンは、ほとんど商品の話をせず、雑談ばかりしている。
会社の経営者もそう。
学校の先生も同じ。
授業がうまい先生は、適度に雑談も入れつつメリハリのある授業も行う。
人気の落語かも、つかみの雑談が巧み。


・雑談は、「中身がない」ことに意味がある。
そして「あいさつ+α」でできている。


・雑談に結論はいらない。
そして、サクっと切り上げるもの。
「それでは!」
「じゃまた!」
「このへんで失礼します!」

去り際のよさがポイント。


・目の前の相手の「見えているところ」をほめている。
極論すれば、何でもほめりゃいい。


・机とコーヒーカップがあるだけで、一気に話しやすくなる。
コーヒー1杯で何時間もおしゃべりする。
軽くお茶してサッと出ようと思っても、ついつい時を忘れて話し込んでしまう。
昔も今も、喫茶店は雑談のメッカ。


・ベストタイムは、すれ違いざまの30秒。
私たちに求められるのは「ササッと出会って、サクっと20、30秒話して、パッと別れる」
という雑談スタイル。


・今が旬のリアルタイムな話題は、仕入れたらすぐ使う。
旬であればあるほど、その情報だけで盛り上がる雑談ネタになる。


・誰々が言っていた話も、有効なネタになる。
雑談が上手な人は、拝借したネタの伝言が上手。

テレビ番組で一緒になるビートたけしさんは、これがうまい。
たけしさんはカメラが回っていないときもすごく面白い。
いや、楽屋にいるときはさらに話がおもしろい。
表でも裏でも、周囲を常に楽しませている。
彼はスタジオ入りするとオンエアまで10秒前ぐらいまで、ずっと雑談している。


・たけしさんは、
「いやいや、こないだ聞いた話なんだけどさ・・・」
「これ、・・・が言っていたんだよ・・」

といったフレーズをよく使う。


・雑談から透けて見えるのは、その人の育ちのよさ。
いわゆる育ちがよいというのは、家柄がよいということではなく、
人間関係に恵まれて明るく育っているという意味。


・雑談上手な人は、人間関係における間口が広いということ。
ビジネスにおいて「ニュートラル雑談力」は最強の武器。


・社長の仕事は、雑談と決断。
新しいニーズを探る、アイデアを掘り起こす、トップ営業を仕掛ける。
時には社内を回って、社員を叱咤激励し現場の情報を収集する。
すえての行為に関わってくるのが雑談力。
五味氏は、東京新聞の記者であった。
金正日の長男でマカオに住む金正男のインタビューを行い、本を出している。

※要旨

・2012年、平凡な新聞記者のひとりだった私の生活は一変した。
それは、1冊の本を出版したことから起きた。
タイトルは『父・金正日と私、金正男独占告白』。
1月20日に出版されると、世界中のメディアから取材や問い合わせが殺到した。


・金正男への取材の過程で学んだのは次の5つだ。

1.相手との信頼関係をしっかり構築すること。
2.功を焦らず、時期が来るまで念入りに準備すること。
3.自分が取り組んでいることが大きな成果を残せると信じること。
4.常識をひっくり返す勇気を持つこと。
5.取材するまでの過程と取材内容はすべて公開し、読む人から率直な批評を受けること。


・私は2008年8月から10ヶ月間、米国に滞在した。
朝鮮半島情勢を勉強するため、ワシントンにあるジョージタウン大学に籍を置き、
国際関係の授業や、ワシントンに点在するセミナーに参加した。
ジャーナリズムの授業にも参加し、どう取材を行うかという実践的な内容を聞いた。


・印象的だったのは、NBCというキー局で勤務する調査報道の専門家が、
彼の調査方法を語ってくれたときだ。
かいつまんで言うと、政府のサイトにアクセスして、徹底して読み込め。
情報があふれている分、情報が管理できなくなっており、
思いがけないニュースを発見できる、ということだった。


・もうひとつは、政府のサイトにある求人情報を裏読みしろということだった。
求人情報が細かく出ている米国ならではの話なのだが、
どんな技術を持った人を必要としているか、
何をどう開発しているのかがわかるという。


・さらには、公共機関が出しているニュースレターを片っ端から購読し、精読する。
そこに思いがけない内部情報が含まれている。


・さらにもうひとつのテクニックは、
ネット上にある膨大なパワーポイントファイルを調べることだ。
パワーポイントは検索サイトのグーグルで引っかかりやすいという。
それに生の情報が含まれている可能性がある。


・私の所属する新聞社では数年前から、
新入社員は原稿をパソコンではなく、手書きにさせている。
ずいぶん時代錯誤と思うかもしれない。
自分の手で原稿を書き、さらに手直しすることで、どんな要素が必要かが見えてくるそうである。
簡単に内容を入れ替えたり、コピペできる環境にいると、骨太の取材、
つまり調査が自分の力で進めることがなくなる。


・わかりやすい文章のための3つの原則。
1.何を言いたいのか、はっきりさせる。
2.短文を積み重ねて文章を構成すること。
3.文章を一言で象徴するキーワードを盛り込むこと。
・誰と付き合うかより、誰と付き合わないか。

・ヒソヒソ話というのは、
100%の確率で格下が格上に対するものだ。
ヒソヒソ話というのは、
古今東西を問わず下々の人間の専売特許なのだ。

・仕事は始業時間までに終わらせる。

・短時間で圧倒的な実績を残している人の特徴は、
「良いと確信したら即実行に移し、
悪いと確信したら電光石火の如くやめる」
である。

・できないヤツほど群れる。

・気乗りしない仕事ほど、
すぐに取り掛かる。

・仕事で一番大切なことは、
締め切りを死守することだ。

・会社が赤字になる理由をあなたは即答できるだろうか。
遅刻するからだ。
毎年締め切りまでに決められたノルマを
達成できなければ、当然赤字になる。

・メールを完全に閉じると、
時間が一気に増える。

・愚痴、悪口、噂話を今すぐ。やめよ
これらから卒業する方法は、簡単だ。
勉強することだ。

・人は勉強すればするほど、
志が高くなっていく。

・時間を取るか、お金を取るかで迷ったら、
間髪を入れれず時間を取ること。
理由は死に際に必ずわかる。

・自由で大好きなことを仕事にしたければ、
雑用のプロになれ。

・仕事は結果がすべて。
まずは好き嫌いではなく、
とりあえず働くことだ。
つべこべ言わず、働くことだ。

・運を良くするには、
運のいい人と付き合うことだ。

・1円でいい、
黒字にすることに全力を尽くせ。

・あなたの年収は、
今群れている連中の底辺に
近づいていることを知る。

・お金は、
物事の本質を囁くことで
青天井に入ってくる。

・大好きなことで
人を感動させた人が大金持ちになれる。

・あげまんは、フットワークが軽い。

・声がしっとりしている女性は、あげまん。

・朝に強いのが、あげまん。


※要旨

・ゾーンで10倍トクをする。

・「ゾーン」とは、一流のスポーツ選手が
試合中などに入る「超集中モード」のことだ。
集中力が極度に高く、脳も活発に動いているため、圧倒的な結果を出しやすい。

・勉強においてもこの超集中状態である「ゾーン」に入ることが必要だ。

・超集中モードに入るために私が使っている「集中力スイッチ」は、次の通り。

1.漫画のワンシーンを見る
2.映画を観る。
3.音楽を楽しむ。
4.趣味を楽しむ。
5.好きなものを食べる。
6.好きな人、大切な人を思い浮かべる。
7.自分のやりたいことをする。
8.自分の限界にチャレンジする。

・これらに共通しているのは、
「ワクワクドキドキ」するような高揚感だ。
楽しいことをしていると、時間はあっという間に過ぎる。
実は、それが「超集中モード」だ。

・自分のセミナー前には、
必ず好きなドラマのワンシーンを見て臨む。

・「これさえやれば集中できる」
というスイッチを自分で把握しておくことが大切だ。
これはスポーツ選手がやる「ルーティン」と一緒だ。

・自分なりの「集中力スイッチ」をつくり、超集中モードに入ることを習慣化することで、確実に時間の濃度は変わる。

・できることしかやらず、できないことは人に任せる。
これこそ、究極のずるい方法といえる。

・複数のノウハウの「いいとこ取り」をして組み合わせて、掛け算すると、10倍、20倍の効果がでる。

・低いハードルから始め、小さな成功体験を積み重ねる。

・吉田松陰のいう「狂人」とは、狂ったような情熱と高い目標を持った人のことだと私は解釈している。
常人では考えられないような壮大な目標が、夢を実現させるエネルギーになる。

・ポジティブな人は、運を持っている人だ。
彼らは、とにかく明るく前向きだ。
そういう人と一緒にいると気持ちいいので、周りには自然と人が、集まってくる。
同時に、いい情報も集まってくる。

・いい情報はいい運をもたらす。
この好循環が続くから、ポジティブな人は、運を引き寄せやすいのだ。

・カリスマになるのは、難しいことではない。まずは背筋をピンと伸ばす。
堂々とした雰囲気をまとついていると、
「何か持っている」と人に思わせることができる。
他人に「オーラ」を感じさせる。

・さらに、「希少性」を持つことも大切だ。会合に誘われても、あえて数回は欠席すると、人にミステリアスな雰囲気、レアな印象を与えることができる。

・オタクを取り込む。
わからないことは、オタクに聞くのが、一番の近道だ。
日ごろからアンテナを張り、
専門家と知り合う機会をうかがう。
これで、自分だけの「オタク連絡網」が完成する。この連絡網をフル活用して、
継続的に専門知識を手に入れよう。

・人間の脳は、新しい知識や情報を与えられると、喜んでそれを取り込もうとする働きがある。刺激を受け取ることによって、
年をとっても、脳は鍛えることができる。

・無理して最初から理解しない。
ではそうやって理解すればよいか。
「繰り返す」ことに尽きる。

・繰り返しやっているうちに自然と慣れ、
いつのまにか理解できるようになる。

・パラパラと見ることを繰り返していけば、自然と理解できるようになる。

・短い時間で繰り返す回数を増やしていくと、吸収力はどんどんアップする。

・試験勉強で答えを暗記したように、
本に書かれた知識や経験を真似すればいい。
成功者が何年もかけて得た知識や経験も
驚くほど短い時間で吸収できる。

・なぜそのノウハウがいいのか理解する必要はない。とりあえず、やってみるだけでいい。

・暗記も、時間をかけずに短く繰り返せばいい。

・私が司法試験に合格できたのは、理解を後回しにして、答えを覚えることを優先したから。

・試験のある勉強の場合、最初は何も考えずに答えを見ていく。
そこに理解は必要ない。
「こんな答えが導き出されるんだ」
くらいの気持ちで、パラパラみるだけで十分。
それに慣れてきたら問題を見て、さらに、慣れてきたら今度は問題集や参考書を見る。

・これを繰り返しているうちに、無理をしなくても、自然に理解できるようになる。

・覚えたことを記憶にとどめ、引き出す仕組みをつくること。
たったそれだけで、どんな試験も突破できるのだ。

・偏差値30の学年ビリだった私が、
弁護士の本業以外にもさまざまな仕事をさせてもらえるとは想像もしていなかった。
それは、今までやってきた勉強法を捨て、
新たな勉強法を自分で編み出したからだ。

・新たな勉強法とは、「答えを暗記する」方法だ。

・通常なら、問題を解いて答えを確認するが、私は「答えを見て暗記し、問題を見て答えを思い出す」
というやり方に変えた。