日本の世界遺産で一番馴染みがあるのは
「古都京都の文化財」です
1994年に登録基準②と④で登録されました
準1級テキストには4ページ記述されています
登録基準
遺産価値総論
歴史
構成遺産の概要 です
17の構成遺産は
8世紀末から19世紀中期までの
政治と経済、文化を牽引してきた
寺社で
12世紀までの和様
16,17世紀の桃山様式
それ以降の都市構造など
建築、庭園など日本全体に
大きな影響を与えています
京都は1000年以上日本の都として
栄えました
東、北、西を豊かな緑の山で
囲まれた盆地にあります
中心部が都市的な機能を果たし
周囲の山を利用して
寺社や貴族の別荘が建てられ
資産は16世紀以降も
中心部に残されています
学生時代住んでいたのですが
その時は暑さ寒さは気にならなかったですね
構成遺産は時代ごとにみると
平安時代創建が一番多いです
下記がそうですが
その後再建されている寺社があります
賀茂別雷(かもわけいかづち)神社(上賀茂神社)神山(こうやま)含
賀茂御祖(かもみおや)神社(下鴨神社)糺の森(ただすのもり)含
教王護国寺(東寺)
清水寺 江戸時代も
延暦寺
醍醐寺 桃山時代も
仁和寺 江戸時代も
平等院
宇治上神社
鎌倉時代は
高山寺 鳥獣戯画が有名です
室町時代は
西芳寺 予約がひつようです
天龍寺
鹿苑寺(金閣寺)
慈照寺(銀閣寺)
龍安寺
桃山時代は
本願寺
二条城 となります
1338年 室町時代 武家の権威を示しつつ公家文化を取り入れ 禅宗を通した北山文化が栄え
15世紀にさらに洗練した 東山文化が栄えたといいます
しかし1467年から10年にわたる
応仁の乱によって
京都は大きな被害を受けたと言われています
戦乱の世を経て
江戸幕府で政治が安定し
清水寺や仁和寺が再建され
明治維新以降は
1897年 古社寺保存法や
1929年 国宝保護法
1950年 文化財保護法
で保護されています
学生時代は金閣寺などの
英語説明などを実施したり
2022年頃
1つ1つの社寺をじっくり見て
長い歴史の足跡を感じつつ
特別公開の秘宝なども
拝観しています
一泊して庭園もじっくり訪れました
市やモダンな雑貨や和菓子も魅力です
高山寺は少し遠かったですが
今度は滋賀県の延暦寺に
足を運んでみたいですね