かつて


夫の 

2番目と 4番目の不倫相手 は

夫との結婚を 望んでいた



関係が 数年続いた後

私に 不倫がバレて

夫は この二人とは

別れようとしたらしい が


別れきれず

水面下で 関係を続けていたり

やっと 別れられたはずが

少しすると 連絡していたりで


そんなことが 発覚する度に

私は 大きな衝撃をうけたものだ が



不倫相手 ② も ④ も

私を交えて の

夫との 別れ話の時 には


不倫相手ではなく

妻を気にする 夫の言葉に


まるで 自分が 

不倫サレた妻 であるかのように


「 嘘つき? 嘘つき!!」 と

驚き うろたえ 夫を責め…




コソコソしなければならない

人目を忍ぶ関係が 長くなるほど

真心などなく 軽視されている

と 分かりそうなものだが


② ④ は

夫との 絆の強さ や

夫の 自分への思いの深さ に


そこそこ

自信を持っていたのだろう と感じた






話を聞けば


夫は 不倫相手に

愛している

結婚も考えている と


不倫相手は 夫に 

愛している

(結婚できないなら 別れる)

別れるなら 死ぬ と



愛 という言葉を 掲げ


お互い 相手を逃がさないように

餌をまいたり 

脅したり


口先ばかり の

本当は 出来もしないことを

何年間も

言い合っていた らしく



私には


夫が卑怯なのは もちろん

どっちも どっちで


結局 

疑念が 拭えない

腐った関係だったんだろう としか

思えない…






どちらかに

恋愛感情のある 不倫は


嘘で

体裁を 取り繕わなければ

円満な関係を築くことが 難しい

と 思う 



それぞれの 思惑があり

相手に対する

情熱には 温度差があり


二人が 全く同じ思い 

な わけがない




不倫に 

自分勝手な 夢を見て

相手への期待が 大きい人ほど


損得に 敏感で


己のズルさは 棚に上げ

相手の 間違い や ズルさ が 

許せない だろう



常に 相手の言動を監視し


思っていたのと 違う

と 不満はくすぶり続け


時に爆発し…





夫は 

嘘を ついたことを

"苦し紛れに口走ってしまった"

"言った後は しまった と

追い詰められた気持ちになった"

と 言う が


ひどい話だ 



夫は

自分に夢中な 女性の存在に

優越感 や 満足感を 覚え


嘘をつきながらも

不倫相手を 見捨てないことで

"良い人"に

しがみついていたように 思う






不倫は 自己責任


自らの判断で 

不倫することを 選択したのなら

どういう結果に なろうとも

責任は 自分にあるのだ



…裏を 返せば

自分のことは

自分で決めること だから


家族でもない

相手の人生は どうでもいい 

(責任を負うような間柄ではないし)


と なりがちな関係なのかもしれない







相手を 縛りつける為の

嘘をつき

かけ引き を しながら

長く続いた 不倫


いつ終わるとも知れない 夫の不倫に 

苦しんできた 私に


不倫女性は

夫に 長いこと苦しめられてきた

と 言った…







愛している と言い合いながら


情や 信頼  

相手のことを思う気持ち よりも


全てをなくすかもしれない という

自身の恐れや 不安 が

関係を続けさせたのでは ないのか






それぞれの言い分から 感じる

    

   執着 保身      欲




…愛は どこに あったのだろう