思い上がり



自分の心に 嘘はつけない と


欲に 流され 


そして

欲に 溺れる




結局 不倫は

それぞれの 欲…




欲に 囚われ


他者を かえりみず

嘘を重ねて 生きることは


その人自身 内外の 


全てを 破壊していくこと だろう






のぼせて


その 興奮状態は


この上ない

喜びや 幸せに 思え



執着し




そんな相手を

失うことへの 不安 は 増していく





寂しさ から

いつか 逃れられるとでも思ったのか



負の感情を 抱え

苦痛を ごまかし て


気持ちが 落ち着くことはなく


我慢したり 爆発させたり




自分本位な行動を 


誰かのせいにして


仕方がない事と 言い訳ばかり




関わった全員を 苦しめて


信頼を なくした先に 

待ち受ける 


更なる孤独を 予感しながら




裏で 何をしているのか


一体 どんな人間なのか



そんなことは

多分 バレない と


甘い考え で



現実に目を背け 逃げ回る日々





…それが 


愛ゆえ とか


自分に 正直に生きる 


ということなのだろうか







夫にとって

不倫は 外出先の用事の一つ




夫が 欲したものは


機嫌を 取れば

自分の言いなりになる 女



利用したいだけで


そんな女達の 幸せを

願う気持ちなど 皆無だったのだろう




毎日 


不倫相手に 会い

相手の望む 言葉を並べ

優しい心遣いを 見せ


ある程度 納得させ


そこそこ 自惚れさせ



そして 家族と住む家に帰宅する



(その女のことは好きではなかったが 始めてしまった これらのルーティンを 止めてしまえば 良くないことがおこるのでは という考えに囚われていた  いつも苦しかった と話す夫

睡眠時間を削り 自由な時間もなく  脅迫性障害なのかなんなのか…   いずれ 精神的に病んでいたのは 間違いないだろう)






罪悪感は あったのだろう


悪者 ではなく

誠実な人と 思われたかったのだろう



自分が いなければ

独りぼっちになってしまう 女が 

かわいそう  と


いつでも 

いい人のつもりだった 夫の言う

せめて…(できうる限り

女の望み通りにしなければ) とは


思いやり や 愛 などと

真逆の仕打ちなのでは なかったのか




そんな関係が 4年とか 10年とか

どれだけ長く 続こうが


会えなくなれば


驚く程 うろ覚え



不倫相手ではなくなった人に 

関心はない…







不倫を 幸せな結婚の過程と

捉えていたらしい 夫の不倫相手達は


何年も 

他人の離婚を望みながら 過ごし


人に 知られたくない

恥ずかしい存在として

隠され続け



ずっと 支えてきた


苦しまされてきた 


多くのものを失った と


夫を 責め立て 泣き叫び 



なぜ自分では ダメなのか? と


夫に すがりついていた





不倫するのも 妻のせい


離婚できないのも 妻のせい 


不倫を 終わらせ

別れなければいけないのも 妻のせい



裏切っている妻や子を 盾にして

身を守る 不倫男への


妄想に 何年も支配され


自分だけが なぜこんな目に遭うのか?


不倫女性 は

不倫の終わりに そう聞いた






「 後悔したくない 」とは


人生の選択をする時に

よく言われる 言葉で


不倫も 

自身で選んだ行動 なのだと思う



その行動が

どんな 事態を引き起こすのか

後悔するか しないか

それは 一概に言えることではないが



不倫が 終わっても

人生は 続く












夫の不倫相手達 が 


不倫した過去を 

どう思うのかは 分からない






しかし


夫は



人生で

一番 後悔していることは


不倫してしまったこと だと言う








所詮 勝手極まりない

不倫するような人間どうし だと


そんな相手を どこか見下し


どうにか 自分の思い通りにしようと


お互いが お互いの 

家来 か 奴隷 のようになっていた


夫の 最後の不倫








夫よ 


一生 後悔し続けろ



人を 見下す


傲慢で 


浅はかな自分が



二度と 姿を現すことのないように