アイコ16才、ウィリー・ネルソン91才 |  CHOCOLATE YELLOW 

アイコ16才、ウィリー・ネルソン91才

去年ローリングストーンズが80才超えて新作を出したというので
タワレコに様子を見に行ったら、その1週間前に
ウィリーネルソンが90才でニューアルバムを出していて、
まだまだストーンズも若いと色あせてしまいました。

「すごい当ててるくじゃん!」と思って(笑)。

そんなウィリーも、本日91才の誕生日。



『We Are The World』で初めてウィリーを知りましたが
その時に既におじいちゃんな風貌でして、
今日までずっとおじいちゃんのままなんですよね。

でも、波平さんじゃありませんが、
あの時のウィリーは今の僕より年下ではあります。

ウィリー・ネルソンは重鎮過ぎて、
結構な方のトリビュートアルバムに
声をかけられることが多いんですが
重鎮なので、いつもアルバムの後半に位置付けられていて
しかも重鎮らしく、シンプルで、ボーカルも
ボソッボソッとおいていく感じで激シブなんですよね。

エルヴィスのトリビュート『ハネームン・イン・ヴェガス』では
“ブルー・ハワイ”の激シブ・バージョン。

ビーチボーイズのトリビュート『スターズ&ストライプス1』では
“太陽あびて”の激渋・バージョン。

笹もちを食べようと甘い感じで口が待ち構えていたら
先に口に入った笹をかじってしまった時のような渋さ。

僕は派手好きで、華やかなアレンジのものが好きなので
いつもトリビュートに登場するウィリー・ネルソンのところは
スキップボタンを押していました。

2009年にウィリーが、アスリープ・アット・ザ・ホイールという
バンドと組んで、ウィーリー&ザ・ホイールという
ユニットでアルバムを出した時は衝撃でした。

全編明るくて、ハッピーなカントリーアルバム。
「見直したぜ!」って感じで、即買いしました。
それもボーナストラック付きの高値の方を。

それを期にウィリーのキャリアを追ってみると、
カントリーの方だけに、レコーディングもライブも、
全然明るい曲が多いことが分かりました。

どうやらトリビュートの時だけベテラン扱いで
シブくさせられていたんだって気付いたりして。

僕は、70になっても、80になっても、
イエロー、イエローでいたいですよ。