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2017-09-01 06:20:09

今宵はジョニー・Q・グッド☆ ~ベムカメSHOW 2017.08~

テーマ:オールディーズ

 

Johnny Tillotson “Goodbye Mr.Tears ~涙くんさよなら~” 


ある日、音楽雑誌でベイ・シティ・ローラーズの記事を見ていたら
「スチュアート」っていう、
メンバーではなさそうな知らない人の名前が出てきました。

誰だろう、スチュアートって。プロデューサーか、エンジニアか、 
スタジオミュージシャンか、関係者の事かなと思って飛ばし読みしていました。 

ちょっとしてからそれがメンバーのウッディとわかったんですよ。 

フルネームだと「スチュアート・ウッディ・ウッド」。 

これまでの多くのローラーズを扱う雑誌は、 
対象読者が女性ファンで愛称で記載されている事が多いんですよね。 

ところが男性読者の多い音楽雑誌の場合、ジョンやポール、ミックやキースみたいに 
ファーストネームで語るフォーマットに従わなければならないから、 
ピンと来なくなるんでしょうね。 


リード・ボーカルのレスリーの名前も「レスリー・マッコーエン」で有名ですが、 
実際の発音は「マッキュイン」みたいな感じなんですよ。綴りは「McKeown」。 

どんどん日本語英語もネイティヴに近づいていて、現在の感覚からすると 
彼の名前の表記に違和感を唱える人を見かけるのですが、 
あの時、爆発的に人気があって、「マッコーエン」の呼び方で認知されたので 
それを後世の人が変えてゆくというのは難しい事なんですよね。 

「新宿で待ち合わせ」と言った場合、新宿駅を指すのですが、 
新宿駅は待ち合わせの出口によっては渋谷区になるからと言って 
「渋谷で待ち合わせ」とは言わない。 

聖徳太子の名前も、一時期社会科の教科書から消えて 
別の名前の表記もされていたけど、正しいもの、正確なものっていうのが 
どこまで正しいままでいられるのか、逆にねじ曲がった者が浸透した時 
それは正しいものと認知される事がどれだけ罪なのか、 
こういうのが人間界の中ではよく起こるんですよね。 

めんどくさくもあり、面白くもある。それ自体が社会学のような。 

何十年も前から「ジャニーズ事務所」って言葉はよく耳にしますが 
「ジャニーズ」の意味がずっとわからないまま大人になりました。 

カタカナの表記だけしか目にしなかったからスペルもわからない。 
昔は、そこまで事務所の名前の由来なんか気にする人もいなかったし。 

ネットが普及する90年代後半くらいですか、そのジャニーズのスペルが 
「Jonny's」と表記される機会が増え「ジョニー」だったんだと気付き始めました。 
ジャニー喜多川さんのジャニーは事務所から名付けられたのではなく 
ジャニーさんの愛称から事務所名が付いたのだとそのうちわかりました。 
つまり喜多川さんがジョニーさんと呼ばれていたんですよ。 

ジャニーズという響きと並行して、世間ではジョニー・キャッシュとか、 
ジョニー・ウィンター、そして“ジョニー・B・グッド”など 
同じ意味で「ジョニー」と呼ばれるものが圧倒的に台頭していたので、 
まさか、同じ意味だったとは思いませんでした。 

今日はそんなわけでジョニーさんに纏わる特集をしたいと思います。 


さて、8/30(水)は練馬BE-bornでベムカメライブがありました。 
まずは、ファーストステージから。この中にジョニーさんが1人います。 

“ポエトリー”を歌っているジョニー・ティロットソンです。 
レコードと同じように歌う益美さんのコーラスが素晴らしかった! 
金属音とか言われていたけど(笑)。 

【1st Stage】 

♪マイ・ボニー/トニー・シェリダンとビート・ブラザーズ 
♪サーフィンUSA/ザ・ビーチ・ボーイズ 
♪ハロー・メリー・ルー/リッキー・ネルソン 
♪ルイジアナ・ママ/ジーン・ピットニー 
♪ポエトリー・イン・モーション/ジョニー・ティロットソン 
♪アンチェインド・メロディー/ライチャス・ブラザーズ 
♪リトル・ダーリン/ザ・ダイアモンズ 
♪ホワッド・アイ・セイ/レイ・チャールズ 
♪カモン・エヴリバディ/エディ・コクラン 
♪サマータイム・ブルース/エディ・コクラン 

浜口庫之助さん作曲の“涙くんさよなら”を逆輸入ポップスとして 
ジョニー・ティロットソンが歌っています。 

そして面白い事に、ジャニーズ事務所の最初のグループ、 
その名もジャニーズがまた、“涙くんさよなら”をカバーしているんですよね。 
ジョニーでつながっているのだ。 

ジョニー・ティロットソンはこれ以外に“キューティー・パイ”、 
“プリンセス・プリンセス”なども名曲があります。 

Shelley Fabares “Johnny Angel” 



お次は、曲名にジョニーと名の付くものです。 
“ジョニー・B・グッド”もありますが、もっと甘い感じでこちらを。 

これはカーペンターズのアルバム『ナウ・アンド・ゼン』の 
オールディーズメドレーの中の一曲でも有名です。 

ワンダ・ジャクソンみたいないわゆる「女だてらにロカビリー」みたいな 
バンドサウンドのタイプの女性歌手もいましたが、やはり業界が絡むと 
女の子は女の子らしくってものをプッシュしているようです。 

だからこれがロックンロールなのか微妙ではありますが 
そういうのを抜きにして、イントロのタイトルの連呼は機械的に処理したかのような 
ディレイ感があるし、Aメロではリードボーカルをコーラスが追っかけ、 
サビではコーラスをリードが追っかけたり、ある瞬間、同時になったりして 
ボーカルアレンジの妙が味わえます。サビの最後では畳みかけるように 
Aメロでなだれ込むところも、ひとつキモになっています。 

ベムカメのファーストステージでは僕の大好きなビーチボーイズが登場しましたが 
セカンドステージは、ニールセダカとエルヴィスが登場してウキウキでした。 

【2nd Stage】 

♪ロック・アラウンド・ザ・クロック/ビル・ヘイリーと彼のコメッツ 
♪セイ・ママ/ジーン・ヴィンセント 
♪小さい悪魔/ニール・セダカ 
♪恋の片道切符/ニール・セダカ 
♪カレンダー・ガール/ニール・セダカ 
♪素敵な16才/ニール・セダカ 
♪ブルー・ハワイ/エルヴィス・プレスリー 
♪ハワイアン・ウェディング・ソング/エルヴィス・プレスリー 
♪シェイク・ラトル・アンド・ロール/ビル・ヘイリーと彼のコメッツ 
♪ヒッピー・ヒッピー・シェイク/チェン・ロメロ 

丁度僕は実家から戻ってきて、ベムカメライブを訪れたのですが、 
実家の母が好きな、“ハロー・メリー・ルー”と“カレンダー・ガール”が 
今日は二つともありました。実際、実家では家族でカラオケに行って 
母のリクエストで“ハロー・メリー・ルー”を歌ったばかりなんですよ。 
またここでベムカメで聞けるなんて。 

エルヴィスのハワイ2作品はいずれも映画『ブルー・ハワイ』からの曲ですが 
カメちゃんの歌う“ハワイアン・ウェディング・ソング”に関しては 
オリジナル版ではなく、いきなり本編から歌い出していました。 
後からカメちゃんに聞いたら、どうやら70年代のライブバージョンだそうです。 
そのバージョンは知らなかった。 

そして、ニールセダカの4連発ですよ。 
59年秋の“おぉ、キャロル”のB面だった“恋の片道切符” 
60年暮れの“カレンダー・ガール”、61年春の“小さい悪魔”、 
同年秋の“素敵な16才”と、オールディーズ・ゴールデンイヤーの名曲ばかり。 

特に嬉しかったのは“小さい悪魔”。ベムカメとしては久し振りです。 
コニーフランシスに提供した間抜けなキューピッドのように語尾しゃくり満載で 
コミカルにポップに、キュートに展開していきます。 
この子供感が、大人びたポールアンカと対照的でいいんですよね。 

あ、そうだ!今日は“ダイアナ”がなかった!珍しく。 

さて、三つ目のジョニーは再び人名です。ジョニー・シンバルです。 

Johnny Cymbal “Pack Of Lies ~明日があるさ~” 



ベムカメ最後のステージは、ジョニー・シンバルの有名曲。 
“ミスター・ベースマン”が登場しました。 

【3rd Stage】 

♪思い出のサンフランシスコ/トニー・ベネット 
♪この素晴らしき世界/ルイ・アームストロング 
♪メイビー・ベイビー/バディ・ホリー 
♪ラストダンスは私に/ザ・ドリフターズ 
♪いとしのラナ/ザ・ヴェルヴェッツ 
♪ミスター・ベースマン/ジョニー・シンバル 
♪ホール・ロッタ・シェイキン・ゴーイン・オン/ジェリー・リー・ルイス 
♪ラ・バンバ/リッチー・バレンス 
♪ザ・ツイスト/チャビー・チェッカー 
♪レッツ・ツイスト・アゲイン/チャビー・チェッカー 

【encore】 
♪この胸のときめきを/エルヴィス・プレスリー 
♪恋の大穴/エルヴィス・プレスリー 

最後のステージは、ロックンロールではないスローナンバーで 
しっとりとスタート。 

“いとしのラナ”は、ベム:リード、カメ:ベースボーカル 
“ミスター・ベースマン”は、カメ:リード、ベム:ベースボーカルと 
同じスタイルの曲を交代して歌っているのが面白かったです。 

最後はチャビー・チェッカーのヒット2発。 
オリジナルを知らない人はぜひ“ザ・ツイスト”を聞いてほしいです。 
カメちゃん、メチャクチャそっくりなんですよ。 

アンコールはエルヴィスの二曲。“この胸のときめきを”は 
通常ベムさんで聞くことが多いのですが、今回はカメ版で聞けました。 
同じ歌なのに2人ともそれぞれの持ち味が出てどちらもいいですよ。 

さて、“ミスター・ベースマン”を歌っているジョニー・シンバルは 
僕なんかは他の曲では“僕のマシュマロちゃん”とか大好きですが、 
有名なところでは逆輸入ポップスの“明日があるさ”も歌っています。 

ジョニー・ティロットソンの“涙くんさよなら”と 
ジョニー・シンバルの“明日があるさ”。 

不思議な事に、2曲とも坂本九さんが歌っている曲なんですよね。 
 


しかし、これは偶然ではなく、1961年に坂本九さんの 
“SUKIYAKI ~上を向いて歩こう~”が全米一位になった事をきっかけに 
九さんもアメリカンポップスの歌手の仲間入りをしたためでありまして、 
九さんの作品を当時の歌手がカバーするというのは当然の事なんですよ。 

なぜかそのうちの2曲を歌っているのが、ジョニー・ティロットソン、 
ジョニー・シンバルという、ジョニーさんという名前なんですけどね。 

そして九さんのカバーをすた日本人というと、“涙くんさよなら”のジャニーズと、 
“見上げてごらん夜の星を”を歌うフォーリーブズ。 
なぜかジャニーさんの管理下の方なんですよ。 
 


僕が個人的に好きな九さんの歌は“素敵なタイミング”でして、 
オリジナルは、ジミー・ジョーンズという方が歌っていまして 
九さんの方がカバーなんですよ。でもオリジナルを聞いても、 
なんとなく九さんのカバーのような気がするんですよね(笑)。 

「この世で一番肝心なのは素敵なタイミング」 

人生の指針を歌っていますからね。説得力がある。 

こうしてみるとジョニーさんは毒のない甘いタイプの人が多いのですが 
まぁ、しかしジョニーというとなんとなく 
硬派なロックンローラーのイメージがあるじゃないですか。 

“ジョニーBグッド”のイメージもありますし、 
横浜銀蠅の真夜中のハイウェイダンサー、リードギターのJohnnyもいます。 

僕ら日本人で言うともう1人忘れてはならないジョニーがいます。 

キャロルのジョニー大倉さんです。 

1985年にチェッカーズの初めての映画『チェッカーズ IN TAN TANたぬき』の中で 
ジョニー大倉さんが、カメラマン役で出演されていまして、 
尾藤イサオさんも、チェッカーズのマネージャー役として出演していました。 

当時のチェッカーズのファンの方たちはこの二人を 
ただのおじさんだとしか思われてないのですが 
尾藤さんは60年代にエルヴィスのカバーとかしたロックンローラーでして 
ビートルズ来日公演のオープニングアクトでは、クリフリチャードの 
“ダイナマイト”を歌ってメチャメチャカッコよかったんですよ。 
不覚にも本編のビートルズより心奪われてしまった。 

そしてジョニー大倉さんは、70年代にキャロルで一世を風靡。 

つまりあの映画では60年代、70年代、80年代のロックンローラーの 
そろい踏みが実現していたんですよ。当時僕はその事で狂いそうでした(笑)。 


その数年後だったかな…TVの九時からのロードショーを見ていたんですよ。 
そのうち眠くなってうとうと横になっていたのですが、 
山一證券のCMが流れた瞬間、飛び起きました。 

ぅわ!なんだこのロックンロールは!!そしてこの甘い声。 

山一證券 『中期国債ファンド』 



証券にちなんで、萩原健一さんとかを選んだ方がまだ理解の範疇ですが 
なんで山一證券がこの曲をCMに使ったのか、今でも謎ですが衝撃でした。 

永ちゃんの方がカリスマで、影響力が凄いのですが、 
僕はずっと追っかけてみるとジョニーさんの方が好きなんですよね。 
やっている楽曲がずっとロックンロールのままですし。 

必ずバンドには世界を広げる人と、一つの世界を守る人といますよね。 
ミックジャガーとキースリチャーズみたいに。 

ある意味、キャロルのイメージのままずっと中心に留まっていたのは 
ジョニーさんの方だったかなと思ったりしてね。 

そして彼の声が大好きなんですよね。 
横浜銀蝿もベースのTAKUさんの声が好きなんですが 
共通して言えるのは、ゴツゴツした男っぽい感じではなくて 
楽曲をPOPにする声って事なんですよね。 

では、僕の熱烈なアンコールにお答えしまして、フルコーラスでお別れです! 

ジョニー大倉 “今宵(よる)はパラダイス”  

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