心にはハルがいっぱい ~ベムカメSHOW 2019.04~ |  CHOCOLATE YELLOW 

心にはハルがいっぱい ~ベムカメSHOW 2019.04~

The Crystals “He's A Rebel” 


春の選抜のサインの盗み騒動が興味深かった。 
その騒動のあと内情はどうであれ決勝まで進出したのもすごかった。 

一応、高野連はその行為を禁じているように 
ずっと前からアナウンスしていたようですので、 
本当にサインを盗んでいたのなら、不正行為という事になります。 

たた、世間には「浮気してもいいけど絶対にバレないようにしろ」っていう 
持論の方が存在する様に、 
もし絶対にバレないような盗みサインを編み出して 
相手チームにも、アンパイアにも、テレビの視聴者にも見抜けなければ 
それは不正だとは成立しないんですよね。 
つまり、その規制は目に届くかどうかという事。 

彼らが本当にサイン盗みをしているとすれば、 
疑われる結果になったのは相手チームにバレバレで 
アクションしていたという事になります。 

加えていうと、振り逃げ、牽制、盗塁をあおるようなリードがあるように、 
一瞬一瞬が駆け引きの連続である野球において、サイン盗みも戦略の一つだと 
高野連が解放したら、それはそれでサインというものの精度が 
どんどん上がってゆくかもしれない。 
バッテリーは絶対に盗まれないサインを生み出すかもしれません。 

…と、こんな風に加害者側の味方をする意見があるとしよう。 

ザ・クリスタルズの“ヒーズ・ア・レベル”。 

ここに登場する「彼」は世間の誰からも嫌われている。 
やるべきことをやらずに、不良で、あいつはろくでもない人生を送るだろう 
と言われている。歌の主人公の女の子はそんな彼の味方。 
彼は不良なんかじゃない、私には優しく、親切だと抵抗する。 

そして、私も彼と一緒に嫌われる人生を歩んでいきたいと覚悟を決める。 

作曲はジーン・ピットニー。 
ジーン・ピットニーは作家としてはリッキー・ネルソンの 
“ハロー・メリー・ルー”を作った人でもあるし、 
歌手としては“ルイジアナ・ママ”を歌っている人でもある。 
でも、サビ前で突然半音上がる展開は彼の仕業でないと思う。 

プロデューサーのフィル・スペクターのような狂気を感じるから。 

フィル・スペクターは現在殺人犯の疑いで、禁固19年の服役中。 
出所は80代後半の予定。 

この“ヒーズ・ア・レベル”もいわくつきで、 
クリスタルズが遠征しててレコーディングが出来なかったけど、 
早くレコードを作りたくて、待ちきれなくて、 
クリスタルズと全然関係のない、ソロ歌手のダーレン・ラブに歌わせて、 
それをクリスタルズの名義でレコードを作ったのだ。 
冷酷で、強引に前に推し進める彼の采配。敵をどんどん作ってゆく。 

まるでこの歌に登場する男のように。 

でも、このレコードはとにかく愛された。 
内情はどうであれ全米チャートNo.1になったんですよ。 

さて、ザ・クリスタルズはその後、 
新リードボーカルのララ・ブルックスを迎え 
正真正銘オリジナルのメンバーでヒット曲も出します。 
彼女の声が最高! 
黒人ソウル歌手のようなウネウネした感じがなく 
ポップスにぴったりの可愛い声質です。 

“キッスでダウン(Then He Kissed Me)”も素晴らしかったけど 
何といってもこのナンセンスシラブルのタイトルが素晴らしい! 

The Crystals “Da Doo Ron Ron”


さて、4/3(水)は、平静最後のベムカメSHOW。 
今回は宝生リリカさんがゲスト。 


今回はベムカメと三つ巴で2人ずつのステージとなります。 
まずは、リリカ&ベムのステージから。 

【1st Stage】 
♪ロック・アラウンド・ザ・クロック/ビル・ヘイリーと彼のコメッツ(B&K) 
♪ヒート・ウェーヴ/マーサ&ザ・ヴァンデラス 
♪踊りに行こうよ ~At The Hop~/ダニー&ジュニアーズ 
♪リトル・ダーリン/ザ・ダイヤモンズ 
♪子供じゃないの ~Don't Treat Me Like A Child~/ヘレン・シャピロ 
♪燃ゆる瞳 ~The Night Has A Thousand Eyes~/ボビー・ヴィー 
♪愛の賛歌 ~If You Love Me~ /ブレンダ・リー 
♪浮気なスー ~Runaround Sue~/ディオン 
♪ゲット・レディ/ザ・テンプテーションズ 
♪火の玉ロック ~Great Balls of Fire~/ジェリー・リー・ルイス 
♪アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア/ザ・ビートルズ 

1曲目の“ロック・アラウンド・ザ・クロック”だけはリリカさんは登場せず。 
ベムカメのお2人で歌いました。これがいきなりすごかった! 

通常カメちゃんのレパートリーなのですが、 
1番をカメ、2番をベムと分け合って歌っていました。 
10数年見て来て、初めて見た! 

2曲目からカメちゃんはステージを降りて、リリカさんと交代です。 


このお二人は、テディボーイズのフロントとして活動しているコンビ。 
安定のコンビネーションでした。 

リリカさんのレパートリーは普段ベムカメで聞けない女性曲なので嬉しい! 
“ヒート・ウェーヴ”、“子供じゃないの”、それから、男曲でもベムカメで 
扱わない“ゲット・レディ”や“アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア”。 

そして、“愛の讃歌”。 
セットリストで最初この曲を見た時、日本語なのだろうか、 
フランス語なのだろうかと思って注目していたのですが、 
これが予想外の英語でした。 
誰がオリジナルなのか後でリリカさんに聞こうと思っていたら、 
MCで「ブレンダ・リー」と答えていました。 

ブレンダ・リーといえば、僕が一番好きなクリスマスソング 
“ロッキン・アラウンド・ザ・クリスマス・トゥリー”の歌手。 
なんか、英語の音とカントリー寄りの歌手なので 
サラっとした新鮮な響きの“愛の讃歌”で、重すぎず良かった。 

さて、リリカさんにばかり気を取られているだろうと 
自分でも思っていたのですが、 
実は実は、このステージのベムさんもすごかったんですよ。 

僕が前から見たい見たいとベムさんにお願いしていた、 
カメ曲を歌う場面をやっと見ることが出来ました。 
“踊りに行こうよ”に“火の玉ロック”。やったー! 

あとはカメちゃんがいないので、“リトル・ダーリン”の 
高音のコーラスを益美先生がやったり、カメパートのコーラスも 
別の人が担当して面白かった。 

それと、僕が大好きな“浮気なスー”と“燃ゆる瞳”も 
このステージで聞けました。興奮しまくっていた。 
ボビー・ヴィーの“燃ゆる瞳”、 
数百曲ある僕のオールディーズランキングで堂々7位ですよ。 

Bobby Vee “The Night Has A Thousand Eyes” 

 

この曲が大好きなのは、歌詞のニュアンスが別の形で届いてくるところです。 

歌詞だけ黙読すると浮気な彼女対して強気で責めているように響くんですよ。 
「君が陰で何をしているかなんて、すぐ僕のところに届いてくるんだ。 
だって夜は千もの目が君のことを見ているから。」…って、感じで、 
束縛しているような感じだし、脅かしているような感じに響くのですが、 
この詞に曲がついてボビー・ヴィーのような好青年に歌わせると 
ストーカー感がなくなるんですよね。 

曲は感傷的で、ボビーの歌もどこか困っている感じ。 
つまり、それは直接彼女に告げている言葉ではなくて、 
そういう風に妄想のの中で言って、心にとどめているだけのような気がして 
主人公は思い悩んでいるように響くんですよ。 
これが音楽の面白いところなんですよね。 

“まちぶせ”を石川ひとみさんが歌うと毒が消えるような感じで。 

さて、セカンドステージは、初顔合わせのリリカメコンビ。 
カメちゃんと詠子さんの時もそうですが、 
ベムさんの相方同士って面白いんですよね。 

ベムさんにツッコまれる人同士なので、ある意味同種なのですが 
磁石のようにS極同士、N極同士よりも、やっぱりSとNの方が 
馴染んだりするものです。 
こういう時にベムさんのツッコミ偉大さを知るんですよね。 


でも、だからこそこのステージのような貴重な組み合わせが、 
どんな会話をするのだろうかって、歌よりもトークが気になるんですよね。 

歌の方はお二人とも安定のステージでした。 

【2nd Stage】 
♪ビー・バップ・ア・ルーラ/ジーン・ヴィンセント 
♪恋はあせらず ~You Can't Hurry Love~/ザ・シュプリームス 
♪悲しき街角 ~Runaway~/デル・シャノン 
♪カラーに口紅 ~Lipstick On Your Collar~/コニー・フランシス 
♪She/エルヴィス・コステロ 
♪男が女を愛する時 ~When a Man Loves a Woman~/パーシー・スレッジ 
♪ブルー・スエード・シューズ/エルヴィス・プレスリー 
♪ヴィーナス/ショッキング・プルー 
♪ロックンロール・ミュージック/ザ・ビートルズ 
♪君の瞳に恋してる ~Can't Take My Eyes Off You~/ボーイズ・タウン・ギャング

いつもはカメちゃんがベムカメの選曲をしているのてすが、 
今回は、益美先生とベムさんがセレクト。 
そんなこともあり数年に一度しか聞けない、 
エルヴィス・コステロの“SHE”が聞けました。ずっと聞きたかった! 

リリカさんは、また大好きな女性曲が沢山。 
“恋はあせらず”に“カラーに口紅”。 
ショッキング・プルーの“ヴィーナス”などなど。 

“カラーに口紅”は最初、伊東 ゆかりさんの日本語版で歌って 
2番はコニー・フランシスの英語版になっていました。 

最後は“君の瞳に恋してる”。これってコンサートのラストに使われることが 
多いんですよね。特にアンコールとか。 
お客さんが帰ってしまわないように祈っていました。 

次はベムカメのステージなのに、その前に終わったら…(笑)。 

島倉千代子“愛のさざなみ” 

 

さて、野球のサイン盗み疑惑の話ですが、 
僕が相撲が好きな理由の一つに、絶対にアピールをしないというのがあります。 

行司も人間ですから、差し違えというのは必ずあるんですよね。 
もしそれが発生した時に、ちゃんと軌道修正できるように、 
五人の勝負審判が控えています。それで勝敗の判断は完結。 

力士はたとえ自分が絶対に勝っているとわかっていても 
意見を言う事も出来ません。もっと言うと、表情も作ってはいけないんです。 

ただ行司の判断に委ねるだけで、納得いかなくても受け入れるだけ。 

ずっと昔ですが、大鵬という横綱が45連勝して、46人目の相手が 
平幕の戸田という力士だったので、だれもが余裕で大鵬が勝つと思ったら、 
負けてしまったんですよ。 

最初は大鵬に軍配があがったけど、物言いがついて行司差し違えで 
戸田の勝ちに。その後、相撲協会やNHKに抗議の電話が殺到。 
あとでビデオを見たら、明らかに戸田の足が先に出ていたので。 

でも怒っているのは一般の人たちばかり。 

当の大鵬は全く、意に介していない。 
それどころか、ギリギリの判定になるような相撲を取ったことを 
恥じているようなコメントをしているんですよ。器が違う。 

相撲の場合は、勝つためなら手段を択ばないというほどガツガツしてなくて 
どこか割り切っていて、意識を内側に向けているんですよね。 

剣道でも、切られたら死ぬって意識でやっていて、 
判定が不服だから生き返りますということはありえないんですよ。 
とにかくアピールは日々の鍛錬とその結果のみ。小細工がないんですよ。 

情報を盗み出す事もなければ、抗議もない。 
ただただ稽古で積み上げたものをぶつけてゆく。 

人間は欲が表に出る時が一番醜いんですよね。 
何も語らないでいるってことか美しかったりするんですよね。 

なんでも法律とかルールで論理的に切り分けようとして 
なんとか正しさを決めようとしているけど、 
それには限界があって、永久に法のいたちごっこに 
なったりすることもあるんですよね。 


さて“ヒーズ・ア・レベル”(彼は不良だ)を最初に聞いてもらいましたが 
次は彼は人形…って言う“ヒーズ・ア・ドール”です。 

 

 

 

最後のステージは、ご存じベム&カメ。 



【3rd Stage】 
♪アイ・ウォント・ユー・アイ・ニード・ユー・アイ・ラブ・ユー 
  /エルヴィス・プレスリー 
♪サーフィンUSA/ザ・ビーチ・ボーイズ 
♪恋の特効薬 ~Love Potion No.9~/ザ・クローバーズ 
♪青い影 ~A Whiter Shade Of Pale~/プロコルハルム 
♪ワイプアウト/ザ・サファリーズ 
♪キャラバン/ザ・ヴェンチャーズ 
♪レッツ・ツイスト・アゲイン/チャビー・チェッカー 
♪のっぽのサリー ~Long Tall Sally~/リトル・リチャード 
♪アイ・ニード・ユア・ラブ・トゥナイト/エルヴィス・プレスリー 
♪監獄ロック ~Jail House Rock~/エルヴィス・プレスリー 

途中にインストが二つありますが、ベムカメからお知らせがありました。 

「PAをやっているわかちこが今月で50才になります!」。 

ぃゃぃゃ、それじゃないだろ!(笑) 
 


改めて発表。ドラマーのコンちゃんが今月でBK-borns卒業となりました。 
今、上尾でスタジオを経営してて、どんどん忙しくなってるので。 

それで今回はドラムがメインの“ワイプアウト”と“キャラバン”だったので。 

“キャラバン”の時は、ドラムソロが急に減速して、バスドラだけになり、 
ゼスチャーでビールを要求。カウンターからビールが持ってこられると 
それを飲み干し、急にテンポが戻って、派手なドラムソロ再開。 
見事なパフォーマンスでした。 

【アンコール】 
♪キッスは目にして/ザ・ヴィーナス 
♪ジョニー・B・グッド/チャック・ベリー 

そしてアンコールでは、リリカさんもステージに上がって三人揃い踏み。 
にぎやかにライブは終わりました。 



次回のベムカメは6月5日(水)。新ドラマーのBK-bornsです。 


さてさて、ドラマーといえば、アメリカのセッションドラマー 
ハル・ブレインさんが3月11日に亡くなりました。 
2月5日に丁度90歳になったばかりなのに。 

僕はやっぱオールディーズ好きなので、メル・テイラーと 
リンゴ・スターと、ハル・ブレインの3人が好きなドラマーなんですよね。 

特にハル・ブレインは特定のバンドにいなくて職業ドラマーですので 
多種多様な音楽に携わっていて、1960年代~70年代のヒット曲 
グラミー賞受賞曲のあの曲、この曲でかかわってきています。 

それはまるで筒美京平さんが、1か月以内に、森進一、河合奈保子、 
稲垣潤一に曲提供しているように、お茶の間にうっすらとしか 
自身の存在を見せずに、いろんな歌手の作曲をしていたのに似ています。 

ハル・ブレインはオールディーズ歌手の時代が終わって、 
ブリティッシュ・バンドの時代がやってきますが、 
モンキーズに、バーズに、ビーチボーイズに、 
メンバーにドラマーがいるにも関わらず、レコーディングは 
ハル・ブレインに任せているという事も沢山あるんですよ。 
それだけの信頼があるというか。 

今、ハル・ブレインが亡くなつて、改めてその偉大さを知ることになります。 
今日、流した曲は全部ハル・ブレインのドラム。島倉さんのも。 

例えばこんな曲… 

Hal Blaine works 

 

1961年 エルヴィス・プレスリー“好きにならずにいられない” 
1961年 コニー・フランシス“ボーイ・ハント” 
1962年 エルヴィス・プレスリー“心の届かぬラヴ・レター” 
1962年 カスケーズ“悲しき雨音” 
1962年 クリスタルズ“ヒーズ・ア・レベル” 
1962年 シェリー・フェブレー“ジョニー・エンジェル” 
1963年 クリスタルズ“ダ・ドゥ・ロン・ロン” 
1963年 ザ・ロネッツ“ビー・マイ・ベイビー” 
1963年 ジャン&ディーン“サーフ・シティ” 
1963年 ボビー・ヴィー“燃ゆる瞳” 
1964年 ザ・ビーチ・ボーイズ“ファン・ファン・ファン” 
1964年 ザ・ビーチ・ボーイズ“アイ・ゲット・アラウンド” 
1964年 ディーン・マーティン“誰かが誰かを愛してる” 
1964年 ロイ・オービソン“イッツ・オーバー” 
1965年 ゲイリー・ルイス&ザ・プレイボーイズ“恋のダイアモンド・リング” 
1965年 ザ・ビーチ・ボーイズ“カリフォルニア・ガールズ” 
1965年 バーズ“ミスター・タンブリン・マン” 
1965年 バリー・マクガイア“明日なき世界” 
1965年 ママス&パパス“夢のカリフォルニア” 
1966年 ザ・ビーチ・ボーイズ“素敵じゃないか” 
1966年 ザ・ビーチ・ボーイズ“グッド・ヴァイブレーション” 
1966年 サイモン&ガーファンクル“冬の散歩道” 
1966年 ジョニー・リバース“秘密諜報員” 
1966年 ナンシー・シナトラ“にくい貴方” 
1966年 フランク・シナトラ“夜のストレンジャー” 
1966年 ママス&パパス“マンデー・マンデー” 
1966年 モンキーズ“モンキーズのテーマ” 
1967年 シュプリームス“恋にご用心” 
1967年 フィフス・ディメンション“ビートでジャンプ” 
1967年 フランク・シナトラ&ナンシー・シナトラ“恋のひとこと” 
1968年 エルヴィス・プレスリー“おしゃべりはやめて” 
1968年 サイモン&ガーファンクル“ミセス・ロビンソン” 
1968年 島倉千代子“愛のさざなみ” 
1969年 フィフス・ディメンション“輝く星座” 
1969年 フィフス・ディメンション“ウェディング・ベル・ブルース” 
1970年 カーペンターズ“遙かなる影” 
1970年 サイモン&ガーファンクル“明日に架ける橋” 
1972年 アメリカ“ヴェンチュラ・ハイウェイ”1972年 
1973年 カーペンターズ“トップ・オブ・ザ・ワールド” 
1973年 バーブラ・ストライサンド“追憶” 
1974年 ジョン・デンバー“すばらしきカントリーボーイ” 
1975年 キャプテン&テニール“愛ある限り” 
1976年 ダイアナ・ロス“マホガニーのテーマ” 

なんといっても、彼のドラマーとしての存在は 
シンプルだけど、今でも歌い継がれる 
ロネッツのこの曲でしょうね。