光る君へ(第九話)& 西宮神社阪神優勝祈願 & RED WING ルクア大阪♪ | MarlboroTigerの【Reload the 明治維新】

光る君へ(第九話)& 西宮神社阪神優勝祈願 & RED WING ルクア大阪♪

 

中々面白いストーリーでした。

 

今回は散楽師の直秀一門が盗賊の嫌疑で投獄され、処刑されるまでのストーリー。

 

ファンタジー的要素を盛り込みながら、上手く平安中期の日常を捉えていたのでは無いでしょうか。

 

 

検非違使(けびいし)と言う役人が登場しましたね。平安時代、朝廷は事実上軍事力を放棄しておりましたので代わりに治安維持を司る組織が必要でした。これを担当していたのが検非違使です。今日の警察官に相当します。【光る君へ】の時代では検非違使庁が置かれ、彼らはその構成員。官位はありませんでしたが、強力な権力を与えられる様になっていました。

 

やがてその地位は北面武士に取って代わられ、鎌倉幕府が六波羅探題を設置すると衰退して行くのですが、平時における武装集団としては存在感は相当なものだったでしょう。

 

 

この【光る君へ】の時代は...菅原道真の死から100年近くの時間が経過しています。その道真の死後30年...930年代には、道真の祟りがピークを迎え...続く940年代には平将門の乱が勃発。京は恐怖におののいた記憶が濃厚に残っています。式部の一世代前に起こった出来事ですね。

 

束の間の平和を謳歌していたとは言え、京も武力(軍事力)の重要さには気付いていたと思います。末法思想の蔓延と共に...やがて朝廷はそれを痛感する事となります。道長の息子...頼通の時代には、比叡山は軍事力を拡大、強訴が頻発します。世直しの機運はこの【光る君へ】の時代から、じわじわと高まっていた様に想像します。

 

 

こんな風に処刑された根無し草の人々は...大勢居たでしょうね...。

 

劇中語られていた鳥辺野(とりべの)と言う地域は...

 

 

この地図のエリアを指しています。【ブラタモリ】の清水寺の回をご覧になられた方はお分かりでしょう。今でも清水寺のすぐ近くには多くの墓地が広がっています。観光客の目からは見えない様、地形を利用して隠されておりますが、現代でもそこは人々が永眠する場所になっております。

 

 

なので、処刑されれば...その骸は鳥辺野に葬られたのは間違いないでしょう...。この辺りの無情さは、よく表現出来ていたんじゃ無いかな...。

 

 

国家権力を盾に、やりたい放題...。そんな側面もあったかも知れませんね。まひろを上手く使った時代描写でした。女流作家として目覚める上で、ショッキングな出来事は不可欠。許される脚色だと思います。

 

 

権中納言・義懐。兼家、頼忠の権力闘争の間隙を突き、のし上がって来たこの男。どうやら花山帝との蜜月関係は長くは続かなかった様です。彼は花山帝の移ろいやすい性格を看破しておりましたから、帝の出家に最後まで反対してみせるのですが、説得に失敗します。やはり、どこか官僚然とした...冷たさがあったのでしょう。

 

クーデター後は僧侶となり、比叡山で一生を全うします。ある意味...我が公【花山法皇】よりも、筋の通った仏道を歩みました。人格者としては花山帝よりも遥かに上位だったかも知れません。

 

 

ロバートの秋山氏には期待しております。やや潔癖症(?)と言うか...権力にまつろわぬ無骨さを有した知識人。強欲の権化たる道長に対し、頑としてそれを拒む...平安貴族の筋の通し方って奴を見せつけて欲しいです。闇落ちする道長と対比させる上で、最も重要な人物として描かれるかも知れませんね。ギレン・ザビに対するランバ・ラルの様な存在?

 

 

さあ...どう変貌を遂げるのだ、道長?

 

今回のラスト...死者に詫びて泣きじゃくる姿は見事でした。晩年、地獄に落ちる事を極度に恐れた道長...。ここからの彼は...恐らくは【鎌倉殿の13人】における北条義時と同様のストーリーが待っていると思います。

 

始祖...鎌足から十一代...いよいよ絶頂期を迎える藤原氏...その光と闇を、上手く演じ切って貰いたい。今日の演技は、それを予感させる見事なクオリティでしたよ。頑張れ、柄本佑!!

 

 

晴明の不気味さも、際立ってますな(笑)。従来のイメージが、野村萬斎、羽生結弦、山崎賢人ですからね(笑)...。余りにも違い過ぎる。晴明LOVEな女子達からは不評かも知れませんな。

 

ただ、花山帝に引き上げて貰いながら、最終的に彼は道長の懐刀の地位を得る訳ですよ。その身代わりの早さってのは、ちょっと生臭過ぎて嫌ですね。道長の父・兼家に元三大師・良源が居たがごとく...道長の側近として君臨しようとした...。そんな側面もあった様に邪推します。

 

とにかくミステリアスな人物です。

 

うむ...まだまだヒロイン・式部はぼんやりした輪郭のまま(笑)。当分、このテイストは続くんでしょうね。

 

次回に期待する!!!

 

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...

 

では、ここからは...

 

いつもの通り、今週の御朱印巡りの旅(笑)👏👏❗️

 

昨日(土曜日)の参拝ですね。先週お伝えしていた通り...

 

 

西宮神社に行って参りました♪

 

頭には、先週ゲットした...【 BACKLASH × Loud Style Design 】のコラボキャップを装着!ウキウキのデビューでございます♪

 

西宮神社と言えば...

 

 

...皆さんご存知...あの【福男選び】の開門ダッシュで有名ですよね(笑)。一月十日の【十日えびす】は関西の風物詩。

 

私もニュースなんかでホゲーッと見たりしております。

 

しかし...兵庫県出身でありながら、一度も参拝した事なかったんですよね...この神社...。なので人生初参拝です!!

 

それもこれも...

 

 

これがあったから!!!このご利益だけは、受けておきたい!!!今、虎キチ最強のパワスポでしょ、ここ(笑)。これが無ければ、一生参拝しなかったかも知れん...。

 

昨日は【アレンパ】の必勝祈願メインで訪れたのです。

 

 

ううむ...ここの境内も広い...。

 

 

おおっ!白鷹さんが奉納したタイガース樽!!!

 

有難や...。

 

 

関西も、暦の上では春ですが、まだまだ寒い!!まだダウンは手放せません。

 

 

天気も曇っておりましたね。寒風身に沁む三月の境内でした。

 

おや?

 

 

本殿修復中🙀...。知らなんだ...。

 

なので...

 

 

お隣の【仮本殿】にて参拝です。

 

まあ...しゃーないですね...。こればっかりは...。

 

本来ならば...

 

東側の第一殿に...

 

 

えびすさんが居られ...

 

中央の第二殿に...

 

 

天照大御神と...

 

 

大国主大神が居られます...。

 

そして西側の第三殿には...

 

 

須佐之男(スサノオ)大神!!

 

うむ。先日参拝した、甲子園の素盞嗚神社、同じく西宮の廣田神社と共通する神々が祀られている...。そう言う場所なのでしょうな...。

 

 

本来なら、この写真の三殿に...四体の神々がいらっしゃると言う配置なのです。いやはや...有難や🙏

 

この神社は、特に【えびす信仰】で有名なのですが、それは下記の由来に起因しております。

 

西宮に残る伝説によりますと...

 

昔、鳴尾の浦の漁師が沖で漁をしていたところ、網の中から御神像を引き上げました。

 

『なんや...魚とちゃうやんけ...。』

 

漁師はこれを海中に戻したそうなんですな...。ところが、更に沖に出て神戸の和田岬周辺でまた網を投げたらば...

 

また同じ御神像を引き上げた!

 

『こりゃ...ただ事や無いで!!』

 

漁師は御神像を持ち帰り、自宅でお祀りしたのですが...

 

『おい、お前。良う聞けよ。ここから西の方角に、えらい宮地があるんや。ワシをそこに案内せい。』

 

...と、夢の中でお告げがあった(笑)。

 

 

で...そこに安置したから【西宮(にしのみや)】(笑)!!

 

室町時代にブームとなった七福神信仰の中で、この方のみ...外来では無く、日本オリジナルの神様!!Made in JAPAN なのでございます!!!

 

魚を市場で売り買いする事から、市場の守り神...そして【商売繁盛の神様】へステップアップされて行きました。

この写真の札は、御神影(おみえ)と申しまして、えびす様のお姿を写したありがたい物。寛文三年(1663年)に四代将軍・徳川家綱より特別に許可され、全国に頒布される事となりました。独占頒布の正像が、これです!!

 

なので...

 

 

こうなっちゃったんですな(笑)...。福男目指して、韋駄天野郎が全国から集結して来る(笑)。関西人の、商売に対する執念が感じられる風景です。

 

で、阪神(笑)。

 

阪神タイガースは、球団発足当初は【大阪タイガース】と称しておりました。1935年(昭和10年)の球団創設から太平洋戦争による四年間の休止期間を挟み、1961年(昭和36年)の改称まで...25年間が【大阪タイガース】。

 

1961年からは、晴れて親会社である【阪神電鉄】の名を冠する...【阪神タイガース】となったのです(笑)。

 

ですから、戦前から続いた必勝祈願の地...廣田神社への参拝も継続されましたが、新たに...

 

 

西宮神社への参拝も加えられたのです!!こっちは1961年以降ですね。商売繁盛...エンタメ・ビジネスの大繁盛を祈願する...そう言った意味も追加されました。いやはや、その後の阪神の歴史を振り返ってみれば...勝利よりも、こっちの方のご利益ばかりが強かったかも(笑)...。阪急、南海、近鉄...阪神よりデカい電鉄会社の球団は、皆滅びましたからね...。でも反面、阪神タイガースは勝ちに縁がない球団だった...。

 

がっつり、【アレンパ】を祈願して来ましたよ!!!

 

 

御朱印帳が書き上がる間...

 

隣接する資料館(無料)にお邪魔して来ました♪

 

 

精密模型(笑)。手前の赤門から、奥の本殿まで...福男狙いのランナー達が駆け抜ける順路が分かって頂けますでしょうか。

 

 

おっ!岡田監督の絵馬や♪

 

 

森下のもありしたで!!もう、関西人になり切っとる!!

 

 

西宮のスター...あいみょんと、開幕前&優勝後の岡田さんの絵馬。

 

 

最近は、関西に定住された西田ひかるさんや...鶴瓶師匠...そしてこれまた西宮出身のスター、鈴木亮平氏の絵馬!そろそろガチな大阪弁の役を見せてくれ!!

 

 

近本と森下。シンプルでいい感じ♪

 

 

いや...大満足でした!!これで...甲子園...信貴山...西宮×2と続いた...

 

猛虎の聖地巡礼はコンプリート!!!

 

 

御朱印です。これまた達筆な墨書ですなぁ...。実に美しい。

 

 

所願成就のお守りも購入させて頂きました。我が家のMarlboro猛虎大神宮にお祀り致します!!

 

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帰りは、梅田に立ち寄り... ルクアの RED WING さんに顔出しして来ました。

 

 

目に飛び込んで来た、青山店の開店10周年記念のTシャツ!即買いしてしもうた...。使用前・使用後のイラストが渋い【NOW AND THEN】のフロントプリントがゲロ渋い!!

 

 

バックプリントは羽ロゴですね。

 

色は二色あり、白Tの方はバックプリントの羽がレッドになります。ガチなレッドウィングにこだわるなら、白Tかな?

 

大阪でも買えると思っておりませんでしたから、こいつは貴重です。周年モノは、再販されませんからね。

 

でも、大阪人としては...

 

 

来年(2025年)青山に継いで10周年を迎える...我等が【Red Wing Shoe Store 大阪LC店】の記念Tも絶対に出して欲しい!!

 

当時国内二店舗目でしたが、とてつもなく豪華な空間ですからね...ここ。はっきり言って、青山よりゴージャス!!

 

頼んまっさ...OSAKAのロゴが入ったRED WINGのTシャツ...絶対に欲しい!!!!!(ハードロックカフェか...笑!)

 

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そんな週末でございました♪

 

さあ...

 

水曜は、侍JAPANを応援しに...京セラドームに出陣や!!!

 

See you!