光る君へ（第八話）& 三連休・西国巡礼レポ & 初 BACKLASH アイテム！！

息詰まる攻防が展開された、実に見応えのある良い回でした。

道兼との間で...目に見えぬ心の刃が飛び交っていたのを、皆さんもご覧になられたでしょう？

凄かったですね...。

吉高さんは左利きですから、時代劇のヒロインとして登場する際には、非常にハンディを背負う事となります。書のみならず...この琵琶を爪弾くシーンなども、相当に手強かった筈...。やはりピックは利き手に持った方が、絶対的に情感の昂ぶりを表現出来る。

このシーンは、珠玉でしたね。緊迫感がハンパ無かった。

何も語らず、目だけで場の全てをコントロールしていた。見事なシーンでした。絵空事なんだけれども、そこにリアリティを与えてみせる...。中々出来る芸当ではありません。息を飲みました。

さて、今回は執務中に昏倒した兼家とそれを取り巻く一門の姿が描かれておりました。これが非常に面白かった。何ともタヌキな親父ぶりですが、この人の権謀術数は底なしですからね...。花山帝と上手く距離を保ちながら、逆襲の一手をこうやって練っていた事も考えられます...。

潮目を読みながら...三人の息子に役割を与える...。

マジでやっとったかも知れん...。

前回のレビューでも触れましたが...

この985年（永観三年・寛和元年）と言う年は、正月に比叡山の元三大師・良源が没した年になります。藤原兼家は良源と深く結びついていた人物ですから、良源の死は相当な痛手であった事は間違いありません。法曹界の拠り所を失った感は否めません。

で、もう一人のスーパー呪術者...

安倍晴明は、円熟期に入ろうとしていた...。彼は花山天皇の後盾でのし上がった人物ですからね...

【花山派】と言っても良い。ここらのパワー・バランスの描き方も、中々に巧みです。

劇中、兼家の病床で祈祷する僧侶達は...装束からすると天台僧。

晴明が不動明王の真言から陰陽道の術式を展開して行くのに対し...

藤原一族と天台僧が唱えていたのは...

【オン　ビセイゼイ　ビセイゼイ　ビセイジャサンボリギャテイ　ソワカ】

...と言う薬師如来真言の中呪。これは天台密教（台密）で非常に良く使われる呪文で、根本中堂（本尊・薬師如来）で良く耳にします。恐らく、良源及び比叡山と兼家の関係性から、ああ言った描写に落とし込んだのでしょう。

現世利益の仏様VS式神使い（笑）。短い時間で密教と陰陽道の技比べ的な描写が入っていたので、実に面白かった。

『病に倒れてもお前を殴るのか？地獄に堕ちるな...右大臣は。』

吐き捨てる様に呟く花山帝...。一族のはぐれ者...道兼を懐柔しようとする姿はやはり異様に感じられました...。

しかし、この帝を退位に導くジョーカーこそ...この道兼だった訳で...実に恐ろしいストーリーを描いておるのですよ...このシーンは...。

...

唯一...ほっとするシーン（笑）。黒木華は、いよいよ絵巻物の世界の住人と同化して来た（笑）。まさに...生けるカルタ（笑）！！そうとしか思えぬ程...完璧な平安美人やと思いません？？誰もが教科書で目にした...あのビジュアル！！

女優...恐るべし...。

対するまひろは、文学少女のまま（笑）。三郎（道長）への想いを断ち切ろうと足掻いておりまする...。こいつとの関係はどうなって行くのやら（笑）...。

うむ。いい回でしたよ。

どうやって紫式部は道長一派を代表する女流作家に組み入れられて行くのか...

期待は高まります（笑）。

さあ...クーデター近し！！我が公（花山帝）はどう変わって行くのか...

興味は尽きません。

次週に期待する！！！

...

では、ここからは例によって...

三連休の巡礼レポをば（笑）♪

今週は、タイガース必勝祈願は無し！煩悩は封印し...ちゃんと、西国三十三所の先達様に戻り...

きっちり札所で勤行して参りました！まあ、軽く触れておきます...。

先ずは金曜日に菩提寺に参拝し、墓参り。雨の中、ご先祖様の墓前で阿弥陀経（漢音小経）と般若心経、念仏をがっつり読経。檀信徒しての勤めを果たして参りました。出来はまずまず...。父の御霊に、阪神の宜野座キャンプの進捗を報告。良い墓参りでした。

昨日は唯一天候に恵まれましたので、日本海側へ車を走らせ...

西国札所の成相寺と、松尾寺の二ヶ寺を参拝。

成相寺のある天橋立と言えば...

例の...

【やっちまったなーーー（笑）！】の現場に近いロケーションなのですが、現場へは行かず（笑）...。

第二十八番札所・成相寺は...

このマップで言えば、転落事故があったビューランドが左下にありますから...その逆サイド...つまり左上の山の中にあります。

ビューランドから上手く覗けば、こんな感じ（笑）。成相寺は左手の山の中ですね...。もちろん、天橋立はこのポイントからも美しいのですが...

成相寺の展望台からは、もっと良くその全長を俯瞰する事が出来ます。是非、逆サイドからの天橋立もお楽しみ下さい♪

昨日は三連休の中日と言う事もあり、バスツアーのお客さんが大勢参拝されておられました。コロナ明け...参拝客激増ですな。よきよき♪

参拝を終えて、マクドで昼食を済ませ...とっとと松尾寺へ...。

60km以上離れているので、結構遠いのですが、私の場合はここ（成相）と松尾は常にワンパックで参拝します。節約の為、高速道路は使いません。一般道でトロトロ移動。

昨日の松尾山はこんな感じ。やや寒かったくらいですかね...。

本堂はまだ改築の途中...。もうちょっとかかりそうですね。

なので、仮本堂で勤行！出来はもちろん、パーペキです。良い参拝でした。

で、今日（日曜日）は播州清水寺へ。

播州ではあるのですが、ロケーション的には播磨東端ですから、丹波や有馬に近い...。我が菩提寺からもそんなに離れておりませんので、気楽に参拝出来ます。天台宗のお寺故に...ホームの感覚でがっつり天台式勤行でお勤めが出来る！実にありがたい...。

今日は仏教系の大学の学生さんかな...女子学生の方が、修験の修行で参拝されておりました。引率の先生の指導の下、見事法螺貝を吹いておられました！

授与品にも、ニューアイテムを発見（笑）！

竹生島でしか見られなかった、三十三所の扇子。播州清水でも販売されておりました。速攻ゲットです（笑）♪

大先達専用納経帳も、大分くたびれて来ておりますが...これはこれで【味】がある！

昨日の御朱印。成相と松尾も3回目です。

播州清水は、リーチになってしまいました...。多少凸凹してしまうのですが、まあ...先が見えて来ました...。

なんか、あっちゅう間に回れてしまいそうなのが...逆に恐ろしい...。リタイアまでにと思っていたのですが、かなり前倒しで満願を迎えそうです。もっとペースを落とします...。数じゃ無いですからね...観音巡礼は...。

...

まあ、西国巡礼はそんな感じ...。たまにご報告します。

...

夕方には大阪に戻り...

BACKLASH さんからオーダーしていたブツが完成したとの連絡を受けておりましたので、帰宅前に受け取りに上がりました♪

ジャジャーーーン♪

むふふ（笑）♪

Loud Style Design とのコラボ・キャップでございます♪ゲロかっけーーーっ！！！

受注生産品...待ちに待った納品でございます♪上質のシープ・スキンを贅沢に使った...レザー・キャップ。格好いいっしょ（笑）？

BACKLASH と言えば...ISAMU KATAYAMA氏が手がけるレザー・ブランドの雄。その大阪店で、記念すべき初アイテムを購入した訳であります！！

（いや...ワシには、ちと敷居が高過ぎるわ...。）

...そう思ってたんですけどね...。それこそ芸能人や、金持ちしか手の出せんブランドと言うイメージですから...ここの革ジャンなんて、夢のまた夢！

ですが...

（何やとっ！？LSDとのコラボ！？そりゃ...買わいでかいっ！！！）

当然...LSDフリークの私としては、そうなる（笑）！！高蝶のシルバーが、ご覧の様にトップに付いているからこその購入でございます...。

BACKLASH ありきじゃ無いんですよね、僕ら（LSDユーザ）...。我々銀オタからすれば、別にBACKLASHなんてどうでも良い。

この【Loud Style Design】のロゴが入った被り物を...心から待ち望んでおったって事！

昔の... Reload the Hell のイベントキャップ以来...気軽に被れるLSDのキャップが全く無かった...。15年以上...ほんと...Schott や vanson や Another Heaven のキャップで...我慢して来たのだ、俺は！！！ずーーーっと...我慢して来た...。

もちろん、例のMaster Mind Japan とのコラボ・キャップは大事に保管しているが...やり過ぎで、イベント以外で被る事が出来ないでいた...。

だから...こいつが貴重なのだ！！！