光る君へ(第七話)& 阪神連覇祈願...廣田神社参拝❗️ | MarlboroTigerの【Reload the 明治維新】

光る君へ(第七話)& 阪神連覇祈願...廣田神社参拝❗️

 

我が公...

 

嫁さんと子供を共に亡くして、自我崩壊...。おいたわしや...。

 

その胸中...察するに余り有りまする...。

 

彼等はこの時17才。現代で言えば、高校二年生同士のカップルだった訳です。そりゃもう...燃え上がった末に、この結末では...

 

落ち込むなと言う方が無理。

 

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ここから藤原氏の天下取りが始まって行く訳ですが、それに巻き込まれる人間模様に関しても種が撒かれておりました。

 

 

学者さんってのは、いつの時代でも脇が甘い。政治家にいいように扱われ、お払い箱となったら...『さようなら♪』見事なまでの肩叩きのシーンですな...。お父様は、これより冷や飯を食らわされる日々が待っとります...。兼家からしても、もう用済みなのでしょう。若き天皇の先が見えている...。

 

 

完全にフィクションである【藤原道長とまひろ】の恋を描いているのは、この時代全般を分からせる為。これは空白部分が多い主人公の人生を埋める上で、非常に良く出来たシナリオのように思います。まひろだけでは...余りにも資料が少なすぎてドラマになりませんからね。

 

 

晴明も動いております。彼にはこの後まだ二十年の人生が残されておりますから、地位を盤石にするには十分な時間がありました。皇太子時代の花山帝から那智山の天狗を封じるように命じられ、それを成就して認められました。

 

今回描かれていた985年には、比叡山の高僧・天台座主良源(元三大師)が正月に亡くなりましたからね...。対密教の戦略としても、陰陽道は色々画策していたんじゃ無いかな...。比叡山は良源によって三塔体制が確立...後に後白河法皇が脅威を抱き続けた【山法師】の牙城は完成しつつありました。そんな時代背景の中で、物語は進行しています。

 

ドラマとは関係ありませんが、触れておきましょう。

 

 

この年、前述の通り元三大師・良源は亡くなりましたが、比叡山では良源の死から二ヶ月後...弟子・源信によってセンセーショナルな論文が脱稿されます。【往生要集】です。最澄以来、日本では釈迦の入滅後1500年経って訪れる末法...即ち仏教版終末の時が1052年であると信じられていました。これに先立つ67年前...源信は極楽往生の為のマニュアルを書き終えたと言う事。

 

徳川家康が軍旗に描かせた...【厭離穢土欣求浄土】の時代が、もう直ぐ到来します。【南無阿弥陀仏】を唱える浄土宗、浄土真宗の教えの元年と言えるかも知れませんね。ぼんやりとした不安が、平安時代の日本を包み込んでいた事を覚えておいて頂きたい。

 

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話をドラマに戻しましょう。

 

今回は...

 

 

やっぱ、これ(笑)。

 

流石に、度肝を抜かれました。幕末オタで歴史好きの私ですが...流石にこれは知らんかった(笑)!

 

(なんじゃこりゃ!?ポロとちゃうのけ!?!?!)

 

思わず噴き出してしまったのですが...

 

 

ほんまにあったらしい...。

 

打毬...。聞いたことも無かった...。

 

わたしゃ、武士の嗜みについてはそこそこ詳しいのですが...こいつは知らんかった...。詳しいルールは分かりませんが、ペルシャから伝えられたスポーツで、この時代には既に定着しておったとか...。絶句ですな...。

 

 

うーむ...この装束...。平安日本におけるラルフローレンなのでしょうか...。POLO..ならぬ MARO...やったりして(笑)。貴族のボンボンが着るスポーツウエアって点では、この時代に私が生きていても...このウエアは毛嫌いしたでしょうな...。わたしゃPOLOは大っ嫌い。同じラルフローレンでも、RRL、DENIM & SUPPLY 派です。尖ったファッションで無ければ受け付けない。王道のアイビーは、ボンボン臭くて着る気になれんのです...。

 

なんのこっちゃ(笑)?

 

ボールは鹿革で作られており、ドラマのプレイヤーは鹿革の腰巻(?)を着けておりましたね...。

 

ディア・スキンとはこれまた(笑)!

 

私マルボロが邪推しますに...

 

 

藤原氏と言えば、鹿だから...鹿まみれにしたのかなと(笑)。

 

ご存知の通り、奈良公園で鹿が甘やかされ続けておるのは...

 

鹿は藤原氏を代表する生き物だからなのです。興福寺は藤原氏の氏寺であり、藤原氏のご先祖...武甕槌(タケミカヅチ)は茨城県の鹿島から鹿に乗ってやって来た(笑)。なので鹿革をまとった不空羂索観音は、藤原氏が独占すべき観音様であり、この観音様は藤原の息が掛かった寺院でしか拝めませんでした。

 

なので...ディア・スキン(笑)。

 

まあ...楽しそうで、おもろかった。

 

 

 

 

 

運動会の応援よろしく...女子達がイケメン男子を物色中(笑)。(学園ドラマかいっ...笑!)

 

ききょう(清少納言)も、ジワジワと存在感を高めつつあります...。ちょっとお高くとまった設定ですな。ギャル達の中でも、若干浮き気味。頑張れ、清少納言!!!

 

そんなこんな(笑)。

 

今週も面白かった!

 

次週に期待する!!

 

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...

 

...で

 

ついでながら...

 

今週もまたまた...聖地巡礼...って言うか、猛虎巡礼のレポも書いておきましょう。昨日、土曜日の参拝で一日遅れですが、続いてご一読下され♪無理矢理【光る君へ】に絡ませるつもり(笑)...。

 

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と言うわけで...

 

今週も...またしても阪神タイガースの必勝祈願(笑)!

 

球団の公式参拝で知られる兵庫県西宮市の廣田神社に参拝して参りました♪

 

これですね。

 

球団創設時より続く、戦勝祈願の風景です。西宮神社は球団名が【阪神タイガース】になってからですが、こちらは【大阪タイガース】の頃から80年以上続けられております。ファンなら、一度は訪ねておきたい聖地の一つと言えるでしょう。

 

昨年はコロナも明け、久々に選手も集まっての参拝でした。選手会長は近本選手でしたので、関西学院大に在学中の頃から...ずっと地元の神社みたいな感覚だったかも...。

 

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...ってな訳で...

 

久し振りに阪急神戸線に乗り、西宮北口駅で下車。阪急バスに乗り換え、廣田神社に向かった訳であります。

 

学生の頃、しょっちゅう訪れていた西宮北口...。南口の改札から出たのは二十年ぶりくらいでしょうか(笑)。いつもバイトに向かう時に利用してたっけ...。

 

 

おっ(笑)?懐かしの時計!

 

(お前...まだ頑張っとったんか(笑)!?)

 

私の学生時代にも、こいつは動いておりました♪

 

が...

 

 

南口を出て愕然...。

 

余りにも...余りにも激変しとるやないかっ(笑)!!!

 

(おい...マジか!?面影、全然あらへんやんけ...笑)

 

暫し呆然...。周りには高層マンションやショッピングモールが立ち並び、車中から子供の様にキョロキョロと風景観察(笑)。何もかも...すっかり変わってしまった。震災後の再開発なんかが進んだからなのか...

 

まあ...何はともあれ、甲東園行きのバスに乗りました。

 

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無事廣田神社に到着!!

 

 

バス停前からは、甲山(かぶとやま)が遠望出来ます。廣田神社から北を見た風景です。左手に苦楽園、右後方に宝塚ってなロケーションですね。手前には関西学院大学があります。この遠望している範囲こそ...関西屈指のハイソ・タウン(笑)♪近畿のビバリー・ヒルズと言って過言では無いでしょう。

 

よく関東圏の人が関西に来ると...

 

『関西って、ガラ悪いよね...。』

 

...などと、コソコソ言っておられますが...ここらで生まれ育った人間にそれは通じませぬ...。立場は逆転致します。私も幼少の頃、父の転勤で京王沿線に数年間住む事になりましたが、東京に住み始めた頃は...そのガラの悪さに石化してしまった(笑)。

 

(東京って...バケモノの巣か!?)

 

...

 

...

 

...まあいい...。

 

とりあえず参拝いたしましょう!

 

 

立派な石柱。いざ、脱帽・一礼っ!!

 

猛虎の魂が揺さぶられるわい!!!

 

 

境内入口はこんな感じ。神域が広がっておりますね。

 

 

社務所かな?参集殿に掲げられた【セリーグ優勝】と【日本一】を祝う横断幕がお出迎え♪

 

 

本殿です。

 

主祭神は天照大神荒魂。神道の事は良く理解しておらんのですが、恐らくは天照大神の戦闘的な側面の神様。別名・撞賢木厳之御魂天疎向津媛命(つきさかきいつのみたまあまさかるむかいつひめのみこと)だそうです。

 

日本書紀に創建時の事が描かれてますね。神功皇后が三韓征伐に出立された時、天照大神の神託を受けました。二つの側面の内、和魂が天皇を守護し、荒魂の方は軍船を率いて朝鮮半島を攻めるのだと...。

 

 

写真の人物が神功皇后です。この時、神功皇后は皇子を身ごもっていたのですが、またしても神の神託があり、『荒魂の方は廣田の地に置くのが良い。』と指示を受ける事となります。で、この地に荒魂を祀る事にしました。

 

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...

 

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要は戦の神なのです。

 

朝廷から篤い崇敬を受け、貞観十年(868年)には従一位に叙せられたと言いますから、相当に格式の高い神社と言えるでしょう。当然、紫式部の時代にも知られていた筈です。【光る君へ】の時代の少し後...白河天皇の時代には二十二社の一つにランクされておりましたから、相当に有力な神社でした。

 

せっかくなんで【光る君へ】に無理矢理絡めますとですな...

 

平安後期以降、後の子爵・白川家との繋がりが強かった神社です。

 

 

白川家と言いますと、花山天皇の皇孫である延信王を始祖とする御一門。同家は朝廷の祭祀を司る神祇官(じんぎかん)の長官...神祇伯を世襲で務めておりましたから、そのお血筋は花山帝に繋がっておられる...。

 

藤原道長・頼通以降...藤原摂家も時の情勢に従い、花山源氏の流れを汲む一族と...手打ちやらバーターやらを繰り返し、良好な関係を続ける事になったのかも知れません。いずれにせよ、白川家は代々世代交代の度に廣田神社に参拝しておりました。

 

(まあ...花山帝を敬う、ワシみたいな人間が参拝しても問題ないやろ...笑)

 

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軍神姿の天照を想起し...

 

二礼二拍手一礼👏

 

個人の願い事に続き、阪神タイガースの連覇を熱烈に祈願致しました👊‼️

 

 

っしゃーーーっ!!猛虎魂、注入完了っ!!!

 

軍神への戦勝祈願ってのは、テンションが上がります♪

 

気分はもう...

 

 

岡田監督(笑)♪

 

ん?

 

アレンパ?

 

廣田に参拝したら、決まった様なもんよ。当たり前やん。オーーーン♪

 

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...

 

...

 

そして...

 

 

先週信貴山(朝護孫子寺)で購入した、タイガース御朱印帳を取り出し...

 

 

御朱印頂戴致しました🙏♪【天照大神荒魂】の墨書が渋い!!

 

天女の様な姫キャラでは無く...

 

 

こっちの武装したバトルクイーン・モードの大神を妄想(笑)...。

 

もちろん、かっこいいアマテラスも嫌いじゃ無い。我が国最強の太陽神ですからね。

 

 

お守りも、タイガース・カラーの【勝運守】をゲット!昨年は日本一にもなれましたし、タイガースの神としても...今一番ご利益がある神様と言えるでしょう。

 

ちなみに【西宮】と言う地名の由来は、この廣田神社一帯が西国に向かう街道上にあったから(笑)。

 

うむ...何事に対しても...

 

これで勝てそうな気がして来た(笑)✌️❗️

 

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そんなこんな(笑)。

 

これでガチな阪神連覇祈願のパワースポット巡りは、残すは西宮神社のみ!!

 

良い週末でした♪

 

さあ...スーパードライでも飲んで寝るか(笑)!

 

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なんでトラキチがアサヒビールを飲まねばならないか...ご存知無い方は、下記をご覧あれ♪

 

平田ヘッドが言うたからとちゃうよ(笑)。その歴史を知るべし!

 

我がヘッポコ戊辰戦争小説【開闢の光芒】より、長岡藩家老・河井継之助の病床シーン。河井の書生として登場する...阪神タイガースの父・外山寅太について述べております。我らがタイガースの父も、幕末期には越後の虎の末裔(米沢藩上杉家)と共に...官軍と戦っておったのさ!!是非ご一読を!

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