2023年のGWは、新西国三十三所の満願でフィニッシュ♪

最終日は雨でしたね。朝からザーザー（笑）。

まあ...雨降って地固まる...と、言いますからね。観音様は水の属性。故に雨が降っても、それはそれで喜ばしいのです♪

さて、このGWは前々から念願であった【新西国三十三所】の結願を達成致しましたので、簡単にご報告しておきましょう。同巡礼で残されていた霊場は...

三十番の金剛城寺さんと、三十三番の瑠璃寺さんの二ヶ寺でした。ようやくこれで、三十三の札所と客番五ヶ寺を全てコンプリートでございます♪いやはや...長かった（笑）。発願から、足掛け三年五ヶ月での満願！！西国さんや、洛陽さんと同時進行でしたからね...。しかも最初の二年半は千葉県の船橋に在住しておりましたから、中々遅々として進まなかった。

長かった様な...短かった様な...。

昭和七年に、新聞の人気投票によって誕生した新しい霊場でしたが、それでも当時の人々の【西国以外のオラが町の観音さん】をPRした功績は実にデカい（笑）！！とにかく、これでもかっちゅうくらいの巨大寺院と、国宝仏、国宝建造物の雨あられ（笑）...。エグい体験をさせて頂きました。

...

思い出されるのは...

立木山寺の、地獄の800段かな（笑）。

唯一にして、最強難度の難所でした（笑）。上の写真の様な九十九折の風景が延々と続き...その変化の無さに、めげそうになりました（笑）。あれは苦行でしたね...。

でも...

やってみて良かった！！これは断言出来ます。西国ばかりを回っておりますと、何と言うか...視野角が狭くなる。

日本には西国以外の霊場も沢山あり、独自の観音信仰の歴史が堆積されておるのです。それに触れる事が出来ました。

中でも浄土寺さんの、国宝仏...仏師・快慶の手による【阿弥陀三尊像】との出会いは...極上の思い出ですね。ほんと...魂を抜かれる思いでした...。

西国、坂東、秩父の日本百観音...そして先日先達位を拝命しました洛陽も凄かったのですが...

この新西国も、めちゃめちゃ凄い巡礼やったと...言っておきましょう...。その規模、スケール感、エンターテイメント性は...坂東や秩父以上と言っても過言ではありますまい。平安、鎌倉期を代表する近畿の観音霊場は圧倒的でした。西国オンリーで巡拝を重ねておられる先達さんにも、これは絶対のお薦めですね。うん、間違いない（笑）。