最近の頭陀袋...Schott トートバッグ | MarlboroTigerの【Reload the 明治維新】

最近の頭陀袋...Schott トートバッグ

 

最近の巡礼のお供(笑)。

 

もちろん、ちゃんと正装(?)する事もあるのですよ...。ここ一番っちゅう時は、笈摺(おいずる・お遍路さんとかが着てる白衣ね♪)羽織って、杖持って、菅笠を被って...気合いを入れた巡礼さんファッションで参拝します。先達さんは先達会から専用頭陀袋が与えられますので、それを使わんと本来は駄目なんですけどね...やはりその...軽いコスプレの様な羞恥心との戦いもあるわけです。

 

観音巡礼の場合、服装に関しては皆さん結構ライトで(笑)...四国遍路に比べると、笈摺着用率はかなり低い。いきなりお遍路ではハードルが高いとおっしゃる方は、観音巡礼から始めるのもいいんじゃ無いかな?

 

で、頭陀袋ってのは、肩から掛ける巡礼さんのショルダーバッグなのだけれども、中には納経帳やら、線香、ロウソク、経本、数珠、輪袈裟なんかが入っていたりします。お寺の前で装着し、山門へGO!...ってな感じですかね。合掌して、スイッチが入る...みたいな。

 

私も最低限、輪袈裟は着ける様にしてます。あと数珠ね。この二つは必須。

 

でもまあ...一般の人の目もあるわけで...。

 

お四国みたいに、お遍路さんが一杯いらっしゃれば何とも無いんだが、大阪や首都圏の街中で杖持って、笠持ってでは...かなり浮く(笑)。なので、満願とか特別の法要で無い限りは普通の格好で参拝しております。実際、ほとんど見ないんですよ。

 

で、私の頭陀袋(代わり)のバッグですが...このSchottのトート。これでございます♪オジサマ御用達、Schott!ほんと...困った時のSchott頼り...。私の場合、ほぼほぼ私服はアメカジしか持っておりません。ネルシャツ、ブーツ、ジーンズ、パーカーにMA-1なんかが手っ取り早くて好き。ミリタリー&バイカーファッションが昔から好きなのでね。

 

で、トートを頭陀袋代わりに使用しております。

 

左の可愛らしいキーホルダーは昨年京都国立博物館で開催された【西国三十三所 草創1300年記念 -聖地を訪ねて-】特別展の観音キーホルダーになります...。観音様には7種類の変化したお姿があり、聖観音、十一面観音、千手観音、如意輪観音、馬頭観音、准胝観音、不空羂索観音に分かれております。この7つの観音さんのご本尊を参拝するのが西国巡礼になるのですが...

 

キーホルダーは...どれが当たるか分からなかった(笑)。そう...ガチャみたいなもんです。

 

ゲットしたのが、これ!十一面観音!!かなり...ほっこりします。

 

 

我が家の自作霊場【補陀落山 海洋堂】の御本尊と同じ。そして我が菩提寺の御本尊とも同じ。一発勝負でこれを引くとは...導きか(笑)!ありがたや...。と言う事で、さりげなく付けております。

 

で、片方だけでは寂しいので...

 

昨日清水観音堂でゲットした【角大師(元三大師)木札守り】を逆サイドにトッピング!!!

 

 

やっぱ...疫病除けには、これですわ...。

 

元三大師・良源は第十八代の天台座主で、平安時代に実在した僧侶になります。比叡山中興の祖と呼ばれる高僧で、とてつもない法力を持っておりました。この鬼のお札ってのは、昔から江戸の人は玄関なんかに貼り付けておりました。深大寺とか、川越の喜多院(川越大師)が有名ですね。恐らく、高野山に対抗して...スター不足の比叡山が猛プッシュした側面もあるでしょう。おみくじを誕生させたお坊さまとしても知られております。

 

何で鬼のお姿かと言うと、昔京都で疫病が流行った時、良源さんが法力で疫病神と対決したんですな。で、その時の姿を弟子に描かせたら...こんなん描けました...ってのがこれ(笑)。このお姿から、鬼大師とか、角大師とか呼ばれます。一般には、正月の三日に亡くなられたので、元三大師と呼ばれております。

 

コロナのご時勢...

 

結構、見かけることが多くなりました。

 

流行りに乗ってでは無いですが...ちょっと頭陀袋に付けてみました。

 

趣味の良し悪しはともかく...

 

なんか...撃退してくれそう...。

 

気休めやけど(笑)...。