不倫の証拠を見つけてから3日目にログインを諦めたSNSは、夫が不倫をする前から趣味のスポーツ仲間の影響で使い始めていたものでした。
何のバックアップも紐付けもせずにスマホを機種変更してしまう夫は、登録したメールアドレスもパスワードも分からなくなってSNSを使わなくなったそうです。
何も思い当たらずに1度は諦めてしまったログインでしたが、私が手を貸しながら作ったアカウントであったのを思い出し、全く使わなくなっていた自宅のメールアドレスを入力してみると簡単にログインできました。
私は不倫相手のせいでやめてから、そのSNSを見ることもなくなっていたので夫のアカウントを一緒に作ったことなど、すっかり忘れていました。
不倫を知ってから日を追う毎に、あの当時の夫が周りの人たちとどんなやりとりをしていたのかが気になっていたので、ようやく中を確認することができました。
でも、ここでは不倫相手との新たな何かを見つけることはできませんでした。
夫が長い間使っていなかったアカウントなので、メッセージは最後の返信が2015年の10月。
当然古いものしか残っていませんでしたが全てに目を通してみることにしました。
そこには女性たちとのやりとりがありました。
↓に書いた内容です。
関係を疑うようなものはありませんでしたが、いい気はしませんでした。
仕事中でしたが夫にLINEをしました。
SNSログインできちゃった。
私が知らない女性たちとのメッセージが残ってた。
あんな風に気軽にやりとりをする知り合いの女性が何人もいたんだね。
私はTのこと何も知らなかったみたい。
ごめんね。
でも全部(趣味のスポーツ)関係だったでしょ?
やましいことはないんだけど、Mに何も言ってこなかった俺が悪いよ。
○○さんはTに気があったみたいだよね。
練習のときにLINE教えたみたいだけど、その後はどうなったの?
あの人は誰にでもあぁいう感じで✕✕ともできてたんだよ。
だから相手にしないようにしてた。
LINE交換したけど練習の連絡だけだよ。
そうなんだね。
家に帰ったらスマホの中、全部見せて。
絶対に何も消さないでね。
もし消したりしたら今後のことを考えるから。
分かった。
絶対に消さないで全部見せるね。
夜、2人きりになってからスマホを確認していきました。
(夫は、そのまま私にLINEを見せたので不倫相手以外とのトークから数々の嘘が発覚していくことになりました。)
前回、夫のスマホを見たときには不倫相手との何かを見つけることしか頭になかった私は、他の人たちとのトークには目がいきませんでした。
今度は趣味のスポーツ仲間や女性、グループ、全てのトークを隈なく読んでいくことにしました。
不倫相手の姉とのトークがありました。
以前↓にも書いた生命保険についての会話でした。
ここで夫が離婚したという話を相手の家族も知っているのが分かりました。
「そうだよね、姉妹だもんね。話すに決まってるよね。じゃあ(K)さんも知ってるよね。」
「もしかして、あの子の親も知ってるの?」
「うん、知ってる。あいつは片親だから母親だけね。」
「え?待って?じゃあ、話が違ってくるよね?」
夫と不倫相手は片道400km以上離れた場所で開かれた大会に泊まりで出場したことがありました。
その大会には、夫のチームから複数名参加していて何台かで乗り合って出掛けていたので、私の顔見知りの仲間が一緒だったこともあり当時は何も疑ってはいませんでした。
不倫がバレる前に聞いたときには「他に(K)と✕✕(男性)も乗せてたし、あの子の母親も観光するって言ってついてきたんだよ。だから俺は運転手をさせられて試合に出ただけで、一緒に行動はしなかった。」と言っていた夫でしたが、バレた後では話が違ってきます。
夫はこれまでは私に追及されると適当に誤魔化してきたので、こうして正直に話すようになると次々にボロが出てきました。
夫の話を聞く度に辻褄が合わない部分や矛盾点が見つかり、それを確認していくという作業が始まりました。
