いつでも自分優先で我欲を満たすことしか頭になかった夫が、この頃からやっと子どもたちに目を向けるようになりました。
一緒にゲームをしたり、スポーツの相手をしたり。
父親と子どもというより男同士の関わりの中で、その関係性が変わったように思います。
下の子が習い事を頑張る姿や、上の子の小学校卒業・中学校入学で子どもたちの成長を見守る喜びや楽しさにも気づいたのかもしれません。
そしてコロナ禍から家族でゴルフに夢中になると、家族で過ごす時間が増えていきました。
共通の趣味を持ったことで、親子・夫婦の会話が弾みました。
家族揃っての練習が毎週末の日課になって、ラウンドもするようになって。
ゴルフ用品を買い出掛けたり。
また昔のように夫の上司や同僚との付き合いも出てきて、夫婦でコンペに参加したり。
大きくなった子どもたちの家で過ごす時間が減っていく中で、夫婦の時間が増えていきました。
夫は、こうして家族との楽しい時間を過ごすうちに罪悪感に苛まれていったそうです。
不倫がバレたらどうしよう。
もしバレたらどうなるんだろう。
1人になるとこんな風に考えてしまい怯えていたんだとか。
その年のGWの前の月のことでした。
GWには父からゴルフに誘われていて、家族でもゴルフに行く予定を立てていて、親族とのBBQもありました。
夫は毎年GWのうちの1日は不倫相手の予定に合わせて、何か理由をつけて出掛けていくのが恒例でした。
家族と過ごすのが当たり前になって、趣味のスポーツの練習からも足が遠のいていたこの頃の夫には家を離れる言い訳をするのは難しくなっていました。
コロナ禍で外出を控える世の中にもなっていて、会わずに避けているのを不倫相手からは不審に思われ、私に嘘をつくのも気が咎めて。
(あの当時はコロナになると行動調査もありましたからね。)
そのまま不倫を続けていたら私にバレるのも時間の問題だろうと、相手を切る決意をしたそう。
こうして夫は不倫を終わらせました。
不倫が長期に渡っている人は、惰性で関係を続けているだけなんだと思います。
そんな日々の中で、家族との時間を過ごしたときの不倫夫が家庭に居心地の良さを感じるか。
それとも、ここには居場所がない。
居たくないと思うのか。
家族と過ごしているときや、過ごした後のパートナーの態度や言動が「めんどくさい、話したくない。」と思わせてしまうと不倫が続いて行くのかもしれませんね。
サレ側が必死になってシタ側に居心地の良い場所を提供する必要はないと思います。
でも、シタ側が自然に家庭の方が良いと感じられるよう仕向けること。
言い方は悪いですが、これが大事なんじゃないかと思いました。
勝手に不倫を終わらせて家族の元に戻った不倫夫たちには、戻りたくなる何かが家庭にあったんだと思います。
不倫が続くのは別れる必要がないからで、追い詰められて決断を迫られる場面がやってくれば自ずと結論を出すんでしょう。
家庭より不倫相手の方が良いのではなくて、惜しくて都合の良い相手を手離せないだけなんですよね。
その関係や不倫相手を手離すことを惜しいと感じる気持ちさえなくなれば不倫は終わると思います。
行為・プロセス依存で満たしている部分が別のもので満たされれば徐々に回復していくはずです。
不倫者は、不倫脳によって自分自身も見失っています。
不倫相手を排除することばかりに躍起にならずに、そんなところにも焦点を当ててみるといいかもしれません。
不倫脳に侵されて、離婚すれば好き勝手に過ごせる楽しいだけの人生が手に入る。
家族は変わらずそこにある。
こう思っているお花畑野郎の多いこと。
離婚したら家庭はそこで終わる。
これまでとは全く別の生活になる。
仕事で不在だと思っていた親が不倫相手と過ごしていたのを子が知ったら?
家庭を捨てて不倫相手を選んだ親を子は軽蔑するでしょう。
家族は何でも受け入れてくれる存在ではない。
家族を捨てた人間が家族として過ごせる未来はない。
これをしっかりと分からせる必要があると思います。
きっと夫は私たちとのかけがえのない時間を過ごすうちに、不倫がバレて今の生活を失うのを想像して怖くなったんでしょうね。
だから現実に戻って来られたんだと思います。