Hellbent (2023) | オーストラリアひまつぶし人生

オーストラリアひまつぶし人生

アラカンの女がオーストラリアでヒマ人生活。大阪とパースを行ったり来たりする日々を過ごしています。
これは毎日に想うことをイラストを交えながらつづったブログです。

こんにちわ〜気づき
 
 
 
 
 
リー・バーデュゴの
「Ninth House」の続編、
「Hellbent」
が出たので
早速図書館で
借りてみました🎶
 
 
 
とは言っても
一作目のNinth House
を読んだのは
2年以上も前だったので
Ninth House も
再び借りだして
読み返してみました。
 
 
 
 
主人公
アレックス・スターンは
いわゆる「見える」体質を
持った若い女性。
 
 
その為彼女は
家を飛び出し
ドラッグと暴力に
充ちた生活を送る中、
謎の殺人事件の真っ只中に
放りこまれてしまいます。
 
 
若く人生に見離された
アレックスの前に
アイビーリーグの名門
イエール大学の学部長が
助けの手を差し伸べます。
 
 
イエール大学(画像お借りしました)
 
 
実はこの大学は
アレックスのような
特殊体質の人間を
探していたのです。
 
 
オカルト・黒魔術満載の
このシリーズの2作目では
魔界に捕われた
ハンサムでチャーミングな
イエール大学の先輩、
ダーリントンを
アレックス達が
呼び戻そうと
葛藤する内容です。
 
 
1作目は幽霊が主でしたが、
2作目は幽霊だけではなく
吸血鬼や悪魔がゾロゾロ出てきて
人間もいっぱい殺される
グロい内容です。
 
 
主人公のアレックスの
秘めた戦闘力・反抗力
そして底なしの勇気が
幽霊を操り
悪魔と闘うさまが
息つく暇もなく
描かれています。
 

面白いことに
悪魔も吸血鬼にも
眉一つ動かさない 
アレックスが
苦手としたのは
人間関係。
 
 
でも
先輩を救出するためには
他の人間達の助けが
必要でした。


満身創痍になりながらも
周囲の人間の信頼と友情を
魔界との闘いを通じて
築いていくアレックス。
 
 
彼女が
「見える」だけでなく
「話せる」「操る」ことが
出来るようになってくると、
読者は彼女が実は
単なる特殊体質者だけでは
ないことが
わかってきます。

 
 
 
果たして
アレックス達は魔界ヘ侵入して
無事先輩を奪回することが
できるのでしょうか?!
 

1作目と同様、 
読みごたえ抜群の
第2作でした。
 
( ☆3.5)