それは突然やってきたのだ!(3 ・最終回) | オーストラリアひまつぶし人生

オーストラリアひまつぶし人生

アラカンの女がオーストラリアでヒマ人生活。大阪とパースを行ったり来たりする日々を過ごしています。
これは毎日に想うことをイラストを交えながらつづったブログです。

 

 

 

 

の続きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あまりの額の

少なさに

ゾッとした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現金をかき集めて

資金をつくる。

 

 

30万円だけでは

この世の中、

到底

生きていけない。

 

かといって

BooBooが援助するなど

そんな金銭的余裕はない。

 

 

 

 

 

 

まず、

複数の銀行にバラバラにあった

母名義の口座を解約して

一つの口座にまとめた。

 

 

 

そして、

クロゼットで発見した

貴金属や

ブランド物バッグ等を売り、

タンス預金と共に

これも母の口座へ。

 

 

 

ここまでなし遂げるのに

およそ1か月かかった。

 

 

 

しかし

努力の甲斐はあった。

 

 

 

 

 

 

ついでに

無駄な出費を避けるために

母のクレジットカードを解約し

読みもしない購読雑誌も辞め

毎日のように届く通販のDMも

ストップしてもらった。

 

極めつきは

携帯電話。

 

メールもLINEも

電話の発信・受信の仕方も

わからないのに

母は

携帯電話通信費に

月4000円以上

払っていたのよ〜(涙) 

 

よーく聞けば

携帯電話のアプリの

万歩計を使ってたらしい。

 

携帯電話を解約する代わりに

万歩計つきの

腕時計を

買ってあげたら

喜んでくれた。

 

 

 

 

この一連の解約作業は

手間がかかるので

母の猛反対を

覚悟していたが、

 

意外なことに

母は気持ちよく

「いいわよ~」と

賛意を表して

書類の記入等、率先して

やってくれたのだ。

 

 

きっと

細々(こまごま)とした事が

だんだん

面倒になってきたんだと

思う。

 

 

いずれは

しなければ、と

思っていたけど

もう諦めていた感がある。

 

 

娘のワタシが手伝う、

と言うと

「待ってました!」

といわんばかり

だったからだ。

 

 

そして

ようやく 

ヘルシーになった

銀行口座残高を見た母は

 

 

 

 

早速

お金をATMから

降ろすというのだ。 

 

 

 

この成り行きに

いや〜な予感がした

BooBoo。

 

 

 

もとの

振り出し(30万円)に

戻ることだけは

避けたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 結局

頭を捻って考えた挙句

外で高価な食事を

するよりも

BooBooが

母の大好物の肉おにぎりを

作ってあげて

お祝い、ということにした。

 

 

 
 

 
 

 

 

そして指輪は

宝石商さんが

『メッキなので

(価値がないので)

買い取れません』と

残していった

指輪を母に見せたら・・・

 

 

 

 

と言う展開になって、

新しい指輪は

もう要らない、と

 

結局

出費ゼロ

に抑えることができ、

めでたし めでたし。

  

以来、

母の銀行通帳とカードは

BooBooが保管・管理

しています。

 

 

 

というわけで
今にいたるわけです。
 
 
 
予定では明日(25日)に
日本を離れ
オーストラリアに戻る予定だった
BooBoo。
 
 
 
事情が事情だけに
BooBooは日本へ残り
母の世話をしなければ
なりません。
 

 
まるおじさん1人
オーストラリアへ飛び立つことに。
 
 
 
しかしながら
BooBooも
いずれは
日本を離れて
帰らなければなりません。
 
 
 
ということは
将来は
母に高齢者介護施設へ
入ってもらうことを
意味するのです。
 
 
 
まあ、そのお話は
また別の機会に

今日はこれまで、

といたします。
 
 
 
3回にもわたる
このシリーズに
お付き合いいただき
ありがとう
ございました。