自分の身体で人体実験(3) | オーストラリアひまつぶし人生

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アラカンの女がオーストラリアでヒマ人生活。大阪とパースを行ったり来たりする日々を過ごしています。
これは毎日に想うことをイラストを交えながらつづったブログです。

 

 

こんにちは飛び出すハート

 

 

 

「自分の身体で人体実験」

シリーズ

今日は 

最終回に相応しく

グロい

です。

 

BooBoo

けっこう好きだけどね


 

 

今日の主役は

寄生虫

でございますよ。

 

 

 

"The Clever Guts Diet"

の著者モズリー氏が

出会った男性

Daniel Hayman

(ダニエル・ヘイマン)氏は

 

過敏性腸症候群

(IBS: Irritable Bowel Syndrome)

の一種であるクローン病を

長年患っていました。

 

 

血便・下痢・極度の疲労・

体重の減少が症状となって

現われるこの病気に対し

 

薬による治療

(炎症止め・ステロイド)を

行ってきましたが

全く効き目が

でなかったそうです。

 

 

 

そこで

ヘイマン氏は

藁をもつかむ思いで

 

なんと!

寄生虫である

hookworm

(鈎虫 こうちゅう)を使って

治療してみよう!

 

決意したのです。

 

 

 

 

 

 

 

決断したら即、

ヘイマン氏は行動に出た!

 

 

鈎虫(こうちゅう)を

購入したのである。

 

 

インターネットで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

ヘイマン氏は

購入した鈎虫を

まず自分の腕に付け、

寄生虫は

彼の皮膚から

体内へと

ゆーっくりと

侵入して行ったのです。

 

 

 

 

そして1年経ち

寄生虫たちも

ヘイマン氏の腸に

到着した頃・・・

 

 

 

 

 

ヘイマン氏は

今まで悩まされていた

過敏性腸症候群の症状から

解放されたのですクラッカー

 

 

 

 

・・・・


 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうなんです!

 

専門家たちは

ヘイマン氏の行動を

決してまねしないように、と

警告しています。

 

というのは、

鈎虫は腸活には効きましたが

繁殖しすぎると

貧血症になるおそれが

あるそうです。


大切な体内の

栄養分も

吸い取られます。 


薬物で退治するにしても

他の善玉菌も殺してしまう

おそれがあり、

大変危険が伴うのだそうで

共存の道しかない、

のだそうです。

 

現在は

攻撃的な鈎虫より

もっと温和な寄生虫を

使って実験を進めている

そうですので、

近い将来

寄生虫が

過敏性腸症候群の

治療の本流に

なるかもしれませんね。

 

 

 

あっ!

ちなみに

ヘイマン氏は

著者のモズリー氏と

談笑しながら、


超スパイシーな

カレーを食べても

まったく大丈夫そうだった

そうです(笑)


これは

素直に

めでたし、めでたし

だけどネ 

 

 

 

 

ということで、

3回続いた

このシリーズ

今日で終了です。

 

 

 

 

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今日も

お越しいただき

ありがとうございました。



 

 

よい週末を💜 

oxoxox