「ミー・ビフォア・ユー」ジョジョ・モイーズ | オーストラリアひまつぶし人生

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アラカンの女がオーストラリアでヒマ人生活。大阪とパースを行ったり来たりする日々を過ごしています。
これは毎日に想うことをイラストを交えながらつづったブログです。

 

 

ジョジョ・モイーズの

ロマンス小説3部作

 

"Me Before You"

"After You"

"Still Me"

 

を読みました。

 

 

ロマンス小説は

あまり興味ないBooBooですが

ジョジョ・モイーズの小説は

図書館では

いつも借り出されていて

人気があります。

 

 

そんなに

面白いんかいな?

 

という好奇心も手伝って

読んでみました。

 

 

3冊とも

主人公は

Lou Clark

(ルー・クラーク)という

どこにでもいそうな

平凡な女の子です。

 

 

1作目の本

「ミー・ビフォー・ユー」は

日本でも翻訳されています。

 

 

読書前は

「ブリジット・ジョーンズの日記」

みたいな

コメディめいたロマンス小説

なのかなぁと

勝手に思っていましたが、

 

 

ロマンスといえども

かなり深刻な要素が

かかわった内容でした。

 

 

概要は

以下の通りです。

(「Book」データベースより)

 

6ヶ月限定の介護職についたルーが出会ったのは、事故で四肢麻痺になった、かつての実業家ウィル。はじめは冷たい態度をとるウィルだったが、ルーの実直な態度に徐々に心を開き、またルーもウィルのおかげで自信をもてるようになる。だがある日、彼女は知ってしまう。ウィルがスイスの尊厳死施設に予約を入れていたことを…。いのちと生き方について考える、世界で大反響を呼んだベストセラー・ラブストーリー。

 

 

映画化もされました✨

 

 

   

 

 

 

 

 

2作目の”After You”は

愛するウィルを失ったルーが

ウィルのいない現実を

摸索していくストーリー。

 

生まれ育った小さな村を出て

ロンドンで

一人暮らしの生活を始めた

ルーは

そこで新しい愛を

見つけます。

 

そしてルーの前に

突如現われたのは

死んだウィルの娘だと

名乗る少女だったのです。

 

 

 

 

 

 

3作目”Still Me”では

ルーはひょんなことから

ロンドンを離れて

ニューヨークで

仕事に就きます。

 

雇用主の家庭に

繰り広げられる

ありえない日常に翻弄されながら

遠距離恋愛になった恋人との

不器用なやりとりに

途方に暮れる

ルーの前に

突然現れる

ウィルとそっくりの男。

 

そして

あらぬ疑いを雇用主に

かけられて

解雇されてしまうルー。

 

 

なかなか

読ませてくれる

筋書きです(笑)

 

 

その他に

プロットとは関係ありませんが

主人公のルーは

ヴィンテージ服の大ファン。

 

 

かなり個性的な

装いをするので

そこも面白かったです。

 

 

 

 

 

3作品を通して読むと

実直でナイーブで

明るさだけが

取り柄だった

ルーが

苦難を打倒して

大きく成長していく姿に

心を奪われました。

 

 

 

 

 

 

3作目では

ニューヨークで生活する

ルーのイギリス英語と

周りのアメリカ英語の

やりとりもあって

そこも面白かったです。

 

 

 

クライマックスの

クライスラービルディングの

展望台でのシーンは

それはとてもロマンチックで

 

 

「めぐり逢い」(1957)

"An affair to remember" や

 

 

 

 

「めぐり逢えたら」(1993)

"Sleepless in Seattle"

 

 

 

 

と同じぐらい

映画化したら 

素適だろうな〜💖

 

 

 

 

ただ、個人的には

一度読んだら充分かな😅

 

 

 

 

★★★

 

 

星3つです。

 

(映像画像お借りしました)