またもや登場！ガレージキングでネオGSの体現者！イラストレーターで DJでライターの達人！ジミー益子さんアゲイン！
みなさんご機嫌いかがでしょうか？麗しい？それは結構です！
自分もなかり前向き〜ポジティブなバイブスです！先週末も初めて下町〜谷根千界隈を探訪して友人の浅草ジンタの和尚くんの誕生祝いの夕べにて DJingしてきました。
生まれて初めての下町体験。ほんの２時間弱のしかも夜中の探訪でしたが、71歳にして感じるもの、少なからずありました。
会場は彼の店「下町ゴールデン・タイガー」で、本当に軒が重なる民家の並び。大丈夫かいな？な中で控えめに楽しくワイワイ（小声）でした。
改めて和尚くんには誕生日おめでとう！です。一緒にDJしたチャーベくん、DJ皆殺しサン、 MR.MONDOくんらにも会えたしお客さんや地元の皆さんにも歓迎してもらえたしで、いい体験でした。またぜひやりたいですね〜。
そして！LONDON NITE 2022 40+2周年パーティーももうすぐ。５月４日にお逢いしましょう！ Rock'n'Roll Going On!!
ではここにもこないだのラジオKenrocks Nite ver2の内容を紹介させてもらいます。ガレージキングでネオGSの生き字引＝体現者であるジミー益子さんに再び来てもらい、ディープでファンな音楽トークを満喫しました。彼がかつてトゥエンティ・ヒッツなるバンドのメンバーだなんて初めて知りました。そこからのファントムギフトまで。以下に自分の書いた進行台本を直張りします。これがあなたの音楽体験の一助、参考になれば幸いです。
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Kenrocks Nite ver2 ＜ジミー益子 Garage 人生 2＞ 4.22 OA 2022
みなさんこんばんは！大貫憲章です！マーティン・キヌーです！４月２２日の深夜２時回りました。今夜も聴いていただき大いなる喜びです。こういう深夜でじっくりと好きな音楽に向き合う、なんてのも誠にオツなもの。そしてみなさんご存知でしょうが、５月４日にロンドンナイトも２年ぶりに開催ですし、春は爛漫！とこのまま行けばイイんですね〜〜！！キヌさんもロンナイでちょこっとDJしてもらうからね。お互いに元気に行こう！そんな今夜は２回目のゲスト、ガレージキングのジミー益子さん。今夜も熱いロックで盛り上がろう！ではまずは１曲。
M-1 She Lied / The Rockin' Ramrods
「Bosstown Rocked!」 ODR7104
M-2 I Wanna Be Your Man / The Rockin Ramrods
「Bosstown Rocked!」 ODR7104
＜トーク１＞受けて紹介してからトークへ〜前回のラジオが喋り足りなかった？今回はまたまたディープなガレージワールドへ？曲やバンドの解説など〜
M-3 Bright Lit Blue Skies / The Ramrods
「Bosstown Rocked!」 ODR7104
M-4 NO REASON WHY / The Lost
「Bosstown Rocked!」 ODR7104
＜トーク２＞受けて解説など〜作品の聞きどころやポイント解説〜続いては？
M-5 Don't Look Back / The Remains
「Remains」 ODR6519
M-6 It's Cold Outside / The Choir
「Nuggets 2」 R2 75466 Rhino Records
29'00 CM
30'00"
M-7 離したくない / ザ・ファントムギフト
「ザ・ファントムギフトの奇跡」 CDSOL 1085 ソリッド
＜トーク３＞受けて解説して〜これはジャパンですね？懐かしい響きです！〜説明など〜８０年代の日本のガレージ系の輝き？ネオGSブームとか思い出多いな〜からの体験談など〜最後に忘れじのナンバーでお別れ！また３回目も期待してます〜
M-8 バン・バン / ザ・トゥエンティヒッツ
「IKASU!! Neo GS Go! Go! Live!!」 YOUTH060
★備考ノート（ジミー益子さん放送資料）
M- She Lied / The Rockin' Ramrods (Campisi, Linnane)「Bosstown Rocked!」ODR7104 OLDAYS RECORDS
フレディ・キャノンのバック・バンドとしてスタート。1964年4月のセカンド・シングル。USでは「ストーンズの彼氏になりたい」が2月に出たばかりなのでかなり早い時期のガレージ・パンクだと思います。ちなみにソニックス「The Witch」は11月発売。
M- Bright Lit Blue Skies / The Ramrods (Campisi)「Bosstown Rocked!」ODR7104 OLDAYS RECORDS
1966年7月7枚目のシングル。ベース/ヴォーカルのロン・カンピシ作のリリカルな曲。トワイライト・ガレージの極北と呼ばれる。
マサチューセッツのザ・ライジング・ストームもカヴァー。トワイライト・ガレージは孤独感や寂寞感溢れるスロー・ナンバーやバラードを指します。
M-No Reason Why / The Lost (Myers)「Bosstown Rocked!」ODR7104 OLDAYS RECORDS
末期ヴェルヴェット・アンダーグラウンドに参加していたウイリー・アレキサンダー、ウォルター・パワーズが在籍。シングル3枚のみ。
ラムロッズのビル・リナンはラムロッズを辞めた後ダグ・ユール在籍のアルゴノーツに加入。ダグ・ユールはアレキサンダー、パワーズとグラス・メナゲリーを結成。グラス・メナゲリーのマネージャーのアパートにヴェルヴェッツが泊まりスターリン・モリソンがジョン・ケールの替りにユールをスカウトしています。ケールは魚座でユールも魚座だったため加入が決まったそう。
M-Don't Look Back / The Remains (Vera)「Remains」ODR6519 OLDAYS RECORDS
ボストンのトップ・バンドで1966年のビートルズのUSツアーのオープニングを務めたが全米ヒットが出せませんでした。ビートルズのツアー終了後燃え尽きて解散。バリー・タシアンは解散後オリジナルのフライング・ブリトー・ブラザーズを結成。グラム・パーソンズはバーズ参加後新しいフライング・ブリトー・ブラザーズを結成し、タシアンはその後エミル―・ハリスのバックとなっています。
M- It's Cold Outside / The Choir (Klawson)2'46"「NUGGETS」R2-75466 Rhino Records
益子が1983年に「Pebbles Vol.2」を買ったときあまりのカッコよさにトゥエンティ・ヒッツを結成したきっかけの曲。
1967年クリーヴランドのバンド。デイヴ・スモールリー、ウォーリー・ブライソン 、ジム・ボンファンティはラズベリーズになります。
自身回顧メモ
〇1980～2年頃、パンク/オルタナを聴いていて自分もバンドを始めたがスターリンの乾純と大学で知り合いだったのでスターリンを見てパンクバンドを自分でやってもしょうがないな、と思い60年代ガレージにのめり込む。
〇黒沢進さんの『資料 日本ポピュラー史研究』でB級GSを知る。
〇60年代ガレージ・プラス・グループサウンズ＝ネオGSのコンセプト。
M- 離したくない / ザ・ファントムギフト (Suzuki)「ザ・ファントムギフトの奇跡」CDSOL 1085 ソリッド
ナポレオン山岸は大学の同じクラスでサリー久保田は後輩。2人ともトゥエンティ・ヒッツのメンバーでした。「離したくない」はGSヤンガースのカヴァーでメンバーのオリジナル曲。
M- バン・バン / ザ・トゥエンティ・ヒッツ (The 20 Hits)「Ikasu!! Neo GS Go! Go! Live!!」Youth 060 1987 Radio House Ginza 益子が大学時代に始めたバンド。1987年8月、ラジオ・ハウス・銀座でのライヴ。MCは関根勉。
『ここからキヌーさんの「KINGSTON TIME!』
今夜はBBCセッションの音源をまとめたASWADのアルバムを特集します。まずは1976年のセッション音源からどうぞ
M-1 Pressure / ASWAD
「The BBC Sessions 」 Spectrum Music – 5312791
続いては82年の音源なんですが、今でもクラブでヘビープレイされる名曲です
M-2 African Children / ASWAD
「The BBC Sessions 」 Spectrum Music – 5312791
今夜最後の曲は94年のセッションのもので１曲目にお届けした76年から18年の年月を経てサウンドもだいぶ変わったのでその辺の違いも感じ取っていただけたらと思います。
M-3 On and On / ASWAD
「The BBC Sessions 」 Spectrum Music – 5312791
いかがでしたか？今夜の Kenrocks Nite ver2？前半はこないだ来たばかり？のガレージキング、ジミー益子さんにまたおいでいただき、さらに深くパーソナルな部分も含めて日本のロックの歴史の一端まで垣間見るような有意義な時間になったねー。ガレージビートは永遠の西周の暴走なんだなーー！トシなんか関係ないぜ！７１のワタシが保証します。今夜はこの辺で。お相手は大貫＆キヌーでした。ではまた来週ADIOS AMIGOS!!