ゲストの堀江くんを挟んで。日本を代表するキーボードプレイヤーです。それでもってマニアな洋楽ファン!

 

 

みなさんご機嫌いかがでしょうか?麗しい?それは結構です。

 

すでに季節は晩秋から初冬へ。11月も半ば過ぎて今年も残りわずかとなりました。考えてみれば、昨年2020年の始まり、1月2月の頃はコロナの話は出ていましたが、まさかその後の世界がかくも長きにわたって閉塞し、変容し、居場所がわからないくらいの生活感を抱えて日々を迎えることになるとは微塵も思いもしていませんでした。

ここに来て日本は感染拡大が魔法のように止まり、また日常が帰ってきたかのような空気感。嵐の前の静けさ?とは思いたくない今日この頃。しかし、海外、特にオランダ、ドイツ、韓国、アメリカなど今もって再拡大、収束せず、な地域も多いのも事実。なんかね〜。

 

ただ、粛々とやれることをやる、それだけです。昨日は1年ぶりくらいにDJ活動をささやかに行いました。自分のイベントのひとつ「Groovy Rock Caravan」(GRC)を渋谷のTHE ROOM でDJ 全員そろって行えたことは大いに喜ばしいことでした。告知はほぼ打たず、知人のみそれとなく伝達でしたが10数名もおいでいただきビックリ。みなさんも待ち遠しかったんだなあと改めて実感しました。

今週末27日にはもうひとつ、また代々木上原の花屋カフェ「終日ONE」にてこれまたささやかなパーティーを。19時から21時の間で音楽と戯れるみたいな。デス。

徐々にですが自分の道も通れるようになってきました。家族、友人のおかげです。感謝!

 

ではいつものように、ここにもラジオKenrocks Nite ver2の内容を紹介させてもらいます。こないだはキーボードロック入門と題して、日本のその筋のマエストロで仲良しの音楽仲間、堀江博久くんをお招きしてアレコレ楽しくトークしました。ロックなオルガン大好き!!以下に自分お書いた進行表を直張りします。これがあなたの音楽生活の一助、参考になれば幸いです。

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Kenrocks Nite ver2 <堀江博久さん~ロック・オルガン入門編その1> 11.12OA 2021

みなさんこんばんは!大貫憲章です!はせはじむです!11月12日金曜日の深夜2時回りました。お元気ですか?もうこのくらいの時期になると年末までのこととか来年度のことなんかも考え始めるよね?自分で言うなら、イベントの復活、復旧。実際にロンナイ以外は今月から徐々に解除しようかと相談中。 GRCとビデオジョッキーのCROSSROADSとか。お客さんが戻るか?その辺が鍵かも。ということで今夜はミュージシャンのゲストそれも一流の一流!ハイエタスやカジヒデキくん、チャーべくんとのコラボでお馴染み、キーボードのマエストロ、堀江博久さん!なんの話をするか?題して「ロック・オルガン入門」。名曲、名演を聴きながらおしゃべり。ではまずは挨拶がわりの〜

M-1 Hush / Deep Purple 1968

    「Shades Of Deep Purple」 TECW-21717

 

<トーク1> 受けてゲスト挨拶〜間違いないですね。ジョンロード!〜近況など〜キーボードメインのロックの魅力〜60〜70年代の様々なキーボードスターなど〜そもそも英国のMOD&ジャズあたりのジョージー・フェイム、ブライアン・オーガーからのキース・エマーソン、リック・ウエイクマン、トニー・ケイ、レイ・マンザレク、マーク・スタイン、フェリックス・キャバリエ〜ここで2曲。英国と日本の代表

M-2 A Whiter Shade Of Pale / Procol Harum 1967

    「A Whiter Shades Of Pale」 VICP 61309

M-4 The Lost Mother Land (Part-2) / Apryl Fool 1969

    「Apryl Fool 」 COCA-12154

 

<トーク2>この季節にほんと最高に合う楽曲ですね。むかしテンイヤーズアフターと2バンで武道館やったって聴きました。1972年5月武道館。最初にプロコルでTYA Apryl Fool 1969年9月発売。 ここでプログレ系の極地みたいな演奏を紹介。全然有名じゃないですが、マニアの間では人気です。コベントリーの4人組の唯一の作品。1971年。オルガン奏者テリー・ハウエルズはハモンドオルガンマニアのリスペクトの的。個人的にも好き。アラン・プライスの「I put A Spell on You」とかも

M-4 Time / Still Life 1971

    「Still Life 」 UICY-9053

29'00 CM

30'00

M-5 Love Is Navy Blue / Neil And Iraiza

    「Timeless Melodies」  FFK-001

M-6 I Wish It Could Be Christmas Everyday(Wizzard Cover) / Hideki Kaji    Promo Sample 

12月に物販で販売予定なのでジャケ写、レコード番号、メーカー、アルバム名なし

● 堀江くんコメント〜この曲は、僕以外にも、KONKOSのひろしと太一、スキャフルキングのNARIが参加しています。

 

      はせはじむの「 WALL OF SOUND 01」

 

M-1 Baby, I Love You/RAMONES

      7" Sire – SRE 49182 NP

<トーク1>まずは定番、ラモーンズをお聞き頂きました。今日はフィル・スペクターにまつわる音楽、巷で言われるウォールオブサウンドを特集いたします.と言うわけでフィル・スペクターサウンドとその周辺を2週にわたって特集します。フィル・スペクターは研究家もたくさんいらっしゃる非常に深いジャンルなので僕ごときがどうこう言うこともないんですが、やはりDJをするときにリズムでまとめる1セットということでは外せないジャンルではあります。なくなった大滝詠一さんや山下達郎さんなどには当然及びも付きませんがお付き合い下さい。二曲続けてどうぞ。 

M-2 This Could Be The Night/Modern Folk Qualtett

「Back To Mono (1958-1969)」  ABKCO – 7118-1

M-3 My Sweet Load/GEORGE HARRISON

    Apple Records – AR-2715

<トーク2>私生活ではいろいろあったフィル・スペクターですが、音楽史に残した遺産はとてつもなく大きなものがあります。ジョン レノンやディオンのプロデュースなど、当然ロックンロールにも造詣の深いフィル・スペクター、後にThe Lovin’ Spoonfulに参加するジェリー・イェスターやサイラス・ファーヤーが在籍していたMFQの曲はニルソン作、ビーチボーイズのBrian Wilsonや山下達郎さんのカバーでも有名ですが、オリジナルはフィル・スペクターが気に入らなかったのかお蔵入りで、その後オムニバスに入るというややこしい。そしてビートルズのレットイットビーに関わって以来ジョン レノンやオノヨーコのプロデュースもやっておりますが、ジョージハリスン。これはもともとビリー・プレストンのために書いた曲らしく、さらに先ほど申し上げたディオンが抜けた後のベルモンツもやっているゴスペル的な大名曲。ジョディ・ミラーによるシフォンズの「いかした彼」のカバーの盗作とか言われましたが、そのシフォンズからしてスペクタープロデュースですからね、、、本日の締めは元祖ウォールオブサウンドのビーマイベイビー。来週は、弘田三枝子の私のベイビー以降、ビーマイベイビーのリズムは歌謡曲の定番にもなったという事で日本の曲もたくさんかけたいております。まぁそうなるととても1週ではかけきれませんので、さらに何週間にもわたってやるかもしれませんがあしからず。

M-4 Be My Baby/The Ronettes

    Philles Records – 116

 

いかがでしたか、今夜のKenrocks nite ver2?前半は私大貫のご近所でなおかつ音楽マニアな共通点も多い一流プロのキーボードプレイヤーの堀江くんお招きしてロック・オルガンについて考証してみました!ハモンド好きなんだよねー大貫は。またやりたいです!今夜はこの辺で。お相手は大貫憲章&はせはじむでした。ではまた来週 ADIOS AMIGO