左は相方ハーフ(もうハーフがM.Kinoo)のはせクン。手にしてるのはすげー昔に出版された大貫の半生記「ロック快楽主義」。取材したのは日本のHIPHOPの草分け、高木完ちゃんでした!!まぁ、はせクンのマニアぶりの証拠ですね
みなさんご機嫌いかがでしょうか?麗しい?それは結構です。
しかーし!ワタシ的にはそういう気分には全然未だにほど遠い感じデス。言うまでもなく、その原因はコロナウイルスのパンデミックで、その上の、緊急事態宣言とかの対応策、それしか打つ手のない国や行政の無策ぶり、に1年以上「自粛」し「耐えて」「サバイブ」をじっと「自己責任」として守り続けてきたワタシや周囲の人たちの「うんざり感」のメイチ限界に心ざわついてます!!!
医療従事者、時短する飲食業、何より、ほとんど放置の街の音楽発信地たる「クラブ」「ライブハウス」などの苦難、困窮を SNSでの「サポート」くらいでしか対応できていないことのストレス。
そこにきて国の高官とやらが言ってるという「緊急事態宣言もいい加減国民は慣れて効き目がない」のお言葉。まったくおっしゃる通りですよ。みんな言うこと聞かないです。でもね、それを政府高官のアナタに言われたくないんですよ。元凶はそもそもアナタたちの無策なんだから。ここでも「想定外」や「先は読めない」とかの発言がオカミから聞こえてきますが、それを含めてキチンと考察し、整理し、検討し、施策を打ち出すのが「国民の生命、財産、安全を守る」政府、政治の役割ですよね。
とにかく、このまま何も新たな対応策が出てこないのなら、忍耐もブチ切れます。好きにします、と言いたい気持ち。ブルース・プロジェクトで知った曲じゃないけど、ホント、♫Can't Keep From Crying ここからはボブ・マーリーのように♫Get Up Stand Up Stand Up For Your Right!!
長くなりましたが、愚痴ではなく、意見陳述デス!失礼しました!さて、ここで緊急な!お知らせです。今週のお馴染みインスタライブ「KENROCKS TV」は金曜ではなく土曜日の21時頃からに変更になります。ので、みなさん、ご注意願います。さらにこのことを拡散していただけたらウレピーです。
ではいつものようにここんもこないだのラジオKenrocks Nite ver2の内容を紹介させてもらいます。今回のテーマはワタシ大貫憲章の音楽体験談、いかに音楽と出会い向き合ってきたか?のストーリーを相方のはせはじむクンの企画、構成で問われるままに喋り、その音楽遍歴を披露させていただくことに相成りました。
これが多くのリスナーの方々から「すげ〜体験デス〜〜」とか「今じゃ考えられないリアリティ!」「昭和ならではの現場体験」「大物だらけの出会いの衝撃」などコメントまでいただきました。ありがとうございます!
では以下に自分の書いた進行台本を直張りします。これがあなたの音楽生活の一助、参考になれば幸いです。
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Kenrocks Nite ver2 <大貫ロック体験史 #1 > 3.13&15 OA 2021
みなさんこんばんは!大貫憲章です!はせはじむです!今夜もご機嫌ですか?多分ご機嫌だと思います。徐々に暖かくなって春の訪れを感じる3月、コロナコロナで過ぎた時間ももう1年、なんだったらこの1年はもうなかったことにして今また2020年を繰り返してもいいんじゃないんですかね。まぁそんなことを言っていても世の中は流れていますし世間的にはいろいろな問題が起こって喧しい現状ではありますが、今夜も浮世離れのロック談義、バンバン張り切ってまいりましょう!
基本的に夜型、深夜に大きな音で音楽を聴かないとなかなか寝付けないなんて言う生活をずっと続けている我々ですが、ライブハウスもクラブもなかなか再開のめどが立たないわけで、そんなストレスをこのプログラムにぶつけます!
さて、今夜は特別企画、大貫ロック体験史と題しまして、相方のはせをインタビュアーに仕立ててお送りする第1弾、"大貫ロックヒストリー国内編"をお送りいたします。どんな内容になるかお楽しみでございますが、まずは1曲。(はせはじむ筆)
M-1 Why Baby Why / ザ・ビーバーズ 1968
「Go-Go Group Sounds Japan 1965-1969」 MANICD-1001
<トーク1> うけて改めて口上〜曲紹介〜まずは世代をはっきりさせるために大貫さんと同年代のミュージシャンの方々は誰がいるのか、などお知らせしといたほうがわかりやすいと思うんですが。そして、やっぱり大貫さんのロック原体験というのはGSなんでしょうか、加山雄三?この当時は18歳位?。他にもいろいろなライブに行ったと思いますが当時印象に残っているGSバンド、ライブハウスわジャズ喫茶、出来事などもろもろお話し下さい。〜GSの時代っていうのは意外と短く、2年ぐらいだと思うんですが、そこからニューロックやアートロックのような、いわゆる端境期に入っていくと思うんですけれども、その時期、大貫さんの心に残る曲とは?
M-2 April Blues / Apryl Fool 1969
「Apryl Fool」 COCA-12154
M-3 Atomic Bomes Away(原爆落とし) / ブルース・クリエイション 1970
「Demon & Eleven Children COCA-15240
<トーク2> うけて解説など〜
エイプリルフールと言えば細野さんがいらっしゃったり柳田ヒロさんだったり、後のクリエーションのブルースクリエーションもそうですが、大貫憲章さんは個人的には交流があったんですか?
当時の話をもろもろお聞かせください。後に言われる"パンクの大貫憲章"と言うイメージからは結構離れた曲だと思うんですが、イベントで言えば、僕もご一緒させていただいているグルーヴィロックキャラバンは、ロンドンナイトではかけないタイプの曲もプレイする、大貫さんの一面が投影されたイベントですよね。話がそれましたがさらに年代は降ります。
〜ここで曲を〜
M-4 ピクニック・ブギ / サディスティック・ミカ・バンド 1973
「極東ロック・レア・トラックス」 CT25-5579
30'00"
<トーク3> この曲が1973年、もうこの頃は大貫さんは音楽評論家としても活動されてたんですよね、そんな話を諸々。さらに、サディスティックの皆さんとの交流はあったんでしょうか。加藤和彦、クリストーマス、ロキシー・ミュージックなどと絡めていろいろ聞かせてください。そしてこの時期は、後につながるストレートでワイルドなロックンロールがどんどん出てくる時代だと思うんですが。
M-5 ふざけるんじゃねえよ / 頭脳警察 1972
「頭脳警察 3」 VICL-2004
M-6 ルイジアンナ / キャロル 1972
「ザ★ベスト」 UMCK-4048
<トーク4>頭脳警察やキャロルを初めて聞いたり見たりしたときの感想を教えてください。(前にご本人に聞いたんですが、平山ミキさんが頭脳警察のライブを見に行った時にパンタさんの喧嘩を止めて泣いちゃった話とかも挟んでいいですか)それにしても1968年からの5 6年の間に日本のロックの基礎となるようなバンドがほとんどデビューしてるような気がするんですけど、そこに立ち会った感想は。そして次にかけるサンハウスなどめんたいロックの始まり頃〜のちのシナロケとの話なども。
M-7レモンティー/サンハウス 1975
「有頂天」 Baidis – 25CH-67
M-8 返事はいらない/荒井由美 1972
「シングル」 Liberty – LTP-2680
<トーク4>2曲目にかかった"返事はいらない"、はっぴいえんどやキャラメルママ人脈、松任谷由美さんまで交流があったと言う事ですが、その辺の話をたくさん聞かせてください。と言うわけで青春ど真ん中の大貫さんの体験や心に残った曲をかいつまんで紹介していただきましたが、総じての感想、今のシーンとの比較などを聞かせてください。
そして最後に、ジャパニーズロックのVIPと言えば内田裕也さんですが、思い出話などをお願いします。
この企画、また折を見て第2弾第3弾とやっていきたいとは思ってるんですけれども今日はお時間がきましたので最後の曲を。
M-9 Satori Pt.2 / Flower Travellin' Band 1971
「Make Up [Disc 2]」 WPC6-8427/8
いかがでしたか?今夜のKenrocks nite ver2?人に歴史ありと言うことで"大貫ロックヒストリー国内編"をお送りしました。まぁ1時間やってもかけられる曲にも限りがあり、まだまだ取りこぼしはたくさんあると思いますけれども第2弾第3弾とやって行けたら面白いと思うんですが。では今夜はこのへんで。お相手は大貫憲章&はせでしたー!また来週です!Adios Amigos!!(はせ筆)