ゲストは日本のガレージパンクシーンで活躍してきたギターヒーロー、EDDIE LEGEND(MAD3)と今の制作パートナーの鮎子ちゃん(The Drops)。二人だけでエディーくんの初ソロ(歌入り)を作ってます。楽しみすぎる〜〜〜

 

 

遅くなりまして、スンマソン!!

みなさん、ご機嫌いかがでしょうか?こういう挨拶もいい加減うざい感じになってますよね?早く本題に入ってちょんまげ!とか?

 

とはいえ、立て付けというか、フォーマットみたいなもんで、ちょいとばかし自分のこの1週間の思いとかなんやかやを。東日本大地震から10年目、ということでこの1週間、テレビ各局みなその関係の特番や特集を組んで張り合ってましたね〜。

 

内容はそれぞれでした。個人的にこの期間で一番心に焼き付いたのは、被災された方の「私たちに10年目とかの区切りはないんです。毎日があの日からずっと続いてますから。」。「頑張ってください」という言葉さえ口に出していいのか?自問自答しました。答えは、それでもそれしか言えないならずっとそう言い続ける、というものです。寄り添うとかいつも気にかけてますとかは、正直自分には出来ないので、何かあればその言葉を!ということです。

 

では、いつものようにここにもラジオKenrocks Nite ver2の前回の内容など紹介させてもらいます。ソロ・アルバムを制作中のギター・ジニアス、EDDIE LEGEND (MAD3 )とその今のパートナーのキーボード奏者、鮎子ちゃん(The Drops)に来てもらって、企画から現状そして今後まで大いに楽しくトークしました。今回初公開の出来立てホヤホヤの曲まできけましたーーー!!感謝!自分のかいた進行表を直張りします。これがあなたの音楽生活の一助、参考になれば幸いです。

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Kenrocks Nite ver2 < Eddie Legend & 鮎子さん > 3.6 & 8 OA 2021

みなさんこんばんは!大貫憲章です!はせはじむです!いよいよ3月、弥生の季節。緊急事態宣言の解除も後少し?まぁ、とはいえ、なかなかコロナがしつこくて、安全安心にはまだ道半ばですね。ワクチンも今後の希望ですが、まだ課題も多く、実際は先行き不透明なまま、コロナで1年が過ぎようとしています。思い返せば、昨年の3月8日、まさに LONDON NITE の40周年記念イベントが新宿ロフトで行われようという時にドタキャンでした。以来、今までロンナイはおろか、グルービーやクロスロードなどの自分のイベントもロクに出来ないまま。なので今年こそは逆襲するぜ!ですが、いまいち先が見えなくて歯痒い思いの日々。でも、ラジオはこうしてやれてます。音楽発信基地として重要性もマシマシです。そんな今夜はゲストにMAD3のエディーくんとその新しい仲間のキーボード奏者、鮎子さんを迎えて、今まさに製作中のアルバムのことやライフスタイルなどを直撃します。ではまずはこの曲から!

M-1 Forever Teenage / MAD3

     「Forever Teenage」 MIDI inc. MDCL-1416

 

<トーク1>受けて紹介して〜曲紹介から〜コロナ禍の生活について? SNSとか活用してますか?今回のアルバムについて〜メンバーも新しいんだよね?

M-2 Space Oddity (BOWIE Cover) / EDDIE LEGEND 

    「EDDIE LEGEND SOLO」(仮)  DEMO  No Images

 

<トーク2>受けてトーク〜アルバムの続き〜鮎子ちゃんも交えて、世間は狭い〜レモンちゃんと二人で活動してたし。ここからオススメを紹介してもらう〜3曲続けて〜

M-3 He's My Teddy Boy / THE DROPS

     「Fabulous!」 SIWI152

M-4 I Go To Sleep / The Pretenders

     「Greatest Hits」 WPCR-26302

CM 30'00"

 

<トーク3>受けて〜これからの構想、ライブの予定など〜最後の曲を紹介して。今日はありがとう!コロナ明けたらロンナイもやるんで、また一緒にやろう〜

M-6 Sad Vacation / Johnny Thunders

     「Hurt Me」 TECP-25233

 

                   <はせ博士の重箱捜索隊>

M-1 World Destruction/Time Zone

        Celluloid ‎– CEL 176

<トーク1>

ロンドンナイトから派生した僕の音楽趣味が広がるきっかけになった一つはロックとヒップホップの融合、元祖ミクスチュア。

僕が夜遊びに行きだした80年代中後半と言うのは、ヒップホップがワールドワイドになってきた時期と重なります。

と言うわけで今夜はロックとヒップホップ・コラボの重箱の隅を突きます。まず聞いていただいたM-1、ヒップホップのオリジネーターといえばクールハークとバンバータ、大親分ですが。そのバンバータとジョンライドンが組んだタイムゾーン、マルコムマクラレンのダックロックと共に、ヒップホップがワールドワイドになるきっかけでもありました。レジェンド同士のコラボが勢いをつけました。

ここら辺から、シュガーヒルギャングぐらいしか知られていなかったヒップホップカルチャーが、それまでおじさんたちに思われていた"単なるブラックミュージックの一ジャンル"ではなくて、何か新しい音楽と言う意識も広がったんじゃないでしょうか。

と言うように、ロックとヒップホップのコラボと言うのはほとんどその創世記からずっとなされてきたわけですが、まずバンバータの大ヒットプラネットロックはクラフトワークをサンプリングしてますし、YMOを使ったりジャンル横断でしたからね。そんなこんなで今夜は数あるヒップホップとロックのコラボレーションの中から何曲かチョイスしてお聞きいただきたいと考えてます。80年代後半、デフジャムがメジャーになってくると、プロデューサーのリックルービンの存在がぐっとクローズアップされて、彼のハードロック趣味もどんどん前に出てきます。ちなみに後に彼はレッチリやGogol Bordelloのプロデュースまでやっちゃう才人でありますが。彼が関わったBeastie Boys、ラップスタイルのファーストシングル"ロックハード"はAC/DCをサンプリングしてますし、何より世界的なヒットになったRun-DMCのWalk This Wayはエアロスミスと共演、スラッシュメタルバンドのアンスラックスやスレイヤーもパブリックエネミーと共演したり、常にそういったコラボレーションがありました。

で、次にかけるのもこれまたベタですが、ランシドのティムとサイプレスヒルが組んで、ネタはクラッシュのガンズオブブリクストンという、コラボの見本のような一曲。


M-2 What's Your Number?/Cypress Hill

        Columbia ‎– COL 6745946


〈トーク2〉

とまぁ、90年代の後半あたりまではそんなコラボレーションも結構楽しいもので、日本でも盛んになってました。もともとアポロス周りが母体だと思うんですが、そこからエルマロ、ワックワック、アクロバットバンチ、スーパーステューピッド、BACK DROP BOMBなど面白いバンドがどんどん出てきますが、中でもワックワックはrhymester、アクロバットバンチはキミドリ、スーパーStupidは四街道ネイチャーやキングギドラとコラボしてかっこいい曲を残してます。中心はやっぱり元アポロスのメンバー達、キーパーソンの1人はlow iq 1君ですかね。しかし、特にアメリカ、蜜月はあまり長くは続きません、ミクスチャー流行の時代に入るとそういったコラボも食傷気味になってきたのも正直なところで、リンプ・ビズキットがメソッド・マンと共演したり、リンキン・パークがジェイ・Zとコラボしたり、エミネム周りとか、個人的に言えばここら辺からあまりコラボレーションの意味がなくなってしまったのかなあとも思ってしまいます。ただノイジーなギターにラップを載せるだけのワンパターンに陥りがちになり、足が遠のいてしまいました。というわけで、そういうステレオタイプとは1線を画した、ちょっと異色のコラボを最後にかけてお別れしたいと思います。デラソウルがティーンネイジファンクラブと組んだフォーリンをお聴き下さい。

M-3 Fallin'/Teenage Fanclub & De La Soul ‎– Fallin'

     Immortal Records ‎– EAS 5598

 

今夜のKenrocks Nite ver2いかがでしたか?前半は我らがギタースリンがー!マッド3のエディーくんと今の相棒の一人、キーボードの鮎子ちゃんに来てもらって、アルバムのことなどあれこれ楽しく盛り上がりました。エディーくんはやはり貴重なキャラクターなんだな、と改めて痛感しました。アルバムの完成が待ち遠しいです。来週ははせ博士がワタシ、大貫の音楽人生に迫る!スペシャル特番です!ご期待ください。今夜はこの辺で。お相手は大貫憲章&はせはじむでしたー!ではまた来週、ADIOS AMI