日本のロックライブの歴史に残る、1971年7月17日、初来日グラファンの雨中の後楽園球場での勇姿!自分も客席にいてもちろんずぶ濡れでした〜〜!!

 

 

1969年のあのWOODSTOCKでの初々しいパパラルディ(左)とレズリー・ウエスト(右)のプレイぶり。ウエストさんは今なお現役です!

 

 

 

みなさんごきげんようです!もうじき9月、ふつうに日本の秋が来て欲しいですね〜。

 

さて、ここにまた先週末25日、土曜日に放送したラジオKenrocks Nite ver2 の内容を紹介させてもらいます。今回はアメリカン・ハードロックの元祖ともいうべき60年代末に活躍した人気バンド二組、MOUNTAINとGRAND FUNK RAILROADを並べながら聴いてみました。ちなみに、個人的にも思い入れがあります。
マウンテンはアルバム「悪の華」の解説をやらせていただき、それが自分のレコード解説の第1号になりました。グラファンはあの伝説の雨中の後楽園球場ライブを体験しました!

では以下にいつものように自分の書いた選曲進行表を直張りします。これがあなたぼ音楽生活の参考、一助になれば幸いです。
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Kenrocks Nite ver2 < HARD ROCK US> 8.25 OA 2018

みなさんこんばんは!大貫です、カッチンです。今夜もここで会えて嬉しいかぎり。8月の最終土曜日深夜2時過ぎです。まぁ、いつも言いますが、今夜は我々二人ともここにいますがいないんです。意味わからん?ですよね〜。でもそうなんです。今夜は都内下北の某所でLONDON NITEあってDJしてるんですね。これがレギュラーとして1年続けてきての一応の最終回です。またいつかどこかで会うまでのお別れ。ラジオじゃないすよ。つーことで、ラジオですが今夜はアメリカンハードロックの原点みたいな2バンドをまとめて紹介。ではこのナンバーから2曲続けて!

M-1 Mississippi Queen / Mountain 
   『Climbing! (勝利への登攀)』  MHCP-2005

 

M-2 We're An American Band / Grand Funk Railroad
   『We're An American Band』   TOCP-67008

 

<トーク1>受けて解説など〜68年レスリー・ウェストのソロ・デビュー作『マウンテン』にプロデュース、ソングライティング、演奏で参加し翌年に一緒にバンド、マウンテンを結成しWOODSTOCKにも出演。70年にコロムビア傘下ウィンドフォール・レコードから正式に本作でデビュー( 全米21位のヒット)。GFRは69年にミシガン州にてマーク・ファーナーとドン・ブリューワー&メル・サッチャー(元?&ミステリアンズ)のトリオで生まれ、同年のアトランタ・ポップで注目されキャピトルと契約。すぐに「On Time」でデビュー。ミリオンセラーでゴールドデイスク獲得。続いて2曲。

M-3 Roll Over Beethoven / Mountain 
 『The Best Of Mountain』 SICP-1783 (Roll Over Beethoven / Crossroader ‎(7")

 

M-4 Shinin' On / Grand Funk Railroad 
   『Caught In The Act [Live]』 TOCP-67931 

 

<トーク2>受けて解説など〜71年のアルバム「Flowers Of Evil」(悪の華)(当時の日本盤LPは大貫が解説。ライナーノーツ・デビュー作)からカットされたシングル7インチで Crossroaderとのカップリング。グラファンのライブは75年のツアーからのライブ2枚組。4人目のメンバー、クレイグ・フロスト(キーボード)加入後の演奏。すでにこの頃からマークさんは辞意表明?76年解散。すぐに残りの二人&追加メンバーで復活。続いてマウンテンのライブから〜

M-5 Crossroader / Mountain (Gail Collins/Felix Pappalardi) 
 『Mountain Live: The Road Goes Ever On 』 SICP-1782

 

<トーク3>受けて解説など〜マウンテンは解散二カ月後の72年4月のライブ盤から。作詞はパパラルディーの奥方で詩人、画家、デザイナーのゲイル・コリンズさん。しかし、1983年4月17日、パパラルディはその妻のゲイルに射殺され43歳で他界の悲劇。レズリー・ウエストらは新たに別ユニット、元クリームのジャック・ブルースとWest, Bruce and Laingを結成。その後再びパパラルディが戻り再開するも74年暮れに3度目の解散で終止符。では最後にやっぱりこれでしょ、のライブです。グラファン71年の最初のライブからアニマルズのカバー、というよりこれはもうグラファンのオリジナルだ!日本題は「孤独の叫び」。

M-6 Inside Looking Out / Grand Funk Railroad
    『Live Album』 TOCP-67004 

 

       <RUMBLE>  別紙

 

いかがでしたか、今夜のKenrocks Nite ver2?前半大貫パートではアメリカンハードロックの原点ともいうべき60年第後期の二組のバンド、グランドファンクとマウンテンをざっくりですが紹介してみました。タイプは違ってましたがその後のアメリカンロックの流れで大きな存在であり、道筋をつけたという点で忘れられないバンド。個人的にはグラファンはルーツ・ポップな音楽的な見地からベルベッツやドールズとかパンク・ニューウエーブにも通じるセンスあり!お知らせ〜明日、26日の夜、渋谷のライブハウス、ruby roomでの不良メルヘンのレコ発でDJします。お時間あれば。今夜はこのへんで。お相手は大貫&カッチンでした。ではまた来週ADIOS AMIGOS!