ごきげんよう!みなさんのところは雪は大丈夫ですか?北陸とかテレビで見るだけでもエラいことになってて、他人事とは思えませんよね。丸一日、車の中に閉じ込められての厳しい状況。周囲の人たちの応援?が心に一息です。というのも、その昔、自分も似たような体験をしたからです。

 今回のような過酷さではないにしろ、深夜に始まり終わったのが昼過ぎで13時間くらい雪の中の道を進んだんです。その時のドライバーはヒカルくん。 BOUNTYのロンナイDJのパンク好きのあのヒカルくん。当時は自分の車の運転手くんもやってました!歴代、DJとか関係なく自分の運転手してくれて、そこでいろんな経験を積むんですね。昔の「書生」や「下働き」的な感じですかね。

 

 FM富士の番組「THE ROCK 」をやっていた頃、毎週山梨県の甲府まで生放送に出かけてました。なので、車で移動でしたから付き人兼運転手はどうしても必要でした。当時同番組のほかの曜日を担当していた伊藤政則さんとかもご同様でした。それがある冬の夜、折からのあいにくの雪で、予報でもこれから本格的に降る、というものでしたが、見た目まだ粉雪でしたから「早いとこ変えろ」で、車に乗ったはいいんですが、高速乗ってすぐ、最初の乗り口インターチェンジで「この先通行止」で、下道に降りるしかなかったんです。そこから13時間のヘビーロード。普通なら2時間かからないのにねぇ。詳細は省きますが、いまでも二人であの時のこと思い出すと、自然に遠い目で「苦笑い」になります(苦笑)。

 

 ということで、自然の脅威の前には人間は無力です。不測の事態はまさに「想定外」なので対処出来ないんですね。空飛ぶ車があったらなー、なんて本気で思いました。

 

 長くなりましたが、こないだのラジオKenrocks Nite ver2 の内容をここにまた紹介させてもらいます。これがあなたの音楽生活の一助や参考になれば嬉しいです。以下に、いつものように自分が書いた選曲台本を貼り付けておきます。

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Kenrocks Nite ver2 #345 <Sid Memorial> 2.3OA 2018

 

 みなさん、こんばんは。オオヌキです、カッチンです!いよいよ2月。如月です。ちなみにこの「如月」暦(陰暦)で使うのは中国での呼称をそのまま使ったという。日本でのこの言葉の意味とは無関係らしい。言葉の意味は「草木が厚生(発芽)する月との意」のほか諸説ある。それはともかく、2月2日はパンクマニアならど存知ですが、あのパンクのアイコンというべき男、シド・ヴィシャスの命日で1979年に21歳で他界した。今生きてたら60歳、還暦だね。あんま考えたくない。で、たまにはそういうシドを思ってみようか、でピストルズやソロなどから聴いてみます。歌も演奏もプロとは言えない技量。でも、それはパンク全体に言えること。スリーコードワンダーなんて言われたんだし。運さえよけりゃ誰もがスターになれちゃう音楽。誤解を恐れずにいうならね。では、まずはこれで〜

M-1 My Way / Sid Vicious    

 3'51"  完    「Sid Sings 」      VJCP-68058 

         

 

<トーク1>受けて解説など〜 1957年5月10日-1979年2月2日 21歳。ロンドン生まれ。本名はジョン・サイモン・リッチー(ベバリー)。77年春にそれまでのU、グレンが脱退し、後任でジョンが一緒に住んでたことのある彼を引っ張って来た。それまではピストルズの取り巻き「ブロムリー・コンティジェント」の一員とも。バンドもスリッツのヴィヴやサラホール、キース・レヴィンらとFlowers Of Romanceを。スージー&バンシーズの100クラブデビューでドラムを。その頃からすでにかなりのジャンキー。母親譲りとの説。ここで3曲。いずれも彼のソロ「シド・シングス」から。

M-2 Chinese Rocks / Sid Vicious        

 2'41"  完   「Sid Sings」     VJCP-68058

                        

M-3 Belsen Was A Gas / Sid Vicious    

 2'08"  完   「Sid Sings」     VJCP-68058

 

M-4 Something Else / Sid Vicious    

  2'04"  完    「Sid Sings」     VJCP-68058

 

<トーク2>受けて解説など〜シドの死後79年の12月に発売された。内容はSeptember 28–30, 1978 at Max's Kansas City, New York City。メンバーはクレジットされていないが、旧知の元ハートブレイカーズのメンバーらしい。ジェリー・ノーラン、キラーケイン、スティーブ・ディオールなど。ずっとあと1993年に、THE IDOLS名義でアルバム化されたもの。ジョニー・サンダースの曲である2曲は1977年12月25日の英国、ハダーフィールドでのライブでジョニーが不在のトリオでのものという。デイタイムに子供のためのクリスマスショウが行われたとき。さて、続いて3曲。

M-5 Something Else / Sex Pistols    

 2'08"  完   「Flogging A Dead Horse」  VJCP-68052

 

M-6] / Sex Pistols        

 3'53"  完   「Never Mind The Bollocks, Here's The Sex Pistols」  6 02537 08099 1 

                                     

 

M-7 I Killed The Cat / Sid Vicious    

  1'01"  完    「Sid Sings」     VJCP-68058

 

<トーク3>受けて解説〜サムシン〜は言うまでもなくエディー・コクランのカバーでピストルズ時代。 R&R SWINDLE収録。サブミッションはピルトルズのナンバーで、彼がベース担当と言われる2曲のうちのひとつです。ただ、ここでは77年7月のスカンジナビア・ツアー(ストックホルム)の録音で、ベースが聴き取れません。7曲目は「マイウエイ」だけどタイトルが変わってる。まぁ、元々ピストルズがカバーした時点でそこは歌詞が変えられてるんだけど。以上。最後にピストルズの曲で、これもシドがベースを弾いてると言われてるもう一方のもの。その昔、ワイヤーでロンナイしてた頃に、来日中のスエードのメンバーが遊びに来て、ボーカルのブレット君がDJブースまで来て私にリクエストしたナンバーです。バーミンガムのポーリーという女の子の話?時間まで。

M-8 Bodies / Sex Pistols    

 3'00"  完  「Never Mind The Bollocks Here's The Sex Pistols」   CDVX-2086 

   

 

 

           『RUMBLE」 別紙

 

 いかがでしたか、今夜のKenrocks Nite ver2? 昨日2月2日が、シド・ヴィシャスの39回忌だったので、普段そういう儀礼的なことしませんが、たまにはねという感じで特集しました。彼が死んでなお今もある種のパンクヒーローというかカリスマであることは間違いないし、そういうアイコン的なものをシンボルでもいいけど、人は求めるよね。その人の実際がどうかはあまり問題じゃなくて、イメージ。まさにジョニー・ロットンが言うような「パブリックイメージ」。みなさんはどう感じたんですかね?ツイートしたり感想をお願いします。ここでお知らせ。〜2月は大貫の生まれた月です。で、毎年ですが、今年もやります。マイバースデイパーリー。NUGGETSのスペシャルバージョン。2月18日、日曜日の夕方から23時まで。バンドあり、DJあり、トークありで6時間!ラフィンも出るでよ!では今夜はこのへんで。お相手は大貫&カッチンでした。また来週です。ADIOS AMIGOS!

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以上です。

ここからはお知らせです。すでにご存知かと思いますが、よろしくです!

 

2018/2/18 sun

NUGGETS SPECIAL

KENSHO ONUKI 67the  Anniversary Festival 2018

at clubasia

OPEN & START 16:00

ADV.¥3,000 (D別)

DOOR¥3,500 (D別)

 

BAND

LAUGHIN’NOSE 

PIGGY BANKS

SO-CHO PISTONS

不良メルヘン

THE TOKYO

 

Special Guest

伊藤政則 (METAL GOD)

 

DJ

大貫憲章

ヒカル

稲葉達哉

SHOJI

katchin'

Yossy

U-ichi

YU-TA

黒田マナブ

加藤直輝

MAO-KUN

遠藤孝行(clubasia)

板KEN(MADJOINT)

YOU(PARALYZE)

ムラマツヒロキ(TEASER)

K-zoo(Tramps)

AKIRA(BreakOnThrough!!!)

福貴(Back Beats!!)

Ko-Hey (JUKE BOX JIVE)

and more