7月3日に63歳で亡くなった、元ブルースクリエーション〜クリエーションなどで活躍したドラマーの樋口昌之さん。

ブルクリ時代によく見に行ってメンバーらと食事などもしてました。

 

71年頃?のブルース・クリエーション。左から佐伯正志( B)、大沢博美 (VO),竹田和夫 (G),樋口昌之 (D)

 

元クリームのプロデューサーで自らもMOUNTAINを率いたフェリックス・パパラルディー(右)とコラボ・アルバムを出したクリエーション。アメリカをツアーしてました。奥右が樋口さん。

 

 

 

 

 

 

 みなさん、ご機嫌いかがですか?麗しい?それは結構。自分もおかげさまで腰痛(ギックリ)もすっかり完治し、まぁ、あとは慢性の金欠病にかかっているだけです!!

 

 

 さて、もう7月も中盤にかかるんですが、そろそろ梅雨明けですかね、関東地方も。そんな今日この頃ですが自分のラジオ「 Kenrocks Nite ver2 」を聴いていただいてありがとうございます。毎週木曜日の夜(名古屋のみ、金曜日の深夜2時から)23時からお送りしてますが、最近はスマホでRADIKO とかのタイムフリーで聴いてます、という方も増えて、つくづく時代はパーシャル!じゃなく、便利になったな、と感じ入る大貫です。

 

 

 では、昨日の放送の内容をここに直貼りします。これがあなたの音楽生活の一助や参考になれば幸いです。以下の通り。

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Kenrocks Nite ver2 #316  <Rock & Blues>   7.13 OA 2017

 

 みなさんこんばんは。大貫です、カッチンです!7月13日夜11時を回りました。寝苦しい夜、少しだけ目を覚まして、今夜もまたこれから1日間ほど我々と一緒にゴキゲンな音楽の旅に出かけましょう。そろそろ夏フェスの準備など取り掛かる時期かな?いろんなフェスがあるんですが、我々からのオススメは来週末、22日土曜日の湘南は江の島そばのダオナー「 オッパーラ」で今年もやります、 LONDON NITE Summer Fes です。ライブも古い仲間のレンチが登場。シゲちゃんとかDJ活動ご多忙ですが、バンドはしばらくぶりかな。ま、お時間あればぜひ湘南の海辺で踊り明かそう!22時からオールです。3000円ポッキリ!カッチンも参戦します!さて、そんな今夜、実はつい先週ですが3日の月曜日に古い知人でベテランのドラマーだった、元クリエイションの樋口昌之さんが63歳の若さで亡くなりました。病気だなんて知らなかったので本当に寝耳に水でびっくり。近年はゴールデンカップスにも参加したり元気だとばかり。。彼とはブルクリからの数年間は随分仲良くしてましたから。タケちゃんに大沢にマーボー(佐伯正志)に。70年頃かな。で、今夜はその彼を偲びつつ、ブルースロックをまた DIGしようかと。まずは超名作「悪魔と11人の子供たち」1971年から〜

M-1 Sooner Or Later / Blues Creation    

 5’10”  完 「Demon & Eleven Children」COCA-15240  

                      

 

<トーク1> 受けて解説など〜ここからはそのブルクリが影響を受けたり目指した海外の特に英国のブルースロックなどを中心に紹介します。まずはふた組。最初にフリートウッドマック。アメリカに渡る前の純正ブルースロック時代の五人組。言うまでもなくジョンメイオールの門下生。68年のセカンド「Mr.Wonderful」から〜。そして続いてほぼ同時期の初代ジェフ・ベック・グループでボーカルがRod StewartベースがRon Wood、ピアノが nicky Hopkinsでの68年のデビュー作から。

M-2 Stop Messin' Round / Fleetwood Mac    

 2’19”  完  「Mr.Wonderful 」   ESCA 7825     

                   

 

M-3 Rock My Plimsoul / Jeff Beck Group    

 4’09”  完  「Truth 」   TOCP-67688 

                       

 

<トーク2>2’30” 受けて解説など〜大体が60年代の終わりころから70年代にかけてのこと。日本でもそれは同じで、GSが終わり、それをフォローしてフラワーやはっぴいえんど、ウエストロード、頭脳警察、村八分などが続々。政治的な意味合いじゃなく、それこそ、「ロック世界同時革命」みたいな感じで地球規模で拡散した。ここに紹介してるのはその始まりとなる段階でのブルースロックなバンドです。では続いてふた組。キム・シモンズ率いる6人組のサヴォイブラウンの68年のセカンドからと、そのバンドから枝分かれした、というか、キムシモンズ以外のロンサムデイブら全員がそのまま抜けて元balck cat Bonesのロッド・プライスを加えて結成したフォガット。その72年のデビュー作からストーンズでもおなじみマディーのナンバーのカバー。

M-4 Someday People / Savoy Brown        

 4’29”  完  「Getting To The Point」   UICY-9584    

                    

 

M-5 I Just Want To Make Love To You / Foghat        

 4’18”  完  「Foghat Best 」    VICP-60225  

                      

 

<トーク3> 受けて解説など〜主に英国のブルースロックの流れを追いかけてみました。最後にアメリカでのパターンで一番メジャーなものを。 ALLMANSやポール・バタフィールドなど本場にはこういうバンドは多分腐るほどいたんだろうけど、商売には結びつかないものだったのかも。60年代はほぼサイケだし、ガレージやパンクの方向に。R&Rは 強いていうならジョニーウインター、CCR以外はモントローズ、キャプテン・ビヨンド、サーロードバルチモアとか、マニアックな感じですね。では最後にエアロでいろんなカバーがあるナンバー。そもそもは30年代デルタブルースのビッグ・ジョー・ウイリアムスの曲で50年代にマディーがアレンジしたものが広まった。

M-6 Baby, Please Don't Go / Aerosmith        

 3’21”  完  「マキシマム・ベスト」    SICP3310-2  

                      

 

 

                  < RUMBLE >  別紙

 

 いかがでしたか、今夜のKenrocks nite ? 前半は大貫のメモリーから先日、63歳の若さで亡くなった元クリエイションのドラマーだった樋口昌之さんを偲び、初期のブルースクリエーションが目指したブルースロックなど簡単に紐解いてみました。彼は亡くなっても、その魂、演奏はいつまでも自分のそばにあるんです。ミュージシャンがなくなるたびにそのことを痛感します。お知らせ〜週末16日の日曜日、いつもの渋谷The Roomで「 Groovy Rock Caravan」です。夕方5時からライブゲストにおなじみRANKIN’TAXIさんを迎えてハッピー&ラジカルに!よろしくです。さらにその翌週、 7.22( 土)22時から江の島のOPPA-LA でロンナイです。海フェスですから遊びに来て下さいね〜!前売りとかないから直にお店までおいでください。今夜はこのへんで。お相手は大貫&カッチンでした。ではまた来週ADIOS AMIGOS!