これがジェフ・ベック時代のヤードバーズの一番有名な写真ですね。アメリカでのセカンド「HAVING A RAVE UP」のアルバム・ジャケに使われたもの。右からジェフ、キース・レルフ、ジム・マッカーティ、ポール・サミュエル・スミス、クリス・ドレヤ。

 

 

小さめですが、これは初期のエリック・クラプトン(右)時代の彼ら。エリックは普通以上に短髪ですねぇ。 MOD か?!(笑)

 

これが正式なデビュー・アルバム。64年の大晦日、12月31日に発売されたライブ盤。64年の3月にロンドンのマーキー・クラブで収録されたもの。

 

実はこれが彼らの演奏の最初期のもので、63年の10月に彼らがレギュラー出演していたリットモンドの「クローダディ・クラブ」にアメリカからソニー・ボーイ・ウィリアムソンⅡがツアーに来た際に、彼のバックを務めたもの。デビュー前ですが、その力量は評判でした。

 

これがアメリカでのデビュー・アルバムで内容はシングル・ヒットした「For Your Love 」を含む、ある意味コンピレーションで、こういうことは当時は常識でした。つまり英国オリジナルと内容が異なるのは普通でした。英国では販売されていません。当時の自分もコレを最初に買いました。66年。

 

 

 

 

みなさん、ご機嫌いかがですか?ワタシはこの2〜3日、なんだか喉が痛く、呼吸が少々しづらくダルい感じです。やっぱり風邪ですかね?まだ熱は普通で、体もそこまでキツくないんですが。

 

 むしろそれより右腕の肘が痛くて、2週間耐えて、やむなく整体院に行ってお医者さんに診てもらいました。まぁ、フツーに「おそらく腱鞘炎ですね。CTとか撮りますか?」と診断されました。CTは不要だと思い、「CTは必要なんですか?」と聞くと、「いえ、腱鞘炎以外の場合に備えてですね。」。ええ?他の原因とかもあるの?「ええ、でも稀ですが、ガンとか」。マジで??でも、可能性的には限りなく低い、というか、今のt頃の所見では腱鞘炎でイイんですよね?「ヤーマン!」とは言いませんでしたが、そういうことらしいので、痛み止めの貼り薬と飲み薬をもらい、今に至ります。まだ、半分くらい回復、ですかね。

 

 さて、そういう今日この頃な自分ですが、風邪は気合で治そうと頑張ります!

 

 で、ここではいつものように先週の木曜日、5月11日のラジオKenrocks Nite ver2 の内容を紹介させていただきます。以下にいつも通り直貼りしますので、よろしくです。これがあなたの音楽生活にとって一助、参考になれば幸いです。ラジオの方も引き続き応援よろしくお願いします。

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Kenrocks Nite ver2 <Yardbirds BBC Live > 5.11OA  2017

 

 みなさん、こんばんは。大貫です、カッチンです。連休も終わりご機嫌いかがでしょーか?麗しい?それは結構。自分らも連休中はこれ!と言って特にはなかったですが、この何十年もそういう生活スタイルですから。まして金も体力もないので、行楽とか行かずウチで大人しくしてるのが何より。糖尿でお酒もダメですからね。さみしい話はこれくらいで、今夜の大貫さんのテーマ。ヤードバーズのライブ、それもBBC LIVEが新たに追加曲など収めてまたリイシューされたので、14日がボーカルのキースレルフさんの41回忌でもあり、改めてこのイギリスの偉大なバンドを聞き返してみたいと。まずはキースレルフのインタビューからの「 For Your Love」。
M-1 Interview: Keith Relf (Live) / The Yardbirds 
54”   「Live at the BBC」 MSIG-1133/4 

 

M-2 For Your Love (Live) / The Yardbirds 
 2’19” 完  「Live at the BBC 」 MSIG-1133/4 

 

<トーク1>  受けて解説〜オープニングでキースが答えてたように、63年秋に本格始動しブルースやR&B をメインにした音楽づくりでロンドンで人気に。フランスやスウエーデンでも人気者。64年春「ファイブライブヤードバーズ」でアルバムデビュー。65年にはさらに活動の枠を広げ、シングル「フォーユアラブ」が全英1位。全米でも6位の大ヒット。そこからブルースビートバンドから飛躍。ただエリックは嫌でやめてジョン・メイオールの元に。ちなみにこの録音はギターの代わりにブライアン・オーガーのハープシコードがフィーチャーされてオリエンタルな色合いでサイケ感にじみ人気に。そのブライアン自身が、録音後に「こんな変わったサウンドの曲誰が好きになるのかね?」と呆れてたとか。さて、続いて人気曲を3曲。

M-3 Heart Full of Soul (Live) / The Yardbirds 
2’22” 完 「Live at the BBC 」 MSIG-1133/4

 

M-4 You're a Better Man Than I (Live) / The Yardbirds 
3’09” 完 「Live at the BBC 」 MSIG-1133/4

 

M-5 Evil Hearted You (Live) / The Yardbirds 
2’29” 完 「 Live at the BBC 」 MSIG-1133/4

 

<トーク2> 受けて解説〜「ハートフル〜」(ハートせつなく)と「イーブル〜」(いじわるっ娘)は65年のヒット。「ユーアー〜」は66年春の「 Shapes of The Things 」のB面。ただ、アメリカでは「I’m A Man」がA面でした。曲はマンフレッドマンのマイク・ハグによる。79年にパンクから脱却したSham69 もカバーしてる。単なるカバーでした。しかし、この65〜66年の時期が彼らに成長をもたらし、経験を積ませた。アメリカでの成功も予想外。続いてはカバーというかこの辺りが彼らの真髄でした。2曲。

M-6 I’m A Man (Live) / The Yardbirds 
2’28” 完 「 Live at the BBC 」 MSIG-1133/4

 

M-7 The Train Kept A-Rollin' (Live) / The Yardbirds 
2’40” 完 「 Live at the BBC 」 MSIG-1133/4

 

<トーク3> 受けて解説〜さっき言ったように「 I’m A Man」はアメリカでのシングル。オリジナルはもちろんBOです。続いての「トレイン〜」は多くのバンドがカバーしてる。その先陣を切ったのはヤードバーズじゃないかな。エアロスミミスとか認めてるしね。誰とは言ってないかもですが、英国のブルースロックに影響受けたこと。デュアン・オールマンもね。そもそもは諸説あるが、一般には51年のタイニー・ブラッドショーのジャンプブルースチューンがオリジン。それを56年にジョニー・バーネットが R&Rへと改作した。さて、このコーナーの最後は、このリイシューCDに追加収録された彼らの末期68年3月の音源から。もはやLZに変身しかかってます。当初は「I’m Cofused」という作品でした。アメリカのフォークシンガー、ジェイク・ホームズ67年の曲がヒントだと言われる。

M-8 Dazed and Confused (Live) / The Yardbirds 
5’52” MC残る 「 Live at the BBC 」 MSIG-1133/4 

 

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 いかがでしたか?今夜のKenrocks Nite ver2。前半大貫コーナーは今も記憶に強く残る英国ロック遺産の一つ、ヤードバーズのライブからお送りしました。まぁ、よく言われるように、ここから3人の人気ギタリストが巣立ったのは事実だし、それが彼らの人気の一端でもある。でも、そのサウンドや演奏そのものにも時代を反映したリアルさが浮き彫りにされてるのも重要な事実。今日はそういうところからバンドの変遷を曲で検証した感じです。お知らせ〜19日日曜にはおなじみGRCが渋谷のTHE ROOMです。夕方5時から11時までDJ&バンドで、いろんな曲がめちゃかかります。ないのはテクノやハウス、メタルくらい?ロックからレゲエ、ラテン、歌謡曲まで。今夜はこの辺で。大貫&カッチンでした。また来週ADIOS AMIGOS!