モッドなサウンドの要、ハモンド・オルガンの名手、JIMMY SMITH のクールでヴィヴィッドなプレイが素晴らしい!

 Jimmy Smith in a duet (titled "The Duel") with drummer Art Blakey, jamming with his trio (that includes guitarist Eddie McFadden and drummer Donald Bailey) on "Buns a Plenty" and "Plum Nellie," and interacting with guitarist Kenny Burrell, drummer Blakey, and altoist Lou Donaldson on "Billie's Bounce." Excellent bop-oriented jam sessions.(From allmusic.com)

 

 

 

 

 みなさんご機嫌いかがでしょうか?わたしはややお疲れですが、しかし、気持ちは十分に張りがあり、やっぱり連休中にDJなど地方も含め、仕事があると気分が高揚するな〜、と実感しました。
 これからもまだまだ頑張りますので、みなさん、各地からのお誘いお待ちしていますよ。仕事のご用はここのメッセージにお願いします。


 さて、またここにラジオKenrocks Nite ver2 の内容を紹介させていただきます。こないだの木曜日5.4に放送された分、 その前のMODS MAYDAY つながりというか、 MODな感じの Organ Sound に焦点当ててお送り致しました。
以下に直張りですがよろしくです。これがみなさんの音楽生活にとって一助、参考になれば幸いです。
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Kenrocks Nite ver2 < Mod Organ Special > 5.4OA 2017


 みなさんこんばんは、大貫です、カッチンです、今日もよろしくです!早いものでもう5月ですよ。先週はまだ4月だったのにね。しかも国民の休日バリバリ全開の黄金週間です。昨日、静岡でキヌさんとこでロンナイだったし、連休関係ないけど今月末も宇都宮スノーキーレコードさんでミニロンナイ。6月初旬には岐阜にも行くしね。呼ばるうちが花だから。さて、そんなゴールデンなウイークの中、皆さんいかがお過ごしですか?普通に変わりなくラジオに向かってる、それも結構なことです。無事に気兼ねなくラジオ聞いてるんだから。今夜はもうじきある日本のモッズの記念集会「 MODS MAYDAY 」を祝い、モッドなオルガンサウンドを集めて。まずは、これから。ミスター・ソウル・ジャズ、ジミー・スミスで〜
M-1 Alfredo (from "Crazy Baby") / Jimmy Smith 
 4’28”  完 「Jimmy Smith Vol. 2: Eight Classic Albums」 RGJCD-304

 

 

<トーク1> 受けて解説など〜 モッドなキーボード=オルガンといえばこのジミー・スミスがまず思い浮かぶ。実際、彼が50年台後半から60年代にかけて活躍したことが、多くのフォロワーや余波を生んだ。ハモンドB3 という当時注目のオルガンを駆使したダイナミックかつムーディーなサウンド、演奏はジャズの概念を変えただけでなく、その枠を飛び越え、一般にもアピールしてポピュラーな存在で親しまれた。特に60年代の「The Cat」は彼の名を世界中に知らしめたね。CMや効果音やあちこちで使われて耳馴染みある曲。なんで今日かけないかね?05年没。77歳。

M-2 Last Night / Georgie Fame 
 4’59” 完    「Mod Classics 1964 - 1966」 PCD-17388 

M-3 I’ll Go Crazy / Zoot's Money Big Roll Band 
 3’41” 完    「It Should've Been Me」 WSBAC-0003 

 

<トーク2> 受けて解説〜ジョージー・フェイムは50年代後期からポップシーンで人気歌手のバックメンでスタート、やがてバックバンド、ブルーフレイムスを率いて人気を集めた。オルガンだけではなくギターも弾くし、曲作り、アレンジなどこなし若くて才能豊かで顔もいい。65年1月「 Yeh Yeh 」がビートルズの「 I Feel Fine」を抜いて全英1位になり一躍人気者。ズート・マネーは61年秋にバンド結成。ジャズコンボスタイルでR&Bシーンで活動。ボーカル&オルガン。65年に本作でデビュー。悦く6年10月には名作「 Zoot live!」発売、全英23位のヒット。その後が続かないけど

M-4 I’ve Gotta Go Now / Brian Auger & The Trinity With Julie Driscoll  
 4’08” 完    「Open」  IECP-10018 

M-5 Stevie's Groove / The Spencer Davis Group 
 2’41” 完  「Eight Gigs A Week: The Steve Winwood Years」PHCR-10705/6

 

<トーク3> 受けて解説〜ブライアン・オーガーは前に少しやったように、60年代初期、ロッド・スチャートやロングジョン・ボールドリー、ジュリー・ドリスコールらととも SHOTGUN EXPRESS などで活躍。その後、自らのバンド、 TRINITY を作り、ジュリーも交えてモッドなシーンに貢献。加えてジュリー抜きでも「 DIFINITELY WHAT?」などジャズ風味の強い作品を生み出す。スペンサー・デイヴィスはスティーヴィー・ウインウッドの才能と若さが一番のポイント。16歳でデビュー。ボーカルも演奏も「天才的」と評された。これは67年のナンバーで、彼のオルガンプレイだけで十分に才能を示してます。最後にジミー・スミスの幼友達でもあったジャズソウルのパイオニアの一人、ジミー・マグリフ。彼もまたハモンド B3 の使い手。これは62年のデビューアルバム収録。しかし、彼は多作で年に2〜3枚作ってます。1960−2007まで生涯現役。08年72歳で没。

M-6 All About My Girl / Jimmy McGriff 
 2’52” 完   「Georgie Fame Heard Them Here First」  CDCHD-1458 

 

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 いかがでしたか、今夜のKenrocks nite? 前半はモッドなオルガンなど集めてお送りしました。いわゆる、 MOD JAZZ とかSoul Jazz とか言われてるタイプの純粋ジャズとは違うもの。ラウンジ系とも言えるけど、ジャズの本流からは外れてるので、その辺は評価が分かれますが、イイものはイイのよ。実際ジャズだって80年代にはフュージョンを生み出し、多くのポップスファンから人気になるんだし。ジョージ・ベンソンなんかその象徴。お知らせ〜MODS MAYDAY は再来週20日の土曜日。ちなみにその翌日、21日の日曜は The RoomでおなじみのGroovy Rock Caravanです!はい、今夜はこのへんで。お相手は大貫&カッチンでした。ではまた来週、 ADIOS AMIGOS!