●究極のロックンロール・バンド30
  UltimateRock’n ’Roll Bands

 ―あなたにとって究極のロックンロール・バンドとは?
  楽しくて、元気になって、思わずバンドがやりたくなる
  最高の30組を厳選し、詳細レヴューとフォト・ギャラリーで紹介。
  ロック・ファンの心を強くつかんだ不滅のバンドを大特集
 
 
 
 
 特にこれ!という話じゃないんですが、こないだ久しぶりにCDの解説などしたのと同じように、実に久々に雑誌の原稿を書いたので、つい、お知らせしたくなりました。
 
 雑誌は自分も皆さんもよくご存知のはずの音楽誌、「ロックング・オン」です。この雑誌は古い友人の渋谷陽一さんが発刊しているもので、自分はその創刊当時からよく知っていて、彼が出来たばかりの本をリヤカーに積んで本屋さんを回っていた頃から、というのは真っ赤な嘘ですが、リヤカーではないですが、人力で配本していたのは知っていました。その頃はまさかその後の驚異的な隆盛期が来るなんて夢にも。
 
 昨今はいうまでもないでしょうが、本が売れない、特に、専門誌、音楽誌などがまるで売れない、という状況で多くの自分がかつて関わった雑誌や本が廃刊とか、休刊とかの憂き目にあっているわけで、ロックング・オンも例外ではないでしょうが、ここまできたら死ぬまで頑張ってもらいたい、という気分です。
 
  で、そのロッキング・オンに何年ぶりかで原稿を依頼され、驚く間もなく締め切りギリギリで原稿を書き上げ、自分なりに「頑張ったかな」なんて気持ちもあるので、みなさんにお伝えして、読んでもらいたい、と思った次第です。
 
 この表紙のを見かけたら立ち読みでもチラ見でも構いませんが、とにかく一度目を通してもらえたら嬉しいです。 STONES もOASIS もここまで自分の考えをしたためた原稿は過去にありません。DR.FEELGOOD も実に久しぶりでした。では、よろしくです。