好評につき今月10月8日から新宿のシネマート新宿でさらに上映決定!このチャンスをお見逃しなく!飾りっ気なしのロンドン・パンク黎明期からのバンドのストーリーです! 

 

 

 

 ロンナイの都内での多分、リキッドでの12月の X'mas イベント以外では年内最後のはずのDJオンリーでの開催が、いよいよ日曜日、9日に迫りましたがみなさんは「アー・ユー・レディー?」

 夜の10時からダンシング・オールナイト!です。会場はおなじみ渋谷 Organbar ¥2.500 (1drink) 千客万来でお持ちしていますよ!

 

 さて、こないだ10月6日の木曜日のゴキゲン RADIO いかがでしたか?毎週のこととはいえ、みなさんの反応がとても気になります。これからの楽しいロックな時間にしたいので、ツイートなどよろしくです。メールのお便りなんかもよろしくです。rocks@interfm.jp まで。

 

 では、こないだの番組の内容などここにまた紹介させてもらいます。自分の書いた選曲、コメンタリーを直張りします。これがあなたの音楽生活の一助、参考になれば嬉しいですね。

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Kenrocks Nite  ver2  <The Damned >  10.6 OA  2016


 みなさんこんばんは、大貫です、カッチンです。今夜も会いましたね、嬉しい限りですよ。毎週こうして深夜にみなさんと音楽で交流しているなんて素晴らしいです!すでに月日も流れ、10月です。ロンナイがオルガンでありますね。 NUGGETSもasia でありますね!こう言う「現場」でみなさんと会うチャンスも多いんです。引きこもらないで出てきて話したり踊ったりしましょ!とりあえず、今夜はココでつまりインターのラジオで練習です。前半の大貫は映画も公開されたダムドの特集。なぜダムドか?それは今やらないと次がいつかわからないから。それは冗談ですが、ま、気楽にパンクリましょう。まずはコレから

M-1 New Rose / The Damned        
「Damned Damned Damned」  TECI-24405 

       

<トーク1> 曲受けて〜この曲のイントロの「 is she really Going Out With Him?」というセリフは 1964 Shangri-Las song "Leader of the Pack”へのオマージュらしい.さて、ダムドの映画「地獄に堕ちた野郎ども」を見た人どれくらいいるのかな?そんなにあちこちでやってないしね。でも、ま、印象から言うと、監督がエライ!あの「極悪レミー」を撮った変わり者、ウエス・オショースキー!そもそもダムドにそこまで興味なかったというんだからなんなんだよ?!って」ことでしょ?なのに3年以上も彼らに付きまとい「友情関係」を築いて徐々になんでも言える仲になったんだから、その執念はどこから?そんな金にもならないしね。そういう見方もできるんで、とにかくダムドのいいとこ、ダメなとこよくわかります。


M-2 Neat Neat Neat / The Damned        
  「Damned Damned Damned」  TECI-24405  

 

M-3 Love Song / The Damned        
「Machine Gun Etiquette」 VICP-75160    

     

M-4 Burglar / The Damned        
   「Machine Gun Etiquette」 VICP-75160  

 

<トーク2> 受けて解説〜そもそもダムドはピストルズ、クラッシュと並ぶ、三大オリジナル・パンク・バンド、案外知られてないのかもですが、ロンドン・パンクでは一番最初、1976年10月に、ピストルズよりも早くレコード発売し、また解散も再結成も早かった。日本では他の2バンドと比べていまひとつ存在感が薄いのが残念だが、今見ると逆にすごくおしゃれでカッコイイバンドだと思う人も多いかもね。あと、本当に文字通りのパンク。人間的にね。さ、今度は彼らの意外な一面とそれを生かした末の大ヒットを。1968年の英国で2位にランクされたバリー・ライアンのヒットのカバーというかリメイクでこれが予想外に大ヒット!パンク知らない人も買ったからね。


M-5 Eloise (Single Version)/ The Damned
   7"  UK シングル GRIM 4W  

 

<トーク3>2’00” 曲受けて解説〜コレは彼らにも冒険だね。そもそもボーカルのデイブ・ヴァニアンはメークからもわかるように、パンクというか、むしろ今でいうゴス好き。デモニッシュな感じとかね。ドラキュラとかも。で、一時はそういう傾向のバンドもやってました。84年頃、Naz Nomad and the Nightmaresなんてのをラットやジャグと。これがサイケ時代のアメリカのガレージのカバーアルバムで、みんなあの時代に郷愁めいた思いがあるのかね?ラモーンズの「アシッドイーターズ」みたいに。さて、最後はもう一度ニューローズの今度はライブ。そしてその次がダムドがカバーしたストゥージズの曲を。ダムドって運がちょいと足りないだけのマジで音楽的にも人間的にも個性豊かなバンドでした。まだやってるから過去形じゃないか。。        

M-6 1970(I feel Alright) / The Stooges    
「Fun House」   WPCR-13730  

     

       ここからKatchin’のRUMBLEへ(今週も RAMONES特集 )

 

 いかがでしたか、今夜のKenrocks Nite?ダムドって本当に不思議でユニークで面白いバンド。パンクだけどパンク以外の分野でも活躍したし。キャプテンの「ハッピートーク」とかね。なのでまだ見てないなら是非機会があれば映画見て欲しいね。ダムドってすげー!ってのとそのファンもすげー!ってのと、監督がやっぱすげー!ってのと色々見所あります。それがドキュメントつーのがスンゲー。

 ここでお知らせ。ロンナイは今月の9日の日曜日、渋谷のオルガンバーでいつものように開催。2500円。今夜はこの辺で。お相手は大貫&カッチンでした。じゃあまた来週 ADIOS AMIGOS!