エレキの若大将はシリーズを一気に盛り上げ、エレキブームの大衆化を証明しました。
これで完全に加山雄三=若大将のイメージも定着。ついで(失礼!)に星由里子=相手役のヒロイン「スミちゃん」も。


これが記念すべきシリーズ第一弾「大学の若大将」。1961年。


その翌年1962年の第2弾がコレ「銀座の若大将」。いきなりキャンパスからザギンに進出か?


「エレキ」の大成功で勢いついたシリーズの、さらに珍しい「冬」バージョンの若大将。それまでもこの後も「冬」の舞台は多分ないはず。


今年の夏の「イメージ」を先取り?したような「リオ」が舞台のシリーズ。若大将シリーズ の第12弾。「若大将シリーズ・学生編」のラスト作品。リオデジャネイロでロケーションされた。1968年7月13日公開( wikiより)


加山雄三出演の最後の作品。『若大将対青大将』(1971年)では、田沼雄一の実家である田能久の人々は登場せず、新たに大矢茂主演のニュー若大将へとバトンタッチすることになるのだ。実質上の若大将シリーズ最終作。



今夜はこれから江の島に出かけてLONDON NITEです。会場は街道沿いの「バベルの塔」みたいなビルの中のレストランラウンジ「OPPA-LA」ダイナー。ぜひお時間あれば近くの方はおいでくださいね!


さて、こないだ木曜日のラジオKenrocks Nite ver2の内容をここにまた紹介させてもらいます。こないだは、月末だったので月一の「生放送」。いつも言ってますが、ウチらは毎回生放送感覚でやってるので、逆にやり方とかはいつも通りで、違うのその時間にスタジオにいて、まさにナマで送り出してるってことくらいです。もちろん、リスナーの皆さんとの応答はナマならではのモノなんですが。
それでも、放送中なので普段のようにいただいた多数のTweetに即応できないのがツラいところではあります。では、あの時の進行台本をここに直張りします。これがみなさんの音楽生活の一助、参考になれば
幸いです。
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Kenrocks Nite ver2  イカスぜ!若大将 7.28 生OA 2016

 みなさんこんばんは!大貫です、カッチンです!7月も今週でお別れ。とは言うものの今月は天気がパッとしなかったねー。夏とは思えないお寒い夏の始まり。そろそろ本格的なピーカン真夏を期待したいね。何しろ明後日30日、土曜は江の島でロンナイだから。去年みたいな真夏な太陽族にふさわしい雰囲気でやりたいしね〜。みなさーん、土曜日は夜22時から江の島のオッパーラでお待ちしてます。その翌日は都知事選だってこともお忘れなくね!スエーデンの国家予算とほぼ同じ規模の13兆円と言う莫大な税収のある東京国のリーダーをしっかり選ぼうぜ!さて、今夜は海、湘南といえば?そう、若大将でしょ!加山雄三でしょ?ご本人も今やバンド活動も精力的だしね。今夜はその若大将の魅力の一端を聴いていきます。ではまずはこの曲から。セリフが泣かせるぜ!
T-1~12”
M-1 夜空を仰いで / 加山雄三
3’24” 完 「加山雄三ベスト40」  MUCD-1002-3



<トーク1>  受けて簡単に若大将のネタを〜「永遠」なんだからトシとか関係ないし、映画から生まれたんで、そのシリーズが昭和40年代〜50年代に大人気。(1961~1971、全17作)ライバル?は青大将(田中邦衛)。彼女は星由里子(スミちゃん)で、後半に酒井和歌子。お父さんは有島一郎扮する牛鍋屋の麻布「田の久」の店主。母親はおらず、おばあちゃん(飯田蝶子)がナイス。中でもハイライトは65年の6作目「エレキの若大将」と66年の7作目の「アルプスの若大将」。エレキブームに乗り、同時に牽引役にも。音楽は重要。ジャズからハワイアン、カントリーなど。現在は若手?ミュージシャンたちとキング・オールスターズを組んで活動中。
T-2~9”
M-2 お嫁においで / 加山雄三
 2’15” 完 「加山雄三ベスト40」  MUCD-1002-3
T-3~5”
M-3 夜空の星 / 加山雄三
2’30” 完 「加山雄三ベスト40」  MUCD-1002-3
T-4~14”
M-4 暗い波 / 加山雄三
3’16” 完 「加山雄三ベスト40」  MUCD-1002-3



<トーク2>  受けて解説〜以上3曲。2&3は「エレキの若大将」で使われて、「暗い波」は68年の「リオの若大将」(まさにこれからオリンピック)で使われた「ある日渚に」のシングルB面。見事なボサノヴァ歌謡です。こう言う曲が書けるのも加山さんの音楽の懐の深さ。そもそもペリー・コモとか好きで聴いてたらしいし。ジャズやウエスタンとかも興味あったとか。作曲も早くからしてて、弾厚作がペンネーム。関係ないけどか弾雄三さんのギターといえばモズライトが知られてるけど、アレって本物じゃなかったんだよね。まがい物でフィルモア楽器というメーカーが違法にコピーしててそこと専属契約してたらしい。もちろん、今はモズライト正規に使ってます。
T-5~14”
M-5 君といつまでも / 加山雄三
3’17” 完 「加山雄三ベスト40」  MUCD-1002-3
T-6~13”
M-6 二人だけの海 / 加山雄三
2’57” 完 「加山雄三ベスト40」  MUCD-1002-3
T-7~6”
M-7 夕日は赤く / 加山雄三
3’06” 完 「加山雄三ベスト40」  MUCD-1002-3



<トーク3>  受けて解説など〜曲へ 名曲揃い。 M-6はワイルドワンズと共演したもので67年の曲。映画の興行収入は案外意外で1位は67年の「ゴーゴー若大将」で、エレキ〜やアルプスは上位だけど TOP3外。「M-8は68年の「南太平洋の〜」挿入歌。では、この曲でコーナーはお別れ。セリフが泣けます!(笑うところではない)
T-8~25”
M-8 君のために / 加山雄三
3’46” 完 「加山雄三ベスト40」  MUCD-1002-3



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 いかがでしたか、今夜のKENROCKS NITE?前半、まさに今の時期にピッタリ、湘南といえばな加山雄三さんの若大将シリーズなど振り返りその音楽性の広さやこだわりなどご紹介しました。なお、キングオールスターズのウエノくんから聞いたところだと、加山さん大の肉好きで、バーベキューとか半端ないボリュームらしいです。だから79歳であのパワーなのか?お知らせ。明後日30日、土曜日は江の島ロンナイ。当日券のみ。22時からオールですからよろしく。
それでは今夜はこの辺で。来週は若いバンドのゲスト、3年ぶりの新作出すDROOGがスタジオに。相手は大貫&カッチンでした。また来週 ADIOS AMIGOS!