これがぼくが ウルリッヒ・ロートのことを大好き、というか、気になるミュージシャンにした作品。彼のソロワークの初期のもので一応バンドでした。ジャケットのイラストと内容が見事にハマッてました。Electric Sunというネーミングも。



カクタスのデビューアルバム。この赤いサボテンのジャケこそ彼らの名前を聞くとすぐに頭に浮かぶモノ。
OAした曲以外にも「 Let Me Swim」(オリジナル)や ブルースのスタンダードでウィリー・ディクソンのカバー「You Can't Judge a Book by the Cover」、彼ら独特の粘り気のあるブルース・ロック「No Need to Worry」など聴きもの多し。



 なんだかスッキリしないこの頃、というか、近年の気候は全然季節感とかそういう自然の四季の流れを無視するようなめちゃくちゃぶりですよね。もう4月も後半だというのに、ぐずついて肌寒いくらいの体感温度。桜も過ぎて、「花冷え」でもあるまいに。。

 と、いつもお天気のグチばかり言ってるような気がする大貫ですが、他にもグチと言うより文句、意見も言いたくなってます。何に対して?そりゃあもちろん、お政治ですよ。現政権のあまりの傍若無人ぶり、国民をないがしろにしたやりたい放題の国政。日刊ゲンダイじゃなくても文句のひとつも言いたくなるってもんです。でも、まだ、時期じゃないので今は控えます。

 で、ここはいつものようにラジオの内容など選曲やコメンタリーをここに貼付しておきます。みなさんの音楽生活の一助、参考になれば嬉しい限りです。

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Kenrocks Nite ver2 <大貫チョイスのHard Rock #1> 4.21 OA 2016

  こんばんは、大貫です、カッチンです。午後11時今夜もまたあなたとお逢いしましたね。おなじみのロック教養講座のお時間です。今夜もいろんな音楽について楽しみながら学んでいきましょう。そういえばこないだの日曜日は渋谷 ASIAのNUGGETSに来ていただきありがとうございました!多いにみんなでエンジョイ出来てサイコーでした。バンド、DJともに感謝します。さて、ベイビーメタルが全米チャートでトップ40入りなんてゆー、半世紀前の坂本九ちゃん以来というどえりゃーことになってますが、時代が変わったことの証でもあります。今やネットで世界が極端に狭くなった、つーこと。さて、今夜のお勉強のテーマはたまたまですが、HRです。大貫がこれをいじるのは滅多にない。ゴッドマサさんがいますから、普通は口を挟まないので。でも、今日はワタシなりのHRココが好き、を曲で紹介。オープニングはデビュー当初からのファン、エアロです。
T-1~25”
M-1 Back In The Saddle / Aerosmith
 4’36” 完 「ROCKS」SICP-4712


<トーク1> 曲受けて解説~エアロの76年の4thアルバム「ROCKS」から3枚目のシングル。この頃の勢いが好き。メタルって感じじゃなくハードロック。自分的にはAllmansと同じくイギリスのブルースロックとかの影響が濃いバンド。そこらへんがキッスやグラファンと違う。では、ここから怒涛の攻めで3曲いきます。カクタスは元バニラファッジのリズム隊の二人、カーマイン・アピス(D)とティム・ボガート(B)により生まれた4人組。そのサウンド、ルーツ、プレイぶりから「LZへのアメリカからの回答」なんて言われたり。この曲はブルースの古典(ブッカ・ホワイトの40年作)で57年にはモーズ・アリスンがリメイク。自分は66年のジョンメイオールの「Blues Breakers with Eric Clapton」で知ったね。そこには作者がモーズアリソンってクレジットされてた。しかし、カクタスの演奏はヤバい。エース・フレーリーのは15日に出たばかりの新作。カバー大会で( Kissの曲もある)キンクスからジミヘンまで幅広い。スラッシュ、ポール・スタンリーなど豪華ゲストも話題。そのスラッシュがいたのがガンズ。87年のデビューアルバムからイントロのリフが耳に馴染んでますのナンバー。

T-2~8”
M-2 Parchman Farm / Cactus
 3’03” 完「Cactology: The Cactus Collection」 AMCY-991


T-3~24”
M-3 White Room / Ace Frehley
 5’00” 完 「Origins Vol. 1」 VICP-65346


T-4~46”
M-4 Sweet Child O' Mine / Guns N' Roses
 5’50” 完 「Appetite For Destruction」 UICY-94334


<トーク2>  曲受けて解説~3曲まとめてお送りしました。さて、今回の大貫チョイスのHR大会はいかがでした?パープルとかメタリカとかジューダスとかはしまっときました。またやる時のために。では、個人的に大好きなギタリスト、54年生まれで自分よか3歳下。イトーさんと同じか1歳下かな?スコーピオンズのギタリストでジミヘン信奉者で有名。ソロのELECTRIC SUNがよくて79年の1STの「アースクエイク」はまさにジミに捧げられたもの。ギターの創作にも力を注ぎSky Guitarを生み出す。最初のはフレットが30もあったらしい。普通は20くらいでしょ。では2002年に発売された2枚組ライブからジミヘンのカバーでこれを時間まで。

T-5~24”
M-5 All Along The Watchtower [Live]
 5’04” 完(歓声残る)「Legends Of Rock - Live At Castle Donington」 CRCL-4810/1


  
  この後カッチンの「 RUMBLE」。ゲストがあるのかな? ~ 別紙


後枠
 いかがでしたか、今夜のkenrocksnite?大貫は珍しくハードロックでエンジョイしました。そもそもこういう音は嫌いじゃない。解説したレコードも70年代には多かったし。そもそも音楽評論家として初めて書いたレコードの解説は、アメリカのハードロック系、マウンテンの71年の「悪の華」でした。他にもジューダスの「運命の翼」とか色々書いたね。メタルと思って書いたことないけど。お知らせ~来週水曜27日恒例のビデオで見る大貫サンの Rockた体験記! CROSSROADSが渋谷オルガンバーで。夜9時半から11時過ぎまで。格安1500円也。多分ブルースとロックの密接な関係をテーマにストーンズやマディーとか見ながら楽しくたります。今夜はこの辺で。お相手は大貫&カッチン。来週は生放送。お楽しみに!ADIOS AMIGOS!