彼のプレイぶり、パフォーマンスは当時としてはかなり衝撃的でした。オルガンに馬乗りになったりナイフを鍵盤に突き立てたりしたのはあまりにも有名。



彼らのデビューアルバム。日本タイトルは「ナイスの思想」だったかな。原題の「The Thoughts of Emerlist Davjack 」の後半部分はメンバーの名前の一部を繋ぎあわせたもの。サイケでポップでクラシカルな要素に富んだいかにも67年らしい作品と言える。




 いやー、今日は冷えましたね~~~~!!!

 なんか冷えてウチから出るのもついおっくうになります。チャリでプイ~~ッとそのへんを一回りして、スーパーとかで買い物してくるのも面倒な気がして。でも、父親が高齢で歩けない(家の中くらいしか)ので、「せんべいが食べたいね~」なんて言われると、そりゃまぁ行くわけですよ。せんべいを買いに。

 すでにトップリと日は暮れて暗闇の中、街灯の灯りに映し出される道を10分くらいですかね。横綱じゃなくてオオゼキに行って、パパさんの好物の「黒豆せんべい」とか「胡麻せんべい」とかを買うんです。ついでに自分にご褒美でアンコ系お餅系なアイテムも。大福とかいう憎いヤツ。リンゴも紅玉4個パックで480円(税抜き)とか。毎日1個はリンゴ食べますから。あんまりおおぶりなのは食べきれない、つーか、飽きる。

 こういう日常を人並みに過ごしつつ、今はPCタイム。最近人気らしいルイボス・ティーを飲みながらなんやかややっております。で、今週のラジオの放送の内容などをいつものようにココに紹介です。今週は先日(3月10日)71才で亡くなったイギリスのロック偉人、音楽鉄人、キーボードの魔人、キース・エマーソンを偲び、彼の膨大な仕事の中かから、ごく一部、彼がシーンに登場して来た頃の話や音楽を聴いていただきました。みなさんの音楽生活の一助、参考になれば幸いです。では以下の通り。
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Kenrocks Nite ver2 Kieth Emerson ~Pt.1~ The Nice  3.24OA 2016

 みなさんこんばんは、大貫です、カッチンです。今夜もまた会えて嬉しい深夜前。この時間はインターFM897がお送りする「素敵でカッコよく正しい音楽」を我々二人がマジでチョイスしてお送りします。ロックでもソウルでもポップでもなんでもアリでどれもGood。さて、今夜はちょっぴり悲しくて残念なモノになります。ご存知のように先々週の10日、偉大なるキーボード奏者で英国のロックの歴史そのものと言ってもいい、キース・エマーソンが亡くなりました。まだ71才だったんですね。いろいろ言われてますが、今夜はただ彼の偉業の一部も一部ですが、デビュー当初の60年代から70年代にかけての頃を偲んでその音楽のマジカルパワーに触れたいと思います。
T-1~1”
M-1 The Thoughts Of Emerlist Davjack / The Nice
 4’11” 完 「Autumn 1967 And Spring 1968」 VJCP-98003
(一番初期のオリジナルのシングルバージョン)


<トーク1>受けてから解説~The Nice was formed in 1967 by Keith Emerson, Lee Jackson, David O'List and Ian Hague to back soul singer P. P. Arnold. After replacing Hague with Brian Davison, the group set out on their own, quickly developing a strong live following. The group's sound was centred on Emerson's Hammond organ showmanship and abuse of the instrument, and their radical rearrangements of classical music themes and Bob Dylan songs.The band achieved commercial success with an instrumental rearrangement of Leonard Bernstein's "America", following which O'List left the group.

T-2~19”
M-2 Hang on to a Dream [Single A-Side] / The Nice
 4’42” 完 「Nice」 VICP-61204 (アメリカのSSW、Tim Hardinの曲カバー)


T-3~ほぼインスト
M-3 America / The Nice
 6’03” CO 「Autumn 1967 And Spring 1968 」 VJCP-98003
  (クラシック界の巨匠Leonard Bernsteinがミュージカル「WEST SIDE STORY」のために作曲したナンバーをリメイク。彼らの唯一の全英TOP20ヒット、1968)


<トーク2>受けて解説~
T-4~インスト
M-4 Rondo '69' / The Nice
 7’54” 完 「Nice 」VICP-61204
(彼のお気に入り、JAZZのデイブ・ブルーベックの「BLUE ROND A LA TARK」をベースに独自の境地を開拓した作品)



 ここから「RUMBLE」へ

 いかがでしたか、今夜のkenrocks nite?前半の大貫パートはこの10日に亡くなった偉大なミュージシャンでアーテイスト、親日家でもあったキース・エマーソンを偲んで、その初期のNICEの時代の演奏をお送りしました。ひとくちにプログレとかでは片付けられない人だったし、そもそもがクラシックやジャズが好きという、あの時代のキーボード奏者たち、グラハム・ボンドやジョン・ロード、ブライアン・オーガーとかに共通する音楽への取り組み方やプレイぶりが印象的。来週はEL&Pか?まぁそれはともかく、もっと多くの曲や演奏を聴いてほしいのは確か。みなさんのTWEETなどご意見も大いに参考になります。ありがとうございました!お知らせです。こないだ富士市にお邪魔したばかりですが、4月2日の土曜日は北関東、宇都宮にいきDJしまーす。会場はスノーキー・レコードさんの店内。50名限定でティアドロップスの柳川くんが歌いにくるそうです。お近くの方はお誘い合わせの上よろしくです。今夜はこのへんで。お相手は大貫&カッチンでした。ではまた来週Adios Amigos!