また、ここに今週のラジオの内容などを紹介させてもらいます。


 1月21日の木曜日23時から(名古屋は翌金曜日深夜2時から)INTERFM897で放送したラジオ「Kenrocks Nite ver2」の選曲と自分が書いたメモなどをそのまま貼付します。これがあなたの音楽生活の一助、あるいは参考になれば自分としても嬉しい限りです。では、よろしくです。

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 Kenrocks Nite ver2  < 50Years TimeTunnel#1 >  1.21OA  2016

  みなさん、こんばんは。大貫です、Katchinです。1月21日夜11時回りましたね。で、毎度おなじみワタシら二人のおでましです。1月は波乱続きだとは言った(?)ものの、政治。社会からエンタメまで、ここまでいろんな話題性の大きなニュースが出てくるとはねー。ま、音楽ファンならやっぱりスマップ解散問題だよね。ちがうちがう、ボウイの突然の訃報でしょ?69才で亡くなって、よもやの話だから。なにしろ新作出たばかりだったし。ブラックスターね。10分くらいある曲でオレは最初聴いた時、キングクリムゾンのリザードかと思ったわ!重暗い悲しげな歌で。とにかく、また巨星がひとつ消えた。時代は確実に新しく流れてる。更新されてる。そんな今夜はワタクシ、いっそ半生記前、50年前のロックあるいはポピュラー音楽はどうだったのか?って思いました。パンク40周年も気になるけど、キリがいいでしょ、50年は!1966年の音楽、洋楽シーンはどういう感じなのかな?と。そのパート1です。66年のヒットチャートはこの曲から始まってました。

T-1~3”
M-1 The Sound Of Silence / Simon & Garfunkel
 3’01” 完 「Sounds Of Silence 」 SRCS-9855

※ここで使用するジャケットは基本的に当時の国内盤のもので、OAした音源とは必ずしも一致しません。

<トーク1>  曲受けて~50年前の洋楽界、基本はアメリカ中心のヒットチャートが世界を動かしていた時代。ワタシは14才、中学二年くらい?でこのへんの曲を勉強そっちのけで聴き漁っていました。とはいえ、すぐにヒットが流れるわけもなく、多少の時差もあり、番組もごくわずかなので、S盤アワー(文化放送)や「9500万人のポピュラーリクエスト」(63年から67年まで。その後はオールジャパンポップス20へ)やTBSの「今週のベストテン」とかを食い入るように聞き耳立ててね。レコードも徐々に買い集めて高校生になる頃にはLPが10枚くらい、シングルは50枚以上持ってたかな。GSとかもいれて。 さて、続いてビートルズのこの曲から

T-2~0”
M-2 We Can Work It Out(恋を抱きしめよう) / The Beatles
 2’12” 完 「THE BEATLES/1962~1966 (2) 」  TOCP-71017


T-3~11”
M-3 These Boots Are Made for Walkin’(にくい貴方 / Nancy Sinatra
 2’40” 完 「Boots」 SUNDAZE SC 6052


T-4~6”
M-4 The Ballad of the Green Berets (悲しき戦場)/ Barry Sadler軍曹
 2’26” 完 「Billboard Top Pop Hits, 1966」  R2 71936


<トーク2>  曲受けて~1月はS&Gとビートルズでおしまい。2月に64年に恋のダウンタウンのヒットをとばしたイギリスの女性人気歌手ペトゥラクラークの「my love」が2週連続。その後に「魔法lなどのヒットのルー・クリスティーの「Lightnin’ Strikes」で、最終週に今でも人気のナンシー・シナトラのデビューヒット「にくい貴方」。問題はその後のなんだか重苦しいフォークバラッドみたいな曲「悲しき戦場」。ベトナム帰還兵だった彼の歌は反戦気分の強かったあの時代でも世界中でヒットした。5週連続だから。3月は彼の月。4月の2週目にライチャスブラザースの「ソウル&インスピレーション」が2週間、それからヤングの付いてた時代のラスカルズの「Good Lovin’」が4月を締めていきます。では、ここでそのヤングラスカルズから3曲続けて1966年春の全米ナンバー1を。

T-5~0”
M-5 Good Lovin' / The Young Rascals
 2’27” 完 「The Young Rascals」 WPCR-27832


T-6~12”
M-6 Monday, Monday / The Mamas & The Papas
 3’23” 完 「The Singles」 BR music BS8125-2


T-7~14”
M-7 When A Man Loves A Woman(男が女を愛する時) /Percy Sledge
2’49” 完  「60's Premium Best」 WPCR-15390-2


<トーク3> 曲受けて~5月に入ると「夢のカリフォルニア」でスターの仲間入りを果たした男女4人組フォークロックのママス&パパスが「マンデーマンデー」で3週連続1位で、その後に大晦日にもも紹介した昨年亡くなったR&B・ソウル界の重鎮、パーシースレッジのデビューヒットが現れ歌のウマい新人だなー、って。そして6月の2週めに1位に輝いたのはビートルズと人気を二分するほどになりつつあったストーンズの「黒く塗れ!」。今日のパート1はここまで。来週は生放送で、違う企画にしますので続き、後半は来月の初めにまた!

T-8~15”
M-8 Paint It Black(黒く塗れ!) / The Rolling Stones
 3’18” 完 「The Great Billboard 500xNo1 Vol. 13」    DCD-50013



この後はKatchin'の「RUMBLE」へ 今夜はノーザンソウルじゃなくTopsyという有名な曲のいろいろらしいです。


 いかがでしたか、今夜のkenrocks Niteは?ある意味ボウイの死のおかげ、というか、ロックも生まれてらくに半生記以上の歴史になるんだ、と改めて思ったり。この自分もそのうちの50年以上もお付き合いしてるんだなって。これからも自分はロックに期待してるし、それ以上なほど、これまでの過去の遺産の素晴らしさを考えると、このまま埋れさせちゃイカン!と。自分のロック興しの中心はそういうレガシー、アーカイブをみなさんにもっともっと知らせて聴いてもらうことだなと。頑張るぞー!そこでお知らせ~そういう昔のことなど洋邦問わず自分の体験談交えてビデオとか見てオベンキョーしつつロックに浸るCROSSROADS@渋谷ORGANBAR。最終水曜の夜9時は頃からユルく11時過ぎまで。1500円で講習会です。今回は、ビートルズ、ボビー・ソロなど皮切りに、英国ブルースロックなど相変わらず60年代後半から70年代半ばのパブロックとかまで。お待ちしてます。さて、今夜もお相手は大貫&カッチンでした。来週は生放送です!ではADIOS AMIGOS!